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Oracle® Fusion Middleware Oracle GoldenGateのためのLogdumpリファレンス
12c (12.2.0.1)
E70106-03
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2.50 SAVE

SAVEを使用して、レコードのサブセットを新しい証跡または抽出ファイルに書き込みます。サブセットを新しいファイルに書き込むことで、小さなファイルを使用でき、デバッグが簡単になります。別のファイルに保存することで、エラーの原因になる可能性があるレコードを除外し、で処理できる有効なレコードを抽出することもできます。

証跡またはファイルのバージョンを(古い形式または新しい形式に)設定するには、TRAILFORMATコマンドを使用します。

デフォルト

なし

構文

SAVE file_name [!] {n records | n bytes}
[NOCOMMENT]
[OLDFORMAT | NEWFORMAT]
[TRANSIND indicator]
[TRUNCATE]
file_name

新しいファイルの名前。証跡ファイルを指定するには、2文字の証跡名と順序番号(たとえば、rt000001など)を指定します。

!

同じファイルがすでに存在する場合、指定されたファイルを上書きします。まずパージが行われ、指定されたレコードがファイルに保存されます。

n records | n bytes

新しいファイルに書き込むレコードの数またはデータのバイト数を指定します。レコード数またはバイト数のnは、ファイル内の現在の位置から順方向に数えます。POSITIONコマンドを使用して位置を変更できます。POSITIONを参照してください。

EXT ( pri, sec [, max])

保存ファイルのエクステント・サイズを指定します。このオプションは、NonStopでのみ有効です。

MEGABYTES n

保存ファイルのエクステントのサイズを指定します。このオプションは、NonStopでのみ有効です。

NOCOMMENT

新しいファイルにデフォルトで配置される先頭および末尾のコメント・レコードを抑止します。これらのレコードによってファイルのコンテキストを説明します。開始コメント・レコードには、ソース証跡の情報と保存が開始された位置が含まれます。終了コメント・レコードは、保存されたデータの終わりを識別します。これらのヘッダーは、同じファイルに保存される異なるレコードのセットを区別する場合に有用ですが、省略できます。

OLDFORMAT | NEWFORMAT

データを現在の証跡の形式(NEWFORMAT、デフォルト)またはバージョン6.0以前に使用された形式(OLDFORMAT)で書き込みます。

TRANSIND indicator

書き込まれるレコードのTransIndヘッダー・フィールドを次のいずれかに設定します。

FIRST
MIDDLE
END
ONLY

これによって、トランザクション内のレコードを並べ替えることができます。TRANSINDは、SAVEコマンドによって書き込まれるすべてのレコードに適用されます。

TRUNCATE

新しい情報を保存する前に既存のファイルをパージします。

SAVE /home/ggs/dirdat/rt000001 10 records nocomment

SAVE $data01.glogggl.ss000000 100 records