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Oracle® Fusion Middleware NonStop SQL/MXのためのOracle GoldenGateのインストールおよび構成
12c (12.2.0.1)
E72561-01
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2 Oracle GoldenGateのインストール

この章では、Non-Stop SQL/MXのためのOracle GoldenGateのインストール手順について説明します。次の手順に従うと、処理の実行および管理に必要なすべてのコンポーネント(ドライバやライブラリなど、他のベンダーのコンポーネントを除く)がインストールされ、Oracle GoldenGateユーティリティがインストールされます。インストール・プロセスは短時間で終了します。

この章は次の項で構成されます。

次の手順は、Oracle GoldenGateを初めてインストールする場合に実行します。また、これらは、新しいバージョンのOracle GoldenGateのベース・リリースのダウンロード用です。

ベース・リリース以降のパッチをダウンロードしてインストールするには、My Oracle Supportの「パッチと更新版」タブにアクセスしてください。

http://support.oracle.com

Oracle GoldenGateをあるバージョンから別のバージョンにアップグレードするには、『Oracle GoldenGate Oracle GoldenGateのアップグレードfor Windows and UNIX』のアップグレード手順に従ってください。

2.1 インストールの概要

Oracle GoldenGateをインストールするには、次の手順が必要です。

2.2 Oracle GoldenGateディストリビューションの理解と入手

Oracle Fusion Middlewareソフトウェアの入手方法の詳細は、『Oracle Fusion Middlewareのインストールのプランニング』の製品の配布の理解と入手に関する項を参照してください。

Oracle WebLogic Server and Coherenceソフトウェアを開発または評価用にダウンロードするには、Oracle Technology Network (OTN)で次の場所を参照してください。

http://www.oracle.com/technetwork/middleware/fusion-middleware/downloads/index.html">>http://www.oracle.com/technetwork/middleware/fusion-middleware/downloads/index.html

Oracle Fusion Middleware製品の検索やダウンロードの詳細は、OTNで『Oracle Fusion Middlewareダウンロード、インストール、構成のREADMEファイル』を参照してください。

Oracle GoldenGateを入手するには、次の手順に従います。

  1. Oracle Technology Networkに移動します。

  2. Oracle GoldenGate 12c (12.2.0.1)リリースを探して、使用中のシステムにZIPファイルをダウンロードします。

2.3 NonStopシステムでのOracle GoldenGateのインストール

NonStopシステムでOracle GoldenGateをインストールするには、次の手順を実行します。

  1. Oracle GoldenGateのSQL/MX ODBCバージョンをNonStop OSS環境にバイナリ・モードでFTP転送し、Oracle GoldenGateのインストール先のディレクトリに配置します。


    注意:

    汎用のODBC Oracle GoldenGateビルドは使用しないでください。これはSQL/MXバージョンである必要があります。

  2. ファイルを現在のディレクトリに解凍します。

  3. Oracle GoldenGateサブボリュームからGGSCIプログラムを実行します。

    GGSCI
    
  4. GGSCIで次のコマンドを発行します。

    CREATE SUBDIRS
    
  5. 次のコマンドを発行して、GGSCIを終了します。

    EXIT
    
  6. NonStopソース・システムの場合は、次の手順を続行します。

  7. ggmxinstallスクリプトを実行し、システム上でExtractプログラムをSQLコンパイルして、NSK空間にVAMSERVオブジェクト・モジュールをインストールします。

    ggmxinstall destination
    

    条件: destinationはインストール先のNSKボリューム(OSS形式のサブボリューム)で、Oracle GoldenGateのインストール場所にすることをお薦めします。このボリュームはSMFの論理ボリューム名ではなく、実際のボリューム名にする必要があります。

  8. ggmxinstallが完了したら、TACLSUPER.SUPERとしてログインし、新規インストールされたVAMSERVオブジェクトに対してFUP LICENSEFUP LICENSEを実行します。


    注意:

    VAMSERVプロセスは、SQL/MPやEnscribeデータベースで使用するNonStop製品用Oracle GoldenGateに含まれている既存のAUDSERVプロセスと似ています。

2.4 Managerプロセスおよびその他のプロセスの構成

ビジネス要件に対応するようにOracle GoldenGateを構成する方法は、Oracle GoldenGate for Windows and UNIXの管理を参照してください。これには、以下の手順が記載されています。

  • TCP/IPポートとその他のオプションのパラメータ(動的ポート割当て、証跡ファイルのメンテナンス、自動スタートアップおよびその他のプロパティを制御するパラメータ)を使用してManagerプロセスを構成します。

  • レポート、高可用性、障害時リカバリおよびその他のトポロジをサポートするようにExtractプロセスとReplicatプロセスを構成します。

  • ユーザー・アクセス、ファイル・セキュリティおよびデータ暗号化を制御するようにセキュリティを構成します。

  • Oracle GoldenGateのカスタマイズと異種環境間でのデータ配信のサポートが可能になるよう、統合、操作および変換機能を構成します。

  • Oracle GoldenGateをサポートするユーティリティおよびその他のツールを構成します。