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Oracle® Fusion Middleware Oracle GoldenGateリファレンスfor Windows and UNIX
12c (12.2.0.1)
E70112-04
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3.161 SOURCETIMEZONE

適用対象

Replicat

説明

SOURCETIMEZONEパラメータでは、ソース・データベースのタイムゾーンを指定します。このパラメータは、次のいずれかの目的で使用します。

  • トレイルに保管されているソース・タイムゾーンより優先させるため。デフォルトでは、Replicatは指定されたタイムゾーンにセッションのリージョンIDとオフセット値の両方を設定します。このオプションは、Oracle GoldenGateリリース12.1.2以上に適用されます。12.1.2以上のリリースでは、Extractによってソース・タイムゾーンがトレイルに書き込まれます。Replicatは指定されたタイムゾーンにセッションを設定します。

  • 12.1.2より前のリリースのExtractによってトレイルが書き込まれる場合に、ソース・データベースのタイムゾーンを提供するため。これらのリリースでは、Extractはトレイルにソース・タイムゾーンを書き込まないため、このパラメータで指定する必要があります。Replicatは指定されたタイムゾーンにセッションを設定します。

Replicatでソース・タイムゾーンのデフォルト使用を無効にするには、Replicatパラメータ・ファイルでPRESERVETARGETTIMEZONEパラメータを使用します。詳細は、「PRESERVETARGETTIMEZONE」を参照してください。

デフォルト

なし

構文

SOURCETIMEZONE time_zone
time_zone

データベースによる出力としてのソース・データベースのタイムゾーン(DATETIMEおよびTIMESTAMPデータ型)。次の方法で指定できます。

  • IANAタイムゾーン・データベース(tzデータベース)で有効なリージョンIDとして指定します。(リージョンIDはOlsonタイムゾーンIDとも呼ばれます)。サマータイムの調整は、サポートされている場合、ターゲット・データベースで実行できます。

  • UTCからのオフセットとして指定します。

次の例では、SOURCETIMEZONEの様々な指定方法を示します。

  • 次に、リージョンIDを指定する例を示します。

    SOURCETIMEZONE America/New_York
    
    SOURCETIMEZONE US/Pacific
    
    SOURCETIMEZONE Japan
    
    SOURCETIMEZONE UTC
    
    SOURCETIMEZONE Pacific/Guam
    
  • 次に、UTCからのオフセットを指定する例を示します。

    SOURCETIMEZONE +09:00
    
    SOURCETIMEZONE -04:30