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Oracle® Fusion Middleware Oracle Fusion Middleware Infrastructureへのアップグレード
12c (12.2.1)
E69933-01
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3.12.1 タスク1: 再構成ウィザードの起動

次の手順を実行して、再構成ウィザードをグラフィカル・モードで起動します。

  1. ドメインが存在するシステムにログインします。
  2. コマンド・シェル(UNIXオペレーティング・システムの場合)またはコマンド・プロンプト・ウィンドウ(Windowsオペレーティング・システムの場合)を開きます。
  3. エディション・ベースのデータベース・ユーザーのみ: スキーマがEBRデータベースを使用して構成されている場合、再構成ウィザードを実行する前に、手動でデフォルトのエディション名を設定する必要があります。

    次のSQLコマンドを実行して、デフォルト・エディションを設定します。

    ALTER DATABASE DEFAULT EDITION = edition_name;
    

    ここで、edition_nameは、デフォルトのデータベース・エディション名の名前です。

  4. 次のディレクトリに移動します。

    (UNIX) ORACLE_HOME/oracle_common/common/bin

    (Windows) ORACLE_HOME\oracle_common\common\bin

    ORACLE_HOMEはOracleホーム・ディレクトリです。

  5. 次のコマンドを実行します。
    (UNIX) ./reconfig.sh -log=log_file
    (Windows) reconfig.cmd -log=log_file
    

    log_fileは、ドメイン再構成セッション用に作成するログ・ファイルの絶対パスに置き換えます。これは、再構成処理をトラブルシューティングする必要がある場合に役立つことがあります。

    注意:

    reconfig.cmdまたはreconfig.shコマンドを実行すると、デフォルトのキャッシュ・ディレクトリが無効であることを示す次のエラー・メッセージが表示される場合があります。

    *sys-package-mgr*: can't create package cache dir
    

    環境変数CONFIG_JVM_ARGSを設定することでキャッシュ・ディレクトリを変更できます。例:

    CONFIG_JVM_ARGS=-Dpython.cachedir=valid_directory