Oracle® Fusion Middleware Fusion Middleware ControlによるOracle WebLogic Server 12.2.1の管理 12c (12.2.1) E69945-01 |
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この章では、メール・セッションを作成、モニターおよび構成するために実行するタスクについて説明します。メール・セッションによってJavaMail APIの使用プロセスが容易になります。JavaMail APIを使用すると、アプリケーションおよびその他のJava EEモジュールからネットワーク上またはインターネット上のインターネット・メッセージ・アクセス・プロトコル(IMAP)対応メール・サーバーおよび簡易メール転送プロトコル(SMTP)対応メール・サーバーにアクセスできます。
この章の内容は次のとおりです。
新しいメール・セッションを作成するには:
「WebLogicドメイン」ドロップダウン・メニューから、「その他のサービス」、「メール・セッション」の順に選択します。
「メール・セッション」表には、現在のWebLogic Serverドメイン内に構成されているメール・セッションに関する情報が表示されます。
「作成」をクリックします。
次の各ページで、新しいメール・セッションの構成設定を定義します。
「作成」をクリックします。
「一般構成」ページで、新しいメール・セッションの一般的な構成設定を定義できます。
名前: 新しいメール・セッションに付ける名前を入力します。
スコープ: このメール・セッションのスコープ(グローバル、リソース・グループ・テンプレートまたはドメイン・リソース・グループ・パーティション)を選択します
JNDI名: この新しいメール・セッションの一意のJNDI名を入力します。
セッション・ユーザー名: この新しいメール・セッション用のユーザー名の資格証明を入力します。
セッション・パスワード/セッション・パスワードの確認: この新しいメール・セッション用のパスワード資格証明を入力し、確認します。
Javaメール・プロパティ: 「追加」をクリックしてこの新しいメール・セッションにプロパティを追加し、既存のメール・サーバーに接続するための情報を指定します。各プロパティは名前=値
のペアで表現します。
これらのフィールドの詳細は、構成オプションを参照してください。
ドメイン内のメール・セッション構成をモニターするには:
「WebLogicドメイン」ドロップダウン・メニューから、「その他のサービス」、「メール・セッション」の順に選択します。
「メール・セッション」表には、現在のWebLogic Serverドメイン内に構成されているメール・セッションに関する次のような情報が表示されます。
名前
JNDI名
スコープ
リソース・グループ/テンプレート
ドメイン・パーティション
これらのフィールドの詳細は、構成オプションを参照してください。
必要に応じて、「ビュー」を選択して次の表オプションにアクセスします。
列: 表に表示されている列を追加または削除します
デタッチ: 表をデタッチします(表示オプション)
ソート: 昇順または降順に列をソートします
例による問合せ
この項では、メール・セッションを構成する方法を説明します。
この項では、次のタスクを取り上げます。
メール・セッションの一般設定を構成するには:
「WebLogicドメイン」ドロップダウン・メニューから、「その他のサービス」、「メール・セッション」の順に選択します。
「メール・セッション」表には、現在のWebLogic Serverドメイン内に構成されているメール・セッションに関する情報が表示されます。
「メール・セッション」表で、構成するメール・セッションを選択します。
「全般」ページを選択します。
「一般」ページで、メール・セッションの次のような一般構成設定を表示および定義できます。
名前
スコープ
JNDI名
セッション・ユーザー名
セッション・パスワード
「Javaメール・プロパティ」セクションで、「追加」をクリックし、「名前」および「値」を入力して、メール・セッションに新しいJavaメール・プロパティを追加します。
「適用」をクリックします。
これらのフィールドの詳細は、「構成オプション」を参照してください。
メール・セッションを作成した後、1つまたは複数の、サーバー・インスタンスまたはクラスタに割り当てます(ターゲットを指定します)。
メール・セッションのターゲットを指定するには:
「WebLogicドメイン」ドロップダウン・メニューから、「その他のサービス」、「メール・セッション」の順に選択します。
「メール・セッション」表には、現在のWebLogic Serverドメイン内に構成されているメール・セッションに関する情報が表示されます。
「メール・セッション」表で、構成するメール・セッションを選択します。
「ターゲット」ページを選択します。
「ターゲット」ページで、この新しいメール・セッションのターゲットとするサーバーおよびクラスタを選択します。ターゲット名の隣にあるチェック・ボックスを選択して、このメール・セッションで使用するターゲットを指定します。
「保存」をクリックします。
詳細は、構成オプションを参照してください。
メール・セッションに関連付けられているタグを構成するには:
「WebLogicドメイン」ドロップダウン・メニューから、「その他のサービス」、「メール・セッション」の順に選択します。
「メール・セッション」表には、現在のWebLogic Serverドメイン内に構成されているメール・セッションに関する情報が表示されます。
「メール・セッション」表で、構成するメール・セッションを選択します。
「タグ」ページを選択します。
「タグ」ページで、「使用可能」列から「選択済」列にタグを移動して、このメール・セッションのタグを選択できます。さらに、「新規タグの追加」フィールドに新しいタグを入力できます。
「適用」をクリックします。
詳細は、構成オプションを参照してください。
メール・セッションのノートを作成するには:
「WebLogicドメイン」ドロップダウン・メニューから、「その他のサービス」、「メール・セッション」の順に選択します。
「メール・セッション」表には、現在のWebLogic Serverドメイン内に構成されているメール・セッションに関する情報が表示されます。
「メール・セッション」表で、構成するメール・セッションを選択します。
「ノート」ページを選択します。
「ノート」ページでノートを入力します。
「保存」をクリックします。
詳細は、構成オプションを参照してください。