ヘッダーをスキップ
Oracle® Fusion Middleware Oracle Stream Explorerの管理
12cリリース(12.2.1)
E72512-01
  目次へ移動
目次

前
次
 

B.4.3 デプロイメント・コマンド

表B-3は、デプロイヤ・ユーティリティで使用できるデプロイメント・コマンドを示しています。

表B-3 デプロイメント・コマンド

コマンド 説明
-encrypt

ユーザー名とパスワードを暗号化し、出力ファイルに書き込みます。

-encryptoutfile encryptoutfile

encryptoutfileを使用して、暗号化されたユーザー名とパスワードを書き込むことを指定します。

-group groupname

デプロイ・コマンド(install、uninstall、update、suspendまたはresume)をターゲット・グループ(具体的には、そのグループ内の一連の実行中サーバー)に適用することを指定します。

ドメイン・グループを指定するには、次のようにキーワードallを使用します:

-group all

カスタム・グループを指定するには、単純にグループの名前を指定します:

-group my_group

注意: サーバーがマルチサーバー・ドメインの一部である場合(つまり、クラスタリングが有効な場合)、グループに対してのみデプロイできます。サーバーがスタンドアロン・サーバー・ドメインの一部の場合(つまり、クラスタリングが無効の場合)は、グループにはデプロイできません。詳細は、「マルチサーバー・ドメインについて」を参照してください。

-help

コマンド構文および引数について説明するメッセージを出力します。

-install bundle

指定したOracle Stream Explorerインスタンスに、指定したOSGiバンドルをインストールします。

bundleパラメータは、Deployerユーティリティを実行するコンピュータのローカルにあるファイル名を指定します。

バンドルが置かれている場所が、デプロイヤ・ユーティリティを実行しているディレクトリに対して相対的なディレクトリではない場合、バンドルのフル・パス名を必ず指定してください。

特に、Oracle Stream Explorerでは次の処理が行われます。

  • 指定したバンドルがドメイン・ディレクトリにコピーされます。

  • バンドルのMETA-INF/wlevsディレクトリにおいてコンポーネント構成ファイルが検索され、ドメイン・ディレクトリに抽出されます。

  • 内部デプロイメント・レジストリが更新されます。

  • アプリケーションが開始されます。受信アダプタはただちにデータを受信し始めます。

-resume name

指定したOracle Stream Explorerインスタンス上で一時停止されたOSGIバンドルを再開し、構成されたアダプタが再びただちに着信データを受信し始めます。

nameパラメータは、停止するOSGiバンドルのシンボリック名です。シンボリック名は、バンドルのMANIFEST.MFファイルに含まれるBundle-SymbolicNameヘッダーの値です。

Bundle-SymbolicName: myApp
-status name

現在のインストール済OSGiバンドルに関するステータス情報を返します。

nameパラメータは、ステータス情報を取得するOSGiバンドルのシンボリック名です。シンボリック名は、バンドルのMANIFEST.MFファイルに含まれるBundle-SymbolicNameヘッダーの値です。

Bundle-SymbolicName: myApp
-suspend name

指定したOracle Stream Explorerインスタンスにインストール済で現在実行中のOSGIバンドルを一時停止します。

nameパラメータは、開始するOSGiバンドルのシンボリック名です。シンボリック名は、バンドルのMANIFEST.MFファイルに含まれるBundle-SymbolicNameヘッダーの値です。

Bundle-SymbolicName: myApp
-uninstall name

指定したOracle Stream Explorerインスタンスから既存のバンドルを削除します。

nameパラメータは、削除するOSGiバンドルのシンボリック名です。シンボリック名は、バンドルのMANIFEST.MFファイルに含まれるBundle-SymbolicNameヘッダーの値です。

Bundle-SymbolicName: myApp

特に、Oracle Stream Explorerでは次の処理が行われます。

  • 指定したOSGiバンドルがドメイン・ディレクトリから削除されます。

  • 内部デプロイメント・レジストリからバンドルが削除されます。

-update bundle

既存のOSGiバンドルを新しいアプリケーション・コードで更新します。

bundleパラメータは、Deployerユーティリティを実行するコンピュータのローカルにあるファイル名を指定します。

バンドルが置かれている場所が、デプロイヤ・ユーティリティを実行しているディレクトリに対して相対的なディレクトリではない場合、バンドルのフル・パス名を必ず指定してください。

特に、Oracle Stream Explorerでは次の処理が行われます。

  • 更新したバンドルがドメイン・ディレクトリにコピーされます。

  • 更新したバンドルのMETA-INF/wlevsディレクトリにおいて更新したコンポーネント構成ファイルが検索され、ドメイン・ディレクトリに抽出されます。

  • 更新した情報で内部デプロイメント・レジストリが更新されます。

-userconfigfile userconfigfile

userconfigfile (security-config.xml)を使用して、暗号化されたユーザー名とパスワードをファイルから取得することを指定します。

-userkeyfile userkeyfile

userkeyfile (.msainternal.dat)を使用して、ユーザーconfigファイルのパスワードを暗号化するために使用する暗号化キーを取得することを指定します。