プライマリ・コンテンツに移動
Oracle® Fusion Middleware Oracle Fusion Middleware Infrastructureへのアップグレード
12c (12.2.1)
E69933-01
目次へ移動
目次

前
次

2.11 強化された暗号化(AES 256)の使用

Javaプラットフォームでは、暗号化、公開鍵インフラストラクチャ、認証、安全な通信、アクセス制御など、主要なセキュリティ分野に渡る一連のAPIが定義されています。これらのAPIによって、開発者はアプリケーション・コードにセキュリティ・メカニズムを簡単に統合できます。

Fusion Middleware 12cで使用されているセキュリティ・アルゴリズムには、JDK用の追加のポリシー・ファイルが必要になるものがあります。強化された暗号化(AES 256など)を使用する予定がある場合は、アップグレードの前に、これらのポリシー・ファイルをJDKに適用することをお薦めします。詳細は、次を参照してください。

Java暗号化アーキテクチャのOracleプロバイダ・ドキュメント

アップグレードの開始前に、これらのポリシー・ファイルをJDKに適用していないと、アップグレードに失敗することがあります。その場合は、アップグレード前環境全体をリストアして、アップグレードを最初からやり直す必要があります。