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Oracle® Audit Vault and Database Firewall開発者ガイド
リリース12.2.0
E70387-11
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D バンドルされているJDBCドライバ

Oracle Audit Vault and Database Firewall (Oracle AVDF) SDKにバンドルされているJDBCドライバについて学習します。

D.1 バンドルされているJDBCドライバについて

Oracle Audit Vault and Database Firewallにバンドルされている5つのJDBCドライバについて学習します。

収集プラグインを作成すると、それを使用してデータベース表から監査レコードを抽出できます。これを行うには、データベースに接続するためのJDBCドライバが必要です。多くの一般的なデータベース用のドライバは、SDKにバンドルされています。

Oracle AVDF SDKには、5つの異なるJDBCドライバが附属しており、その一部は製品に標準のドライバで、一部は特定のサード・パーティ・データベース用にオラクル社が提供する独自規格のドライバです。

  • 標準

    • Oracle

    • MySQL

  • 独自規格

    • Sybase

    • Microsoft SQL Server

    • DB2

これらのJDBCドライバを使用する必要はありません。別の場所で取得したドライバを使用できます。ただし、リストされているドライバのいずれかを使用する場合、マッパー・ファイルに格納し、セキュア・ターゲットを登録する際には、次の表の情報を指定する必要があります。

表D-1 JDBCドライバおよび接続URL

データベース ドライバ・クラス 接続URL

Oracle

oracle.jdbc.pool.OracleDataSource

jdbc:oracle:thin:@host:port:sid

MySQL

該当なし

jdbc:av:mysql://host:port

SQLServer

oracle.av.platform.jdbcx.sqlserver.SQLServerDataSource

jdbc:av:sqlserver://host:port

DB2

oracle.av.platform.jdbcx.db2.DB2DataSource

jdbc:av:db2://host:port/dbname

Sybase

oracle.av.platform.jdbcx.sybase.SybaseDataSource

jdbc:av:sybase://host:port

D.1.1 接続URL

Oracle Audit Vault and Database Firewallで使用するJDBCドライバのタイプに正しい接続URLを使用します。

GUIまたはAVCLIを使用してセキュア・ターゲットを登録するときに、接続URLを使用してデータベース・セキュア・ターゲットの場所を指定します。接続URLの形式は、使用するJDBCドライバごとに異なります。Oracle Audit Vault and Database Firewallに付属の各JDBCドライバによって、「JDBCドライバと接続URLについて」の表の対応するJDBCドライバで必要な形式が指定されます。

また、接続URLで特定の暗号化メソッドを使用するには、EncryptionMethodプロパティを設定する必要があります。次の構文例では、変数encryptionmethodSSLrequestSSLまたはloginSSLを使用できることに注意してください。

jdbc:av:[sqlserver]://hostname: port;[EncryptionMethod=encryptionmethod].

このURLを使用してセキュア・ターゲットを登録するには、「詳細」モードが選択された状態で、それを「セキュア・ターゲットの場所」フィールドに入力します。

関連項目:

「データベース表マッピング・ファイルの作成」のセキュア・ターゲット接続情報ブロックを参照してください。 データベース表のマッパー・ファイルの作成

D.1.2 DataSourceクラス

JavaアプリケーションがOracle Audit Vaultプラットフォームと対話できるようにするには、このJDBC DataSourceクラスを使用します。

oracle.av.platform.jdbcx.dbsource.DBSourceDataSource