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Oracle® Fusion Middleware Oracle Site Studio Contributorの使用
12c (12.2.1)
E70068-01
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4 テキストの操作

Oracle Site Studio Contributorエディタには、ほとんどのワードプロセッサ・プログラムにあるような、一般的に使用される編集オプションおよび書式設定オプションがいくつか用意されています。

Contributorでの作業中は、ほとんどの時間をテキストの追加および編集に費やします。Contributorエディタには、ほとんどのワードプロセッサ・プログラムにあるような、一般的に使用される編集オプションおよび書式設定オプションがいくつか用意されています(切取り、コピー、貼付け、フォントとテキスト・サイズの変更、テキストの色の変更、テキストの位置合せなど)。サイト設計者は、Contributorエディタでどの書式設定オプションを使用可能にするかを管理します。

この項の内容は次のとおりです。

4.1 テキストの書式設定

太字や下線など標準のフォーマット・オプションを使用して、テキストの外観を変更できます。

テキストをフォーマットするには、次のタスクを完了します。

  1. フォーマットするテキストをハイライトします。

  2. 編集ツールバーで、選択したテキストに適用するフォーマット・オプションを選択します。次の表に挙げたすべてのフォーマット・オプションが使用できるわけではありません。サイト設計者がエディタでどのフォーマット・オプションを有効にしているかによって異なります。

ツールバー・オプション 説明
「フォーマットの削除」アイコン
ハイライトされたテキストからすべての書式設定を削除します。
書式設定アイコン(太字、斜体、下線、取消線)
ハイライトされたテキストに太字、イタリック、下線または取消線のフォーマットを適用します。
「上付き文字」および「下付き文字」アイコン
上付き文字または下付き文字書式を、ハイライトされたテキストに適用します。
引用アイコン
引用を示すためにテキストのブロックを書式設定します(他のソースからのテキスト)。
スタイル CSS書式スタイルを選択したテキストに適用します。使用できるスタイルのリストは、サイト設計者によって定義されます。適用されているスタイルを削除するには、スタイル名を再度選択します。
フォーマット HTML書式タグを選択したテキストに適用します(<H1>など)。使用できる書式のリストは、サイト設計者によって定義されます。
フォント フォントを選択したテキストに適用します。
サイズ フォント・サイズを選択したテキストに適用します。
「テキストの色」アイコン
テキストの色を変更します。
テキストの背景アイコン
テキストの背景(ハイライト)の色を変更します。

4.2 テキストへのCSSスタイルの適用

Webページのテキスト(またはグラフィック)の書式を設定する方法は2つあります。書式設定の属性(太字、斜体、フォントの色など)を手動で適用するか、編集ツールバーのスタイル・メニューを使用してカスケード・スタイルシート(CSS)からスタイルを適用できます。

スタイルには、書体、フォント、位置などの属性を保存できます。スタイルは、サイト設計者またはサイト・マネージャがWebページの書式設定のプロセスを簡略化し、Webページに一貫性を持たせるために事前に作成します。特定のWebページのテキストの書式を手動で設定したり、その設定を次のページのために覚えておく必要がなく、簡単にテキストにスタイルを適用できます。

CSSクラスをテキストに適用するには、次のタスクを実行します。

  1. 目的のテキスト(またはイメージ)をハイライトします。

  2. 編集ツールバーで、テキストに適用するスタイルをクリックします。

図4-1 「スタイル」メニュー(例)

選択可能なスタイルを含む「スタイル」メニュー。

その特定のスタイルに保存されている書式設定の属性がテキストに適用されます。Contributorの同じフィールド内の個々の語やグラフィックにクラスを割り当てることができます。リスト内の使用可能なスタイルは、フィールドおよびWebページ(サイトの設定方法)によって異なります。

