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Oracle® Fusion Middleware Oracle WebCenter Contentリリース・ノート
12c (12.2.1)
E69960-02
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2 Oracle WebCenter Contentのインストール、構成およびアップグレード

この章では、Oracle WebCenter Contentに関連するインストールおよび構成の問題について説明します。次のトピックが含まれます:

Oracle WebCenter Contentのインストールおよび構成の詳細は、Oracle WebCenter Contentのインストールと構成を参照してください。

2.1 Oracle WebCenter ContentへのOracle Enterprise Content Management Suiteの再ブランド化

Oracle Enterprise Content Management Suiteは、Oracle Fusion Middleware 11g (11.1.1.6.0)ではOracle WebCenter Contentに再ブランド化されています。Oracle WebCenter ContentがOracle WebCenter製品スタックの一部となり、最も完全に統合されたエンタープライズ・コンテンツ管理のオープン・プラットフォームを提供します。

それに応じて、ほとんどのOracle WebCenter Content製品のソフトウェアおよびドキュメントも再ブランド化されました。表2-0に、新旧の名前を示します。

表2-1 Oracle Enterprise Content Management Suiteから再ブランド化されたOracle WebCenter Contentの名前

新しい名前 新しい短縮名 以前の名前 以前の短縮名

Oracle WebCenter Content

なし

Oracle Enterprise Content Management Suite

Oracle ECM

Oracle WebCenter Content

WebCenter Content

Oracle Universal Content Management

Oracle UCM

Oracle WebCenter Content Server

Content Server

Oracle Content Server

Content Server

Oracle WebCenter Content: Inbound Refinery

Inbound Refinery

Oracle Inbound Refinery

Oracle IBR

Oracle WebCenter Content: Records

Records

Oracle Universal Records Management

Oracle URM

Oracle WebCenter Content: Desktop

Desktop

Oracle UCM Desktop Integration Suite

Oracle DIS


次の名前は変更されないままです。

  • Oracle UCM Site StudioまたはOracle Site Studio (Site Studio)

  • Oracle Universal Records Managementアダプタ

  • Oracle Forms Recognition

2.2 Oracle WebCenter CaptureのOracle WebCenter Enterprise Captureへの再ブランド化

Oracle WebCenter Captureは、Oracle Fusion Middleware 11g (11.1.1.9.0)ではOracle WebCenter Enterprise Captureに再ブランド化されています。Captureも、製品名の略称としてまだ使用されます。

2.3 Oracle WebCenter Contentのアップグレード

この項では、アップグレードの問題および回避策について説明します。次のトピックが含まれます:

2.3.1 パッチが適用されていないPS5バージョンのアップグレードの制限事項

PS5インスタンスがあり、アプリケーション名の変更に関するOracle Bug#13723409のパッチを適用しておらず、アプリケーション名の変更を反映させたサーバーを構成していない場合、アップグレード前の構成条件を満たしておらず、CSスキーマが検出されないため、アップグレードを試行しないでください。

このようなPS5インスタンスのアップグレードの場合、回避策はサーバーを適切に構成することです。

  • Oracle Universal Content Management - Content Serverへのアプリケーション名の変更に関するOracle Bug#13723409を含むパッチをインストールします。

  • 既存のドメインにCSアプリケーションを再デプロイし、パッチのインストールを確認します。ドメインに既存のCSアプリケーションがなかった場合、新規アプリケーション名を使用して新規CSアプリケーションが作成されます。これによってCSスキーマが必ず検出されます。

2.3.2 インストールとアップグレードでのCSスキーマの違い

PS6 WebCenter Contentを12.2.1にアップグレードした場合、アップグレードを正常に実行した後、表のスキーマ比較にエラーが認められました。

回避策: DATA_LENGTHを使用するかわりにCHAR_LENGTHを使用します。

CHAR_LENGTHでは、列に含まれる文字の最大数に関する情報が提供されます。

2.4 ドキュメントの訂正箇所

この時点で既知の問題はありません。