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Oracle® Fusion Middleware Oracle GoldenGateの管理for Windows and UNIX
12c (12.2.0.1)
E70111-04
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C.9 Oracle GoldenGate証跡のヘッダー・レコード

Oracle GoldenGate証跡にあるトランザクション関連のレコードに加え、各証跡ファイルにはファイル・ヘッダーが含まれます。

ファイル・ヘッダーは、データ・レコードに先行する証跡ファイルの先頭部分にレコードとして格納されます。証跡のヘッダーに格納されているレコードに関する情報によって、Oracle GoldenGateプロセスは、各レコードがOracle GoldenGateの現行リリースでサポートされる形式であるかどうかを判断できます。

証跡ヘッダー・フィールドはトークンとして格納されます。トークンの形式はOracle GoldenGateのすべてのバージョンで同じです。Oracle GoldenGateのあるバージョンで与えられたトークンがサポートされない場合、そのトークンは無視されます。非推奨のトークンには、Oracle GoldenGateの以前のバージョンとの互換性が保たれるようデフォルト値が割り当てられます。

証跡のヘッダーは、ログダンプ・ユーティリティのFILEHEADERコマンドを使用して表示できます。ファイル・ヘッダーのトークンの詳細は、Oracle GoldenGateログダンプ・リファレンスを参照してください。