Oracle® Fusion Middleware Oracle Fusion Middleware Infrastructureへのアップグレード 12c (12.2.1) E69933-01 |
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この画面には、現在のアップグレード・プロセスの状況と、アップグレードが成功した後のコンポーネントの予測ターゲット・バージョンが表示されます。
進捗バーはアップグレードの残り時間を示す尺度ではないことに注意してください。進捗バーは、アップグレードされている各コンポーネントの完了したアップグレード・ステップを示す、変動するグラフ表示です。進捗バーが一定のペースで変動しない場合もあります。進捗バーの特定の部分が非常に速く変動することがあります。また、長い時間がかかるデータベース操作を実行している別のコンポーネントでは、非常に遅く変動したり、フリーズしたように見えることもあります。これは、アップグレードの進行状況が止まっていることを意味するのではなく、単に長い時間がかかる操作が実行されていることを示しているだけです。(特にスキーマ・アップグレードの間は)様々なアップグレード操作が異なるペースで実行されます。
注意: アップグレード・アシスタントにはアップグレードを実行するための十分な時間を与えてください。やむを得ない場合を除き、アップグレード操作は取り消さないでください。これを行うと、環境が不安定になる可能性があります。
各コンポーネントのアップグレードのステータスは、コンポーネント名の隣に表示される次のメッセージのいずれかで示されます。次の表で、各ステータス・メッセージを説明します。
ステータス | 説明 |
---|---|
進行中 |
Upgrade Assistantがコンポーネントのアップグレード項目をアップグレードしています。 |
保留中 |
コンポーネントは、Upgrade Assistantが先行するコンポーネントを終了してからアップグレードされます。 |
アップグレード不要 |
コンポーネントは以前にUpgrade Assistantでアップグレードされているか、コンポーネントはインストールされたばかりで、すでに最新バージョンになっています。このコンポーネントではアクションは実行されません。 |
スキップ済 |
コンポーネントは、ステータスが「失敗」の別のコンポーネントに依存しています。ステータスが「スキップ済」のコンポーネントに対するアップグレードは試行されません。 |
失敗 |
アップグレード項目が欠落しているか、アップグレード基準を満たしていません。コンポーネントをアップグレードできません。「ログの表示」をクリックすると、エラーのトラブルシューティングを行えます。 |
成功 |
アップグレード項目は正常にアップグレードされました。 |
正しくアップグレードされていないコンポーネントがある場合は、Upgrade Assistantのログ・ファイルで情報を確認します。