Oracle Site Studio Contributorエディタには、ほとんどのワードプロセッサ・プログラムにあるような、一般的に使用される編集オプションおよび書式設定オプションがいくつか用意されています。
Contributorでの作業中は、ほとんどの時間をテキストの追加および編集に費やします。Contributorエディタには、ほとんどのワードプロセッサ・プログラムにあるような、一般的に使用される編集オプションおよび書式設定オプションがいくつか用意されています(切取り、コピー、貼付け、フォントとテキスト・サイズの変更、テキストの色の変更、テキストの位置合せなど)。サイト設計者は、Contributorエディタでどの書式設定オプションを使用可能にするかを管理します。
この項の内容は次のとおりです。
太字や下線など標準のフォーマット・オプションを使用して、テキストの外観を変更できます。
テキストをフォーマットするには、次のタスクを完了します。
フォーマットするテキストをハイライトします。
編集ツールバーで、選択したテキストに適用するフォーマット・オプションを選択します。次の表に挙げたすべてのフォーマット・オプションが使用できるわけではありません。サイト設計者がエディタでどのフォーマット・オプションを有効にしているかによって異なります。
Webページのテキスト(またはグラフィック)の書式を設定する方法は2つあります。書式設定の属性(太字、斜体、フォントの色など)を手動で適用するか、編集ツールバーのスタイル・メニューを使用してカスケード・スタイルシート(CSS)からスタイルを適用できます。
スタイルには、書体、フォント、位置などの属性を保存できます。スタイルは、サイト設計者またはサイト・マネージャがWebページの書式設定のプロセスを簡略化し、Webページに一貫性を持たせるために事前に作成します。特定のWebページのテキストの書式を手動で設定したり、その設定を次のページのために覚えておく必要がなく、簡単にテキストにスタイルを適用できます。
CSSクラスをテキストに適用するには、次のタスクを実行します。
目的のテキスト(またはイメージ)をハイライトします。
編集ツールバーで、テキストに適用するスタイルをクリックします。
その特定のスタイルに保存されている書式設定の属性がテキストに適用されます。Contributorの同じフィールド内の個々の語やグラフィックにクラスを割り当てることができます。リスト内の使用可能なスタイルは、フィールドおよびWebページ(サイトの設定方法)によって異なります。
編集ツールバーの「インデント」ボタンまたは「アウトデント」ボタンを使用して、左マージンを大きくしたり小さくしたりできます。
テキストのインデントまたはアウトデントを行うには、次のタスクを実行します。
編集ツールバーの位置合せアイコンを使用すると、テキストの位置合せ(左揃え、中央揃え、右揃え、両端揃え)を行うことができます。
テキストの位置合せを行うには、次のタスクを実行します。
ツールバーから、番号付き(順序付き)リストおよび箇条書き(順序なし)リストを追加できます。
番号付きリストまたは箇条書きリストを作成するには、次のタスクを実行します。
新しい行、またはリストの一部として含めるテキスト・ブロック内にカーソルを置きます。
編集ツールバーで、次のいずれかを選択します。
リストを削除する場合は、リスト内のテキストを選択して、適切なリスト・アイコンをクリックします。
編集ツールバーの2つのメニューを使用して、フォントのタイプフェースとサイズを変更できます。
フォント・タイプフェースの変更
タイプフェースを変更するには、テキストをハイライトして、使用可能なタイプフェースのリストから目的のタイプフェース(Arial、Verdana、Times New Romanなど)を選択します(図4-5)。このリストには、ほとんどのWebブラウザで表示可能なWebセーフ・フォントがいくつか含まれています。
フォント・サイズの変更
フォント・サイズを変更するには、テキストをハイライトして、使用可能なサイズのリストからサイズを選択します(図4-6)。
編集ツールバーの色ボタンを使用すると、フォント色およびフォント背景(ハイライト)色を変更できます。
フォント色の変更
フォント色を変更するには、次のタスクを実行します。
テキストをハイライトします。
フォント色アイコン(図4-7)をクリックします。
色セレクタを使用して、テキストの色を選択します。
ハイライト色の変更
フォント背景(ハイライト)色を変更するには、次のタスクを実行します。
テキストをハイライトします。
ハイライト色アイコン(図4-8)をクリックします。
色セレクタを使用して、テキストのハイライト色を選択します。
Webページのコンテンツを区切る場合、水平線が役立ちます。長いテキストや大量のグラフィックを区切る場合などに水平線を使用できます。水平線は、編集ツールバーを使用して追加できます。
水平線を追加するには、次のタスクを実行します。
水平線を表示する場所にカーソルを置きます。
編集ツールバーで、「水平線」アイコン(図4-9)をクリックします。
水平線がページに配置されます(幅は、親フィールドから取得されます)。
テキストのフォーマットおよび編集を終了すると、文章のスペル・チェックを実行できます。スペル・チェックは、Contributorのスペル・チェックを使用して行うことができます。
スペル・チェックを行うには、次のタスクを実行します。
スペル・チェックを行う要素にカーソルを置きます。
編集ツールバーの「スペル・チェック」アイコン(図4-10)をクリックします。