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Oracle® Fusion Middleware Oracle Fusion Middleware Infrastructureへのアップグレード
12c (12.2.1)
E69933-01
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3.11.16 調査

Upgrade Assistantは、アップグレード・プロセスを開始する前に各コンポーネントを調査し、最低基準を満たしていることを確認します。

この画面には、各コンポーネントを調査し、コンポーネントのアップグレード準備が整っていることを検証するUpgrade Assistantのステータスが表示されます。

Upgrade Assistantは、アップグレード・プロセスを開始する前に各コンポーネントを調査し、最低基準を満たしていることを確認します。

この画面には、スキーマのスキーマ・ソース・バージョンが表示されます(情報がスキーマ・バージョン・レジストリ表にリストされている場合)。スキーマがRCUを使用して作成されたものではない場合、またはソース・バージョンが見つからない場合、ソース・バージョンは「使用不可」と表示されます。

注意:

調査フェーズで検出されたエラーは修正可能で、アップグレード・アシスタントを再起動できます。ただし、アップグレード・フェーズが開始されてからは、アップグレード前の環境をバックアップからリストアし、アップグレード・アシスタントをもう一度開始する必要があります。

コンポーネントの「ステータス」インジケータの説明は、次の表にあります。


ステータス 説明

進行中

Upgrade Assistantがコンポーネントのアップグレード項目を調査しています。

保留中

コンポーネントは、Upgrade Assistantが前のコンポーネントの処理を終了した後で調査されます。

失敗

アップグレード項目が欠落しているか、アップグレード基準を満たしていません。アップグレード・アシスタントは、問題が解決されるまでコンポーネントをアップグレードできません。「ログの表示」をクリックしてエラーのトラブルシューティングを行い、アップグレード・アシスタントを再起動します。

成功

アップグレード項目が検出され、アップグレードに対して有効です。


調査プロセスを取り消してもスキーマまたは構成データに影響はありませんが、将来のアップグレード・セッションでは、Upgrade Assistantが収集した情報を再収集する必要があります。