この項の手順では、Logdump環境の設定方法およびレコードの表示の開始方法について説明します。
のインストール場所からlogdumpプログラムを実行します。Logdumpのコマンドラインには、編集コマンドや履歴コマンドを使用できるよう番号が付けられています。
logdump
次のコマンドでは、証跡レコードの分析時に最も多く使用される情報を表示するLogdump環境を設定します。
Logdump 1> GHDR ON
レコード・ヘッダーにはトランザクションに関する情報が含まれています。
Logdump 2> DETAIL ON
列情報には、番号および長さが16進およびASCIIで含まれています。
Logdump 3> DETAIL DATA
Logdump 4> USERTOKEN ON
ユーザー・トークンは、TABLEまたはFILEマッピング文で指定され、特定の目的のために証跡ファイルに格納されるカスタム・ユーザー定義情報です。
TABLE
FILE
Logdump 4> GGSTOKEN ON
で自動的に生成されるトークンには、トランザクションID (XID)、DML操作の行ID、フェッチ・ステータス(該当する場合)およびタグ値が含まれます。
XID
Logdump 5> RECLEN length
length
証跡ファイルを開くには、次の手順を実行します。
Logdump 6> OPEN file_name
file_name
説明:
file_nameは、ファイル順序番号を含む、ファイルの相対名または完全修飾名です。次に例を示します。
open /home/ggs/dirdat/jd000000 open $data01.glogggl.aa000000
Logdump 7> NEXT
あるいは、単に「N」と入力します。
N
図1-1 Windowsシステムに表示されるLogdumpレコード
図1-2 NonStopに表示される証跡レコード