必要なパッチを取得した後、opatchauto apply —analyzeコマンドを使用して前提条件を検証し、opatchauto apply —topologyを使用して複数のホストにパッチを適用します。必要な場合、opatchauto rollbackを使用してパッチ適用をロールバックできます。
注意:
複数のホストにパッチを適用する前に、Fusion Middlewareコンポーザを使用してトポロジ・ファイルが作成されていることを確認してください。このファイルは、OPatchAutoを実行するときにコマンドラインで-topologyオプションを使用して指定する必要があります。OPatchAutoでは、このファイルを使用して、パッチを適用する構成を識別するための情報が環境から取得されます。トポロジ・ファイルの作成方法の例は、「Fusion Middlewareコンポーザを使用したトポロジの構築」を参照してください。
OPatchAutoを使用した複数ホスト環境へのパッチ適用には、次のタスクが含まれます。
opatchauto apply —analyzeコマンドを使用して前提条件を確認します。複数ホストへのパッチ適用の場合、-topology引数を使用してFusion Middlewareコンポーザ・トポロジ・ファイルを提供する必要があります。opatchauto applyコマンドを使用します。これは、opatchauto apply -analyzeと同じコマンドですが、パッチを適用する準備が整っているときに-analyze引数を削除する点が異なります。opatchauto rollbackコマンドを使用してパッチ適用をロールバックします。これは、opatchauto rollback –analyzeと同じコマンドですが、パッチをロールバックする準備が整っているときに-analyze引数を削除する点が異なります。