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Oracle® Fusion Middleware Oracle GoldenGateリファレンスfor Windows and UNIX
12c (12.2.0.1)
E70112-04
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3.95 INSERTAPPEND | NOINSERTAPPEND

適用対象

Replicat (Oracle非統合モード)

説明

INSERTAPPENDおよびNOINSERTAPPENDパラメータでは、非統合モードで実行しているReplicatが、Oracleターゲット表にINSERT操作(配列のバインディングに使用)を適用するときにAPPENDヒントを使用するかどうかを制御します。これらのパラメータは、Oracleデータベースにのみ有効で、BATCHSQLモードとのみ互換性があります。

INSERTAPPENDを指定すると、Oracleターゲット表にINSERT操作を適用するときに、ReplicatはAPPEND_VALUESヒントを使用します。レプリケートされるトランザクションが大きく、同一の表への複数の挿入が含まれている場合、ヒントの使用は適切なパフォーマンスの向上策です。トランザクションが小さい場合にINSERTAPPENDを使用すると、パフォーマンスが低下することがあります。APPENDヒント使用の詳細は、Oracleのマニュアルを参照してください。

INSERTAPPENDを使用する場合は、BATCHSQLパラメータを使用する必要があります。 BATCHSQLを使用しない場合、Replicatは異常終了します。

これらのパラメータは2つの方法で使用でき、パラメータ・ファイルのルートで単独パラメータとして使用する場合は、一方のパラメータは、もう一方のパラメータが見つかるまで、それ以降のすべてのTABLEまたはMAP文に有効です。1つのMAP文内で使用する場合は、このMAP文よりも先に指定されているすべての単独のINSERTAPPENDまたはNOINSERTAPPENDエントリよりも優先されます。

MAPパラメータの詳細は、TABLE | MAPを参照してください。

デフォルト

NOINSERTAPPEND

構文

INSERTAPPEND | NOINSERTAPPEND

例1   

次の例は、Replicatパラメータ・ファイルの一部です。INSERTAPPENDが、inventory表を除くfinスキーマ内のすべての表に対して使用されています。

BATCHSQL