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Oracle® Fusion Middleware Oracle GoldenGateのためのLogdumpリファレンス
12c (12.2.0.1)
E70106-03
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1.2 最初のレコードの表示

この項の手順では、Logdump環境の設定方法およびレコードの表示の開始方法について説明します。

1.2.1 Logdumpの実行

のインストール場所からlogdumpプログラムを実行します。Logdumpのコマンドラインには、編集コマンドや履歴コマンドを使用できるよう番号が付けられています。

1.2.2 表示の設定

次のコマンドでは、証跡レコードの分析時に最も多く使用される情報を表示するLogdump環境を設定します。

  1. データとともにレコード・ヘッダーを表示するには、次のようにします。
    Logdump 1> GHDR ON
    

    レコード・ヘッダーにはトランザクションに関する情報が含まれています。

  2. 列情報を追加するには、次のようにします。
    Logdump 2> DETAIL ON
    

    列情報には、番号および長さが16進およびASCIIで含まれています。

  3. 16進およびASCIIのデータ値を列情報に追加するには、次のようにします。
    Logdump 3> DETAIL DATA
    
  4. ユーザー・トークンを表示するには、次のようにします。
    Logdump 4> USERTOKEN ON
    

    ユーザー・トークンは、TABLEまたはFILEマッピング文で指定され、特定の目的のために証跡ファイルに格納されるカスタム・ユーザー定義情報です。

  5. 自動的に生成されるトークンを表示するには、次のようにします。
    Logdump 4> GGSTOKEN ON
    

    で自動的に生成されるトークンには、トランザクションID (XID)、DML操作の行ID、フェッチ・ステータス(該当する場合)およびタグ値が含まれます。

  6. 表示されるレコード・データの量を制御するには、次のようにします。
    Logdump 5> RECLEN length
    

1.2.3 証跡ファイルを開く

証跡ファイルを開くには、次の手順を実行します。

  1. 次のコマンドを使用して証跡ファイルを開きます。
    Logdump 6> OPEN file_name
    

    説明:

    file_nameは、ファイル順序番号を含む、ファイルの相対名または完全修飾名です。次に例を示します。

    open /home/ggs/dirdat/jd000000
    open $data01.glogggl.aa000000
    
  2. 最初のレコードに移動し、レコード間を順に移動するには、次のようにします。
    Logdump 7> NEXT
    

    あるいは、単に「N」と入力します。

図1-1 Windowsシステムに表示されるLogdumpレコード

図1-1の説明が続きます
「図1-1 Windowsシステムに表示されるLogdumpレコード」の説明

図1-2 NonStopに表示される証跡レコード

図1-2の説明が続きます
「図1-2 NonStopに表示される証跡レコード」の説明