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Oracle® Fusion Middleware Oracle GoldenGateリファレンスfor Windows and UNIX
12c (12.2.0.1)
E70112-04
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3.162 SPACESTONULL | NOSPACESTONULL

適用対象

Oracle Databaseのみをレプリケートします。

説明

SPACESTONULLおよびNOSPACESTONULLパラメータでは、空白のみを含むソース列をターゲット列でNULLに変換するかどうかを制御します。ターゲット列がNULL値を受け付ける場合、SPACESTONULLは空白をNULLに変換します。NOSPACESTONULLは、空白をターゲット列で単一の空白文字に変換します。

このパラメータは、次の2つのシナリオで適用可能です。

  • 空白のみを含むソース列

  • DB2の空のCHAR/VARCHAR列データなど、ソース列は空です。

Oracleでは、空の列とNULLは区別されませんが、他のデータベースでは区別されるため、これらのタイプの列については、使用しているデータベースのドキュメントを参照してください。

パラメータは表に固有です。一方のパラメータは、もう一方のパラメータが見つかるまで、それ以降のすべてのMAP文に有効です。

これらのパラメータは、MAP文で有効化または無効化を選択できるため、調整Replicatの様々なスレッドに対して有効にしたり、無効にしたりできます。あるMAP文のセットではSPACESTONULLスレッドを指定し、別のMAP文のセットではNOSPACESTONULLスレッドを指定します。

デフォルト

NOSPACESTONULL

構文

SPACESTONULL | NOSPACESTONULL

次に、それぞれが調整Replicatの異なるスレッドを表す様々なMAP文に、SPACESTONULLNOSPACESTONULLを選択して適用する方法の例を示します。

SPACESTONULL
MAP sales.cust, TARGET sales.cust, THREAD (1);
MAP sales.ord, TARGET sales.ord, THREAD (2);
NOSPACESTONULL
MAP sales.loc, TARGET sales.loc, THREAD (3);