4.3 テキストのインデントおよびアウトデント

編集ツールバーの「インデント」ボタンまたは「アウトデント」ボタンを使用して、左マージンを大きくしたり小さくしたりできます。

テキストのインデントまたはアウトデントを行うには、次のタスクを実行します。

  1. マージンを変更する場所にカーソルを置きます。

  2. 編集ツールバーで、「インデント」アイコン(図4-2)をクリックして、左マージンを大きくします。

    または、「アウトデント」アイコン(図4-2)をクリックして、左マージンを小さくします。

図4-2 テキスト・インデント・アイコン

テキスト・インデント・アイコン

4.4 テキストの位置合せ

編集ツールバーの位置合せアイコンを使用すると、テキストの位置合せ(左揃え、中央揃え、右揃え、両端揃え)を行うことができます。

テキストの位置合せを行うには、次のタスクを実行します。

  1. テキストの位置合せを変更する場所にカーソルを置きます。

  2. 編集ツールバーで、次のいずれかを選択します。

    • 左揃えアイコン(図4-3)をクリックして、テキストを左マージンに揃えます。

    • 中央揃えアイコン(図4-3)をクリックして、テキストを中央に揃えます。

    • 右揃えアイコン(図4-3)をクリックして、テキストを右側に揃えます。

    • 両端揃えアイコン(図4-3)をクリックして、テキストを左マージンと右マージンの両方に揃えます。

図4-3 テキストの位置合せアイコン

テキストの位置合せアイコン

4.5 番号付きリストおよび箇条書きリストの追加

ツールバーから、番号付き(順序付き)リストおよび箇条書き(順序なし)リストを追加できます。

番号付きリストまたは箇条書きリストを作成するには、次のタスクを実行します。

  1. 新しい行、またはリストの一部として含めるテキスト・ブロック内にカーソルを置きます。

  2. 編集ツールバーで、次のいずれかを選択します。

    • リストの各アイテムに番号が付けられたリストを作成するには、番号付きリスト・アイコン(図4-4)をクリックします。

    • リストの各アイテムに箇条書き用の点が付けられたリストを作成するには、箇条書きリスト・アイコン(図4-4)をクリックします。

図4-4 「リスト」アイコン

「リスト」アイコン

リストを削除する場合は、リスト内のテキストを選択して、適切なリスト・アイコンをクリックします。

4.6 フォント・タイプフェースおよびサイズの変更

編集ツールバーの2つのメニューを使用して、フォントのタイプフェースとサイズを変更できます。

フォント・タイプフェースの変更

タイプフェースを変更するには、テキストをハイライトして、使用可能なタイプフェースのリストから目的のタイプフェース(Arial、Verdana、Times New Romanなど)を選択します(図4-5)。このリストには、ほとんどのWebブラウザで表示可能なWebセーフ・フォントがいくつか含まれています。

図4-5 「フォント」メニュー

選択可能なフォントを含む「フォント」メニュー。

フォント・サイズの変更

フォント・サイズを変更するには、テキストをハイライトして、使用可能なサイズのリストからサイズを選択します(図4-6)。

図4-6 「サイズ」メニュー

図4-6については周囲のテキストで説明しています。

4.7 テキストの色およびテキストのハイライト色

編集ツールバーの色ボタンを使用すると、フォント色およびフォント背景(ハイライト)色を変更できます。

フォント色の変更

フォント色を変更するには、次のタスクを実行します。

  1. テキストをハイライトします。

  2. フォント色アイコン(図4-7)をクリックします。

  3. 色セレクタを使用して、テキストの色を選択します。

図4-7 「テキストの色」アイコン

「テキストの色」アイコン

ハイライト色の変更

フォント背景(ハイライト)色を変更するには、次のタスクを実行します。

  1. テキストをハイライトします。

  2. ハイライト色アイコン(図4-8)をクリックします。

  3. 色セレクタを使用して、テキストのハイライト色を選択します。

図4-8 テキストのハイライト色

テキスト・ハイライト色アイコン

4.8 水平線の追加

Webページのコンテンツを区切る場合、水平線が役立ちます。長いテキストや大量のグラフィックを区切る場合などに水平線を使用できます。水平線は、編集ツールバーを使用して追加できます。

水平線を追加するには、次のタスクを実行します。

  1. 水平線を表示する場所にカーソルを置きます。

  2. 編集ツールバーで、「水平線」アイコン(図4-9)をクリックします。

    水平線がページに配置されます(幅は、親フィールドから取得されます)。

図4-9 「水平線」アイコン

「水平線」アイコン

4.9 スペル・チェック

テキストのフォーマットおよび編集を終了すると、文章のスペル・チェックを実行できます。スペル・チェックは、Contributorのスペル・チェックを使用して行うことができます。

スペル・チェックを行うには、次のタスクを実行します。

  1. スペル・チェックを行う要素にカーソルを置きます。

  2. 編集ツールバーの「スペル・チェック」アイコン(図4-10)をクリックします。

図4-10 「スペル・チェック」アイコン

「スペル・チェック」アイコン