4.4 アップグレード・アシスタントの起動

アップグレード・アシスタントは、Oracle Universal Installer (OUI)により、Fusion Middleware Oracleホームのoracle_common/upgrade/binディレクトリにインストールされます。

グラフィカル・ユーザー・インタフェースを使用してUpgrade Assistantを起動するには、Middleware製品がインストールされているOracleホームのoracle_commonディレクトリに移動します。

他のドメインのアップグレードを開始する前に、単一のドメインのスキーマのアップグレードおよびコンポーネント構成を正常に完了させることをお薦めします。

注意:

アップグレード・アシスタントは、可能なかぎり、非SYSDBAユーザーにより実行する必要があります。非SYSDBAユーザーを作成する手順は、アップグレード前チェックリストで説明します。

1. ディレクトリを、UNIXオペレーティング・システムではORACLE_HOME/oracle_common/upgrade/binに、Windowsオペレーティング・システムではORACLE_HOME\oracle_common\upgrade\binに変更します。
2. 次のコマンドを入力してアップグレード・アシスタントを起動します。

   UNIXオペレーティング・システムの場合:

   ./ua

   Windowsオペレーティング・システムの場合:

   ua.bat

   Upgrade Assistantの各画面で必要な情報を指定します。表示される画面は、選択するアップグレードのタイプによって異なります。次の項では、アップグレード・オプションおよび入力する必要がある情報を説明します。