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Oracle® Fusion Middleware Oracle HTTP Serverのインストールと構成
12c (12.2.1)
E69937-01
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A Oracle HTTP Serverのディレクトリ構造の理解

この付録では、Oracle HTTP Serverインストールおよびドメイン構成の終了時にシステムに作成されるディレクトリ構造について説明しています。

この付録の内容は次のとおりです。

A.1 WebLogic ServerドメインにおけるOracle HTTP Serverディレクトリ構造の理解

図A-1では、WebLogic ServerドメインにOracle HTTP Serverをインストールおよびドメイン構成を完了した後の、基本的なディレクトリ構造の例を示しています。この図には重要なディレクトリのみが示されていることに、留意してください。他にもディレクトリおよびファイルが作成されています。

この例には、『Oracle Fusion Middleware Oracle Fusion Middlewareのインストールのプランニング』の推奨されるディレクトリ構造の理解に関する項に記載されているように、推奨されるディレクトリ構造が示されています。これらのディレクトリをシステムで作成するように選択した場所に応じて、ディレクトリ構造が若干異なる場合があります。

図A-1 WebLogic ServerドメインにおけるOracle HTTP Serverディレクトリ構造の例

「図A-1 WebLogic ServerドメインにおけるOracle HTTP Serverディレクトリ構造の例」の説明が続きます
「図A-1 WebLogic ServerドメインにおけるOracle HTTP Serverディレクトリ構造の例」の説明

表A-1では、このようなディレクトリをさらに詳しく説明しています。


表A-1 WebLogic ServerドメインにおけるOracle HTTP Serverのディレクトリの説明

ディレクトリまたはファイル 説明

cfgtoollogs

このディレクトリには、インストールおよび構成トランザクションのログ・ファイルが含まれます。

coherence

このディレクトリには、Coherence製品ファイルが含まれます。

install

このディレクトリには、インストール関連のファイルとスクリプトが格納されます。

inventory

このディレクトリには、Oracleホーム・ディレクトリにインストールされたコンポーネント、機能セットおよびパッチに関する情報が含まれます。

ohs

このディレクトリには、Oracle HTTP Serverバイナリが含まれます。

OPatch

このディレクトリには、OPatchおよびサポートされるファイルが含まれます。OPatchは、Oracle Fusion Middlewareソフトウェアへのパッチの適用に使用するツールです。

oracle_common

このディレクトリには、Oracle Enterprise Manager Fusion Middleware Control、Java Required Files (JRF)およびOracle HTTP Serverに必要なバイナリ・ファイルとライブラリ・ファイルが含まれます。

orainst.loc

Oracleインベントリの場所や、このインベントリを作成したユーザーのグループIDも含むテキスト・ファイル。

oui

このディレクトリには、Oracle Universal Installerによって使用されるファイル(アンインストール・プログラムを含む)が含まれます。製品をインストールした後にOracle Universal Installerを再実行する必要がある場合は、このディレクトリから実行してください。

webgate

このディレクトリには、Oracle Access Manager (OAM)のOracle HTTP Server Webgateのバイナリが含まれます。

wlserver

このディレクトリには、管理機能に使用されるWebLogic Serverバイナリの一部が少し含まれています。

このディレクトリは、WebLogicホーム・ディレクトリまたはWL_HOMEとも呼ばれます。

domain-registry.xml

このレジストリ・ファイルにはWebLogic Serverインストールに現在登録されているすべてのドメインの場所が含まれています。新しいドメインを追加する場合、このファイルに登録されます。


A.2 スタンドアロン・ドメインにおけるOracle HTTP Serverディレクトリ構造の理解

図A-2では、スタンドアロン・ドメインにOracle HTTP Serverをインストールおよびドメイン構成を完了した後の、基本的なディレクトリ構造の例を示しています。この図には重要なディレクトリのみが示されていることに、留意してください。他にもディレクトリおよびファイルが作成されています。

この例には、『Oracle Fusion Middleware Oracle Fusion Middlewareのインストールのプランニング』の推奨されるディレクトリ構造の理解に関する項に記載されているように、推奨されるディレクトリ構造が示されています。これらのディレクトリをシステムで作成するように選択した場所に応じて、ディレクトリ構造が若干異なる場合があります。

図A-2 スタンドアロン・ドメインにおけるOracle HTTP Serverディレクトリ構造の例

「図A-2 スタンドアロン・ドメインにおけるOracle HTTP Serverディレクトリ構造の例」の説明が続きます
「図A-2 スタンドアロン・ドメインにおけるOracle HTTP Serverディレクトリ構造の例」の説明

表A-2では、このようなディレクトリをさらに詳しく説明しています。


表A-2 スタンドアロン・ドメインにおけるOracle HTTP Serverのディレクトリの説明

ディレクトリまたはファイル 説明

cfgtoollogs

このディレクトリには、インストールおよび構成トランザクションのログ・ファイルが含まれます。

install

このディレクトリには、インストール関連のファイルとスクリプトが格納されます。

inventory

このディレクトリには、Oracleホーム・ディレクトリにインストールされたコンポーネント、機能セットおよびパッチに関する情報が含まれます。

ohs

このディレクトリには、Oracle HTTP Serverバイナリが含まれます。

OPatch

このディレクトリには、OPatchおよびサポートされるファイルが含まれます。OPatchは、Oracle Fusion Middlewareソフトウェアへのパッチの適用に使用するツールです。

oracle_common

このディレクトリには、Oracle HTTP ServerおよびWebGateに必要なバイナリ・ファイルとライブラリ・ファイルが含まれます。

orainst.loc

Oracleインベントリの場所や、このインベントリを作成したユーザーのグループIDも含むテキスト・ファイル。

webgate

このディレクトリには、Oracle Access Manager (OAM)のOracle HTTP Server Webgateのバイナリが含まれます。

oui

このディレクトリには、Oracle Universal Installerによって使用されるファイル(アンインストール・プログラムを含む)が含まれます。製品をインストールした後にOracle Universal Installerを再実行する必要がある場合は、このディレクトリから実行してください。

wlserver

このディレクトリには、WebLogic Server製品ファイルが含まれます。

このディレクトリは、WebLogicホーム・ディレクトリまたはWL_HOMEとも呼ばれます。

domain-registry.xml

このレジストリ・ファイルにはWebLogic Serverインストールに現在登録されているすべてのドメインの場所が含まれています。新しいドメインを追加する場合、このファイルに登録されます。