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Oracle® Fusion Middleware Fusion Middleware ControlによるOracle WebLogic Server 12.2.1の管理
12c (12.2.1)
E69945-01
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20 WebLogic Serverメール・セッション

この章では、メール・セッションを作成、モニターおよび構成するために実行するタスクについて説明します。メール・セッションによってJavaMail APIの使用プロセスが容易になります。JavaMail APIを使用すると、アプリケーションおよびその他のJava EEモジュールからネットワーク上またはインターネット上のインターネット・メッセージ・アクセス・プロトコル(IMAP)対応メール・サーバーおよび簡易メール転送プロトコル(SMTP)対応メール・サーバーにアクセスできます。

この章の内容は次のとおりです。

メール・セッションの作成

新しいメール・セッションを作成するには:

  1. 「WebLogicドメイン」ドロップダウン・メニューから、「その他のサービス」「メール・セッション」の順に選択します。

    「メール・セッション」表には、現在のWebLogic Serverドメイン内に構成されているメール・セッションに関する情報が表示されます。

  2. 「作成」をクリックします。

  3. 次の各ページで、新しいメール・セッションの構成設定を定義します。

  4. 「作成」をクリックします。

一般構成

「一般構成」ページで、新しいメール・セッションの一般的な構成設定を定義できます。

  • 名前: 新しいメール・セッションに付ける名前を入力します。

  • スコープ: このメール・セッションのスコープ(グローバル、リソース・グループ・テンプレートまたはドメイン・リソース・グループ・パーティション)を選択します

  • JNDI名: この新しいメール・セッションの一意のJNDI名を入力します。

  • セッション・ユーザー名: この新しいメール・セッション用のユーザー名の資格証明を入力します。

  • セッション・パスワード/セッション・パスワードの確認: この新しいメール・セッション用のパスワード資格証明を入力し、確認します。

  • Javaメール・プロパティ: 「追加」をクリックしてこの新しいメール・セッションにプロパティを追加し、既存のメール・サーバーに接続するための情報を指定します。各プロパティは名前=値のペアで表現します。

これらのフィールドの詳細は、構成オプションを参照してください。

ターゲット

「ターゲット」ページで、この新しいメール・セッションのターゲットとするサーバーおよびクラスタを選択します。

詳細は、構成オプションを参照してください。

確認

「確認」ページで、このメール・セッションの構成を確認します。

詳細は、構成オプションを参照してください。

メール・セッションのモニター

ドメイン内のメール・セッション構成をモニターするには:

  1. 「WebLogicドメイン」ドロップダウン・メニューから、「その他のサービス」「メール・セッション」の順に選択します。

    「メール・セッション」表には、現在のWebLogic Serverドメイン内に構成されているメール・セッションに関する次のような情報が表示されます。

    • 名前

    • JNDI名

    • スコープ

    • リソース・グループ/テンプレート

    • ドメイン・パーティション

    これらのフィールドの詳細は、構成オプションを参照してください。

必要に応じて、「ビュー」を選択して次の表オプションにアクセスします。

  • 列: 表に表示されている列を追加または削除します

  • デタッチ: 表をデタッチします(表示オプション)

  • ソート: 昇順または降順に列をソートします

  • 例による問合せ

メール・セッションの構成

この項では、メール・セッションを構成する方法を説明します。

この項では、次のタスクを取り上げます。

メール・セッションの一般設定の構成

メール・セッションの一般設定を構成するには:

  1. 「WebLogicドメイン」ドロップダウン・メニューから、「その他のサービス」「メール・セッション」の順に選択します。

    「メール・セッション」表には、現在のWebLogic Serverドメイン内に構成されているメール・セッションに関する情報が表示されます。

  2. 「メール・セッション」表で、構成するメール・セッションを選択します。

  3. 「全般」ページを選択します。

    「一般」ページで、メール・セッションの次のような一般構成設定を表示および定義できます。

    • 名前

    • スコープ

    • JNDI名

    • セッション・ユーザー名

    • セッション・パスワード

    「Javaメール・プロパティ」セクションで、「追加」をクリックし、「名前」および「値」を入力して、メール・セッションに新しいJavaメール・プロパティを追加します。

  4. 「適用」をクリックします。

これらのフィールドの詳細は、「構成オプション」を参照してください。

メール・セッションのターゲット指定

メール・セッションを作成した後、1つまたは複数の、サーバー・インスタンスまたはクラスタに割り当てます(ターゲットを指定します)。

メール・セッションのターゲットを指定するには:

  1. 「WebLogicドメイン」ドロップダウン・メニューから、「その他のサービス」「メール・セッション」の順に選択します。

    「メール・セッション」表には、現在のWebLogic Serverドメイン内に構成されているメール・セッションに関する情報が表示されます。

  2. 「メール・セッション」表で、構成するメール・セッションを選択します。

  3. 「ターゲット」ページを選択します。

    「ターゲット」ページで、この新しいメール・セッションのターゲットとするサーバーおよびクラスタを選択します。ターゲット名の隣にあるチェック・ボックスを選択して、このメール・セッションで使用するターゲットを指定します。

  4. 「保存」をクリックします。

詳細は、構成オプションを参照してください。

メール・セッションのタグの構成

メール・セッションに関連付けられているタグを構成するには:

  1. 「WebLogicドメイン」ドロップダウン・メニューから、「その他のサービス」「メール・セッション」の順に選択します。

    「メール・セッション」表には、現在のWebLogic Serverドメイン内に構成されているメール・セッションに関する情報が表示されます。

  2. 「メール・セッション」表で、構成するメール・セッションを選択します。

  3. 「タグ」ページを選択します。

    「タグ」ページで、「使用可能」列から「選択済」列にタグを移動して、このメール・セッションのタグを選択できます。さらに、「新規タグの追加」フィールドに新しいタグを入力できます。

  4. 「適用」をクリックします。

詳細は、構成オプションを参照してください。

メール・セッションのノートの作成

メール・セッションのノートを作成するには:

  1. 「WebLogicドメイン」ドロップダウン・メニューから、「その他のサービス」「メール・セッション」の順に選択します。

    「メール・セッション」表には、現在のWebLogic Serverドメイン内に構成されているメール・セッションに関する情報が表示されます。

  2. 「メール・セッション」表で、構成するメール・セッションを選択します。

  3. 「ノート」ページを選択します。

    「ノート」ページでノートを入力します。

  4. 「保存」をクリックします。

詳細は、構成オプションを参照してください。