Oracle® Fusion Middleware Oracle Fusion Middleware Infrastructureへのアップグレード 12c (12.2.1) E69933-01 |
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Oracle Databaseユーザーのみ:エディションベースの再定義を使用すると、アプリケーションの使用中にそのOracle Databaseコンポーネントをアップグレードでき、停止時間を最小化あるいは排除することができます。
エディション・ベースの再定義(EBR)に対応したスキーマをアップグレードする前に、最初にデータベース・サーバーに接続して、12c (12.2.1)のデータベース・サーバーにエディションを作成する必要があります。12.2.1の新しいエディションは、既存の11gまたは12cエディションの子である必要があります。
データベース・サーバーにエディションを作成するには、SYS (またはDBA権限のある別のOracleユーザー)としてログインし、次のコマンドを使用します。
SQL> create edition Oracle_FMW_12_2_1 as child of Oracle_FMW_11_1_1_7_0; Edition created.
前述のコードの例Oracle_FMW_11_1_1_7_0
は11.1.1.6または11.1.1.7スキーマを作成したときにRCU 11.1.1.6または11.1.1.7で指定するエディション名の例として使用します。エディションを作成する際は、実際に使用する名前を入力してください。
アップグレード手順の間、再構成ウィザードを実行して既存のドメインを再構成するよう要求されます。再構成ウィザードの実行前に、データベースのデフォルト・エディションを指定する必要があります。次のようなSQLを使用して、データベースのデフォルト・エディション名を手動で次のように設定します。
ALTER DATABASE DEFAULT EDITION = edition_name;