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Oracle® Fusion Middleware Oracle GoldenGateの管理for Windows and UNIX
12c (12.2.0.1)
E70111-04
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C.8 Oracle GoldenGateの操作タイプ

次に、Oracle GoldenGateの操作タイプの一部を示します。Oracle GoldenGateに新機能が追加されると、タイプが追加されることがあります。最新のリストを確認するには、ログダンプ・ユーティリティのSHOW RECTYPEコマンドを使用してください。


表C-2 Oracle GoldenGateの操作タイプ

タイプ 説明 プラットフォーム

1-Abort

トランザクションが中断されました。

NSK TMF

2-Commit

トランザクションがコミットされました。

NSK TMF

3-Delete

レコードまたは行が削除されました。Deleteレコードには、通常、完全レコード・イメージが含まれます。ただし、COMPRESSDELETESパラメータが使用されている場合は、キー列のみが示されます。

すべて

4-EndRollback

データベース・ロールバックが終了しました。

NSK TMF

5-Insert

レコードまたは行が挿入されました。Insertレコードには、完全レコード・イメージが含まれます。

すべて

6-Prepared

ネットワーク・トランザクションのコミット準備が完了しました。

NSK TMF

7-TMF-Shutdown

TMFが停止しました。

NSK TMF

8-TransBegin

現在使用されていません。

NSK TMF

9-TransRelease

現在使用されていません。

NSK TMF

10-Update

レコードまたは行が更新されました。Updateレコードには、完全レコード・イメージが含まれます。注意: レコード・ヘッダーのパーティション・インジケータが4の場合、そのレコードはFieldComp形式(後述を参照)であり、更新は圧縮されています。

すべて

11-UpdateComp

TMF AuditComp形式のレコードまたは行が更新されました。この形式では、変更されたバイトのみが示されます。2-byte_offset2-byte_length形式の4バイトの記述子が、各データ・フラグメントの先頭に配置されます。byte offsetは、ソース表内の列の序数索引です。lengthはデータの長さです。

NSK TMF

12-FileAlter

データベース・ファイルの属性が変更されました。

NSK

13-FileCreate

データベース・ファイルが作成されました。

NSK

14-FilePurge

データベース・ファイルが削除されました。

NSK

15-FieldComp

SQL表の行が更新されました。この形式では、変更されたバイトのみが示されます。変更されていない列の変更前イメージは、データベースでは記録されません。2-byte_offset2-byte_length形式の4バイトの記述子が、各データ・フラグメントの先頭に配置されます。byte offsetは、ソース表内の列の序数索引です。lengthはデータの長さです。レコード・ヘッダーのパーティション・インジケータの4は、FieldComp形式を示します。

すべて

16-FileRename

ファイル名が変更されました。

NSK

17-AuxPointer

新規データを保持するAUX証跡および読取りを開始する場所に関する情報が含まれます。

NSK TMF

18-NetworkCommit

ネットワーク・トランザクションがコミットされました。

NSK TMF

19-NetworkAbort

ネットワーク・トランザクションが中断されました。

NSK TMF

90-(GGS)SQLCol

SQL表に1つ以上の列が追加されたか、属性が変更されました。

NSK

100-(GGS)Purgedata

ファイルからすべてのデータが削除されました(PURGEDATA)。

NSK

101-(GGS)Purge(File)

ファイルが消去されました。

NSK非TMF

102-(GGS)Create(File)

ファイルが作成されました。Oracle GoldenGateレコードには、ファイル属性が含まれます。

NSK非TMF

103-(GGS)Alter(File)

ファイルが変更されました。Oracle GoldenGateレコードには、変更されたファイル属性が含まれます。

NSK非TMF

104-(GGS)Rename(File)

ファイル名が変更されました。Oracle GoldenGateレコードには、元の名前と新しい名前が含まれます。

NSK非TMF

105-(GGS)Setmode

SETMODE操作が実行されました。Oracle GoldenGateレコードには、SETMODE情報が含まれます。

NSK非TMF

106-GGSChangeLabel

CHANGELABEL操作が実行されました。Oracle GoldenGateレコードには、CHANGELABEL情報が含まれます。

NSK非TMF

107-(GGS)Control

CONTROL操作が実行されました。Oracle GoldenGateレコードには、CONTROL情報が含まれます。

NSK非TMF

115および117

(GGS)KeyFieldComp(32)

