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Oracle® Fusion Middleware Opatchによるパッチ適用
12c (12.2.1)
E69916-02
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2.2.3.2 applyコマンドを使用した複数のホストへのパッチ適用

パッチを複数のホストに適用するには、opatchauto applyコマンドを使用します。これは、opatchauto apply -analyzeと同じコマンドですが、パッチを適用する準備が整っているときに-analyze引数を削除する点が異なります。

このトピックでは、複数のホスト上のOracle Fusion Middleware環境にパッチを適用するためにopatchauto applyコマンドを使用する例を示します。

この例では、次の内容が想定されています。

  • ダウンロードしたパッチは、My Oracle Supportでのパッチ番号の名前が付けられたディレクトリに保存されます。この場合、パッチ番号は15941858です。

  • ORACLE_HOME/OPatchディレクトリからOPatchAutoコマンドを実行し、コマンドへの引数としてパッチの場所(PATCH_HOME)を含めます。

注意:

opatchauto applyコマンドを実行する場合、コマンド出力内のセッションID (EKZRなど)をメモしてください。これにより、パッチを後でロールバックすることを決定した場合、ロールバック・プロセスが容易になります。

opatchauto apply PATCH_HOME -topology fmwcomposer_topology_file -wallet wallet_location -walletPassword password_ifneeded 

次に例を示します。

opatchauto apply /home/oracle/patches/15941858 -topology /tmp/topology.xml -wallet /tmp/samplewallet -walletPassword password