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Oracle® Fusion Middleware Oracle Fusion Middleware Infrastructureへのアップグレード
12c (12.2.1)
E69933-01
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3.12.2 タスク2: ドメインの再構成

再構成ウィザードには、表3-3に示すような一連の画面が表示されます。

選択するオプションによっては、表3-3に示されているすべての画面が表示されない場合もあります。一部の拡張構成では、追加の画面が表示されます。拡張構成の詳細は、オンライン・ヘルプを参照してください。

『Oracle WebLogic Serverのアップグレード』のWebLogicドメインの再構成に関する項に記載されている、完全な再構成プロセスを確認します。


表3-3 再構成ウィザードの画面

画面 説明および必要なアクション

ドメインの選択

既存の11gドメイン・ディレクトリの絶対パスを入力するか、「参照」をクリックしてドメイン・ディレクトリを選択します。

再構成セットアップの進行状況

再構成テンプレートのアプリケーションの進行状況を表示します。

ドメイン・モードおよびJDK

ドメイン・モードは変更できません。

ドメインで使用するJDKを選択するか、「参照」をクリックして使用するJDKに移動します。

Oracle Fusion Middleware 12cにはJava SE 7が必要であることに注意してください。詳細は、『Oracle Fusion Middlewareのインストールのプランニング』の動作保証とシステム要件の検証に関する項を参照してください。

JDBCデータ・ソース

この画面は、11gでデータベースベースのOPSSセキュリティ・ストアまたは監査データ・ストア用にカスタム・データ・ソースを作成していた場合に表示されます。

この画面では、ドメイン・ソースに定義されているJDBCデータ・ソースを確認します。

このページのフィールドの詳細は、「ヘルプ」をクリックするか、『Oracle WebLogic Serverのアップグレード』のJDBCデータ・ソースに関する項を参照してください。

JDBCデータ・ソース・テスト

「JDBCデータ・ソース」画面で構成したデータ・ソース接続をテストします。

このページのフィールドの詳細は、「ヘルプ」をクリックするか、『Oracle WebLogic Serverのアップグレード』のJDBCデータ・ソースのテストに関する項を参照してください。

データベース構成タイプ

前の画面でデータ・ソース接続の詳細を指定した場合は、データベース接続の詳細が自動的に入力されます。

この画面で情報が入力されない場合は、「RCUデータ」を選択してデータベース資格証明を指定して、ドメインに含まれているすべての12.1.2スキーマのスキーマ情報を取得します。このオプションを選択すると、この画面のフィールドがアクティブになります。Repository Creation Utility (RCU)のSTBコンポーネントに指定した接続情報を使用して、各フィールドに入力します。

接続情報を入力した後、「RCU構成の取得」をクリックしてスキーマ情報を取得します。

詳細は、「ヘルプ」をクリックするか、『Oracle WebLogic Serverのアップグレード』のデータベース構成タイプに関する項を参照してください。

JDBCコンポーネント・スキーマ

デフォルトでは、前の画面で「RCUデータの取得」を選択し、すべてのスキーマの所有者が同じ場合、スキーマ情報が表示されます。

画面に表示されたスキーマのデータ・ソース設定を変更する場合は、各スキーマ名の横のチェック・ボックスを選択します。画面の上部のフィールドで変更を行うと、下部で選択しているスキーマが更新されます。変更するスキーマのみを選択してください。

注意:

  • 11gスキーマの詳細を指定する必要があります。

  • このページのフィールドの詳細は、「ヘルプ」をクリックするか、『Oracle WebLogic Serverのアップグレード』のJDBCコンポーネント・スキーマに関する項を参照してください。

JDBCコンポーネント・スキーマ・テスト

前の画面でデータ・ソースに指定した構成をテストします。テストするスキーマ名の横のチェック・ボックスを選択し、「選択された接続のテスト(T)」をクリックします。

テストの結果は、「ステータス」列に表示されます。すべてのスキーマでテストに成功した場合、「次へ」をクリックします。

ノード・マネージャ

この画面は、再構成するドメインで、ドメインごとのデフォルトの場所のノード・マネージャが使用されている場合にのみ表示されます。

「既存の構成を移行」を選択して、ドメインごとのデフォルトの場所の場所を指定します。

「Oracle推奨デフォルトの適用」を有効にします。

「ノード・マネージャ資格証明」を指定します。これは、ノード・マネージャを管理するために作成される、新しい「ユーザー」です。ノード・マネージャにより処理されるコンポーネントには、起動時にパスワードが要求されます(OHSを含む)。

注意: ドメインをアップグレードしてホストごとのノード・マネージャ構成からドメインごとのノード・マネージャ構成に変更する際に、カスタム・スクリプトを使用してWebLogic Server環境を起動および停止する場合、手動でスクリプトを更新してノード・マネージャ・ホームの場所を新しいドメインベースの場所に変更する必要があります。

ノード・マネージャの構成の詳細は、『Oracle WebLogic Serverノード・マネージャの管理』のデフォルトのノード・マネージャの構成に関する項を参照してください。

拡張構成

詳細構成を行うすべてのカテゴリ(存在する場合)を選択します。選択したカテゴリごとに、詳細構成を行うことができる適切な構成画面が表示されます。この画面で項目を選択しない場合は、「構成のサマリ」画面が次に表示されます。

次に表示される画面は、選択するカテゴリに応じて異なります。各画面の詳細は、オンライン・ヘルプを参照してください。

注意: ノード・マネージャが使用可能な場合に選択しないときは、『Oracle WebLogic Serverのアップグレード』のノード・マネージャ構成の実行に関する項の説明に従って、ノード・マネージャを手動で構成する必要があります。

ノード・マネージャの詳細オプションは、ホストごとのノード・マネージャ構成を使用中のドメインを再構成する場合にのみ使用できます。ドメインごとのノード・マネージャ構成に切り替えることも、すでに存在する既存のノード・マネージャの使用を続行することも可能です。

構成のサマリー

続行する前にドメインの詳細な構成設定を確認します。「表示」ドロップダウン・リストからフィルタ・オプションを選択することで、右端のパネルに表示されるアイテムを限定できます。

構成を変更する必要がある場合は、「戻る」をクリックして適切な画面に戻ります。

「再構成」をクリックしてドメインを再構成するか、構成を変更する場合は「戻る」をクリックします。

再構成の進行状況

再構成の進行状況を確認します。処理が完了したら「次へ」をクリックします。

再構成に成功しました

再構成処理の最終的なステータスを確認します。「終了(F)」をクリックして再構成ウィザードを終了します。