主キーが更新されました。Oracle GoldenGateレコードには、キーの変更前イメージと、キーおよび行の変更後イメージが含まれます。データはFieldComp形式(圧縮)です。つまり、変更されていない列の変更前イメージは、データベースでは記録されません。

WindowsおよびUNIX

116-LargeObject

116-LOB

RAW列、BLOB列、CLOB列またはLOB列を示します。このタイプのデータは、複数のレコードにわたって格納されます。

WindowsおよびUNIX

132-(GGS) SequenceOp

順序に対する操作を示します。

WindowsおよびUNIX

134-UNIFIED UPDATE

135-UNIFIED PKUPDATE

同じレコードに変更前と変更後の値の両方が含まれている、統一された証跡レコードを示します。UNIFIED UPDATE内の変更前イメージには、変更前イメージと変更後イメージの両方のトランザクション・レコードで使用可能なすべての列が含まれます。UNIFIED PKUPDATE内の変更前イメージには、トランザクション・レコードで使用可能なすべての列が含まれますが、変更後イメージは、UPDATEで変更された主キー列および列に制限されます。

WindowsおよびUNIX

160 - DDL_Op

DDL操作を示します。

WindowsおよびUNIX

161-

RecordFragment

ベース・レコードを超えており、複数のレコードにわたって格納する必要のある大きな行の一部であることを示します。

WindowsおよびUNIX

200-GGSUnstructured Block

200-BulkIO

BULKIO操作が実行されました。Oracle GoldenGateレコードには、RAW DP2ブロックが含まれます。

NSK非TMF

201から204

これらは、NonStopトレース・レコードの異なるタイプです。トレース・レコードは、Oracle GoldenGateサポートのアナリストによって使用されます。説明は次のとおりです。

  • ARTYPE_FILECLOSE_GGS 201 — ソース・アプリケーションが、構造化されていないI/Oに対して開かれていたファイルを閉じました。Replicatによって使用されます。

  • ARTYPE_LOGGERTS_GGS 202 — ロガー・ハートビート・レコード。

  • ARTYPE_EXTRACTERTS_GGS 203 — 未使用。

  • ARTYPE_COLLECTORTS_GGS 204 — 未使用。

NSK非TMF

205-GGSComment

ログダンプ・ユーティリティによって作成されたコメント・レコードを示します。コメント・レコードは、ログダンプによって、そのSAVEコマンドでファイルに保存されるデータの最初と最後に作成されます。

すべて

249から254

これらは、NonStopトレース・レコードの異なるタイプです。トレース・レコードは、Oracle GoldenGateサポートのアナリストによって使用されます。説明は次のとおりです。

  • ARTYPE_LOGGER_ADDED_STATS 249 — ソース・アプリケーションがロガーで開いている状態を閉じたときにロガーによって作成されるステータス・レコード(SENDERSTATSが有効化されており、ステータスがログ証跡に書き込まれる場合)。

  • ARTYPE_LIBRARY_OPEN 250BASELIBによって書き込まれ、アプリケーションがファイルを開いたことを示します。

  • ARTYPE_LIBRARY_CLOSE 251 BASELIBによって書き込まれ、アプリケーションがファイルを閉じたことを示します。

  • ARTYPE_LOGGER_ADDED_OPEN 252 — 未使用。

  • ARTYPE_LOGGER_ADDED_CLOSE 253 — 未使用。

  • ARTYPE_LOGGER_ADDED_INFO 254 — ロガーによって書き込まれ、後続のレコードでI/Oを実行したソース・アプリケーションに関する情報が含まれます(SENDERSTATSが有効化されており、ステータスがログ証跡に書き込まれる場合)。トレース・レコードのファイル名は、アプリケーションのオブジェクト・ファイルです。トレース・データには、アプリケーション・プロセスの名前と、その実行で使用されていたライブラリ(存在する場合)の名前が含まれます。

NSK非TMF