| Oracle® Mobile Application Framework Oracle Mobile Application Frameworkでのモバイル・アプリケーションの開発 2.2.0 E69896-01 |
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maf-application.xmlファイルとmaf-features.xmlファイルを構成して、MAFアプリケーションのアプリケーション名やMAFアプリケーションに含めるアプリケーション機能などの情報を定義する方法について説明します。
この章の内容は次のとおりです。
MAFアプリケーションのエンド・ユーザーに表示される表示情報を構成するには、maf-application.xmlファイルの概要エディタで値を設定します。アプリケーションに関して入力する情報の種類には、表示名、アプリケーションの説明、アプリケーションのバージョン番号などがあります。MAFアプリケーションに含めたり、他のMAFアプリケーションで使用するために配布したりする個々のアプリケーション機能には、同じような情報を入力できます。また、MAFアプリケーションのナビゲーション・バーやSpringboardへのレンダリング時にアプリケーション機能によって表示されるアイコンを指定することもできます。
図3-1は、maf-application.xmlファイルの概要エディタの「アプリケーション」ページを示したもので、このページではMAFアプリケーションの表示名やアプリケーションIDを設定します。
図3-1 MAFアプリケーションの基本情報の設定

MAFアプリケーションの基本情報を設定する手順:
各MAFアプリケーションには、少なくとも1つのアプリケーション機能が必要です。アプリケーション機能はそれぞれ別個に(MAFアプリケーション自体からも独立して)開発できます。maf-feature.xmlファイルの概要エディタでは、<adfmf:features>の子要素を定義して、アプリケーション機能ごとにそれぞれの名前とIDを割り当て、コンテンツの実装方法を設定することで、アプリケーション機能を区別できます。アプリケーション機能の概要エディタを使用すると、MAFアプリケーション内のアプリケーション機能のランタイム表示を制御したり、アプリケーション機能がユーザー認証を必要とするタイミングを指定することもできます。
図3-2に、WorkBetterサンプル・アプリケーションで使用される人々アプリケーション機能の概要エディタの「一般」タブを示します。このタブを使用して、アプリケーション機能の名前や、Springboardとナビゲーション・バーに表示されるアイコンなどの情報を指定します。
図3-2 maf-feature.xmlファイル内のアプリケーション機能の「一般」タブ

始める前に:
アプリケーション機能で、MAFによって提供されるデフォルト・イメージではなく、ナビゲーション・バーやSpringboardのカスタム・イメージを使用する場合、これらのイメージは、Android開発者のWebサイト(http://developer.android.com/design/style/iconography.html)および、iOS Developer Library (http://developer.apple.com/library/ios/navigation/)で入手できる『iOS Human Interface Guidelines』の「Custom Icon and Image Creation Guidelines」の章に示されている仕様に従って作成する必要があります。
これらのイメージは、ビュー・コントローラ・プロジェクトのpublic_htmlディレクトリに配置します。「外部リソースの選択に関する必知事項」も参照してください。
さらに、maf-feature.xmlファイルを開いて、「一般」タブを選択する必要があります。
アプリケーション機能の基本情報を設定するには: