Oracle® Fusion Middleware SQL ServerのためのOracle GoldenGateのインストールおよび構成 12c (12.2.0.1) E70108-03 |
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中間層WindowsサーバーにGoldenGateをインストールして実行する場合のオプション要件:
プライマリ・データベースのODBC接続を構成するには、SQL Serverクライアント・ツールを中間層サーバーにインストールします
Microsoft SQL Server 2008 SP4 Feature Pack: https://www.microsoft.com/en-us/download/details.aspx?id=44277
Microsoft SQL Server 2008 R2 SP3 Feature Pack: https://www.microsoft.com/en-us/download/details.aspx?id=44272
Microsoft SQL Server 2012 Feature Pack: https://www.microsoft.com/en-us/download/details.aspx?id=29065
Microsoft SQL Server 2014 Feature Pack: https://www.microsoft.com/en-us/download/details.aspx?id=42295
中間層サーバーの日付、時間およびタイムゾーンをプライマリ・ソース・データベース・サーバーと同様に設定します。
ソース・データベースのトランザクション・ログ・バックアップが格納されているフォルダのネットワーク共有を作成します。たとえば、SQL Serverがログ・バックアップをD:\SQLBackups
に書き込む場合、このフォルダ上に、中間層Windowsサーバー上で実行されているExtractがアクセス可能な共有を作成します。
Oracle GoldenGate Manageは、リモートALOモードのキャプチャ用に構成する場合、ログ・バックアップ・フォルダ、ログ・バックアップおよびネットワーク共有への読取り権限を持つアカウントとして実行される必要があります。
'Everybody'に共有およびフォルダ・アクセス権がある場合は、デフォルトのローカル・システム・アカウントを使用できます(あまり安全ではありません)。
Windowsアカウントを使用して、Managerサービスの実行と、そのアカウントの共有およびフォルダ・アクセス権の管理を行うことをお薦めします。
SQL Serverトランザクション・ログ・バックアップを許容間隔で設定します(たとえば、15分ごと。ただし、これがデータベースのリカバリSLAの範囲内である場合)。
ログ・バックアップ頻度は、レプリケーションの最小データ遅延でもあります。
GoldenGateを中間層Windowsサーバーにインストールする場合は、トランザクション・ログ・バックアップがネットワーク上の共有フォルダに書き込むように設定します。
データベース・サーバー上で実行されているALOモードのExtractの場合は、通常の手順に従って、データベースのシステムDSNを作成します。
中間層Windowsサーバー上で実行されているALOモードのExtractの場合は、プライマリ・データベースに再接続する当該サーバー上でシステムDSNを作成します。Extractはこの接続を使用して、表のメタデータの取得、2次切捨てポイントの管理、およびその他のタスクを実行します。
サプリメンタル・ロギングは、キャプチャの対象に含めるソース・データベース表に対して、GGSCI
を介した通常の方法(ADD TRANDATA
)で有効化する必要があります。
ALOモードのみから取得される表では、サプリメンタル・ロギングが引き続き有効化されている必要があります。
ExtractではTRANLOGOPTIONS
MANAGESECONDARYTRUNCATIONPOINT
またはNOMANAGESECONDARYTRUNCATIONPOINT
を使用する必要があります。
ACTIVESECONDARYTRUNCATIONPOINT
はALOモードと互換性がなく、これを有効にするとExtractが異常終了することがあります。
また、ExtractではTRANLOGOPTIONS
ARCHIVEDLOGONLY
パラメータも使用する必要があり、これによりExtractに対してトランザクション・ログ・バックアップからのみDMLを取得するように指示します。
リモートALOキャプチャでは、TRANLOGOPTIONS
ALTARCHIVELOGDEST
も使用し、SQL Serverトランザクション・ログ・バックアップが格納されているネットワーク共有の場所のパスを(二重引用符で囲って)リストします。Extractはmsdbデータベースに問い合せて必要なSQL Serverログ・バックアップの完全パスを検索し、問合せ結果のパスの値をALTARCHIVELOGDEST
にリストされているパスで置換します。
リモートALOモードのキャプチャのサンプルExtractパラメータ:
ALTARCHIVELOGDEST
にはFILESPEC
と呼ばれるオプションのパラメータがあり、ログ・バックアップ・ファイル名または拡張子が元の状態から変更された場合にのみ、これが必要になります。たとえば、ログ・バックアップの名前がSourceDB_LogBackup1.trn
で、異なる拡張子(.bak
など)を使用して別のファイルにコピーする場合は、FILESPEC
オプションを使用して新しいファイル拡張子をリストします。