Oracle® Fusion Middleware Oracle GoldenGateリファレンスfor Windows and UNIX 12c (12.2.0.1) E70112-04 |
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適用対象
Replicat
説明
SOURCETIMEZONE
パラメータでは、ソース・データベースのタイムゾーンを指定します。このパラメータは、次のいずれかの目的で使用します。
トレイルに保管されているソース・タイムゾーンより優先させるため。デフォルトでは、Replicatは指定されたタイムゾーンにセッションのリージョンIDとオフセット値の両方を設定します。このオプションは、Oracle GoldenGateリリース12.1.2以上に適用されます。12.1.2以上のリリースでは、Extractによってソース・タイムゾーンがトレイルに書き込まれます。Replicatは指定されたタイムゾーンにセッションを設定します。
12.1.2より前のリリースのExtractによってトレイルが書き込まれる場合に、ソース・データベースのタイムゾーンを提供するため。これらのリリースでは、Extractはトレイルにソース・タイムゾーンを書き込まないため、このパラメータで指定する必要があります。Replicatは指定されたタイムゾーンにセッションを設定します。
Replicatでソース・タイムゾーンのデフォルト使用を無効にするには、Replicatパラメータ・ファイルでPRESERVETARGETTIMEZONE
パラメータを使用します。詳細は、「PRESERVETARGETTIMEZONE」を参照してください。
デフォルト
なし
構文
SOURCETIMEZONE time_zone
例
次の例では、SOURCETIMEZONE
の様々な指定方法を示します。
次に、リージョンIDを指定する例を示します。
SOURCETIMEZONE America/New_York SOURCETIMEZONE US/Pacific SOURCETIMEZONE Japan SOURCETIMEZONE UTC SOURCETIMEZONE Pacific/Guam
次に、UTCからのオフセットを指定する例を示します。
SOURCETIMEZONE +09:00 SOURCETIMEZONE -04:30