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Oracle® Fusion Middleware Oracle DatabaseのためのOracle GoldenGateのインストールおよび構成
12c (12.2.0.1)
E70107-04
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10.6 Replicatトランザクションの除外

双方向構成では、トランザクションをマークするようにReplicatを構成する必要があり、また、Replicatトランザクションを除外するようにExtractを構成して、ソースに伝播されないようにする必要があります。これを実行するには、次の2つの方法があります。

方法1

OracleからOracleの実装にのみ有効です。

Extractがクラシックまたは統合モード(Replicatは統合また非統合モードのいずれかが可能)の場合は、次のパラメータを使用します。

  • Replicatのパラメータ・ファイルで、DBOPTIONSSETTAGオプションとともに使用します。インバウンド・サーバーは、指定した値のタグ(これらのトランザクションをREDOストリーム内で識別)をそのReplicatのトランザクションに付けます。SETTAGのデフォルト値は00です。

  • クラシックまたは統合Extractパラメータ・ファイルでEXCLUDETAGオプションを指定してTRANLOGOPTIONSパラメータを使用します。そのExtractに関連付けられているログマイニング・サーバーによって、SETTAG値のタグの付いたREDOは除外されます。複数のEXCLUDETAG文を使用して、必要に応じて異なるタグ値を除外できます。

    OracleからOracleの場合は、これが推奨される方法です。

方法2

あらゆる実装(Oracleまたは異種データベース構成)に有効です。

あるいは、Extractがクラシック・キャプチャ・モードまたは統合キャプチャ・モードの場合は、EXCLUDEUSERまたはEXCLUDEUSERIDオプションを指定してTRANLOGOPTIONSパラメータを使用し、ユーザー名またはIDに基づいて、ReplicatのDDLおよびDMLトランザクションを無視することもできます。複数のEXCLUDEUSER文を使用できます。指定されたユーザーはGETREPLICATESまたはIGNOREREPLICATESパラメータのルールに従います。

詳細は、『Oracle GoldenGate for Windows and UNIXリファレンス』を参照してください。