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Oracle® Fusion Middleware Oracle GoldenGateのためのLogdumpリファレンス
12c (12.2.0.1)
E70106-03
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2.68 TRANSHIST

TRANSHISTを使用して、証跡またはファイル内のトランザクションのサイズを追跡します。Logdumpは、内部履歴表で各トランザクションのデータのバイト数の降順にトランザクションを追跡します。履歴表がいっぱいになると、最も小さいトランザクションが削除され、それより大きいトランザクションがリストに追加されます。

TRANSHISTを他のLogdumpコマンドと組み合せて使用して、アプリケーションで大規模なトランザクションが生成されるかどうかを調べ、その相対サイズを確認します。この情報は、スループットを改善するために表を異なる処理グループにグループ化する方法を決める際に使用できます。詳細は、トランザクション・サイズの評価を参照してください。

注意:

SEND EXTRACTコマンドとSHOWTRANSオプションを使用して、長時間実行されているトランザクションのリストを表示できます。他のオプションを使用して、Oracle GoldenGateでトランザクションを無視するか、処理するかを制御できます。

デフォルト

0(履歴を保持しない)

構文

TRANSHIST n
n

履歴表のサイズ(バイト)を設定します。有効な値は、0から200バイトまでです。値0は、トランザクション履歴が保持されないことを意味します。

TRANSHIST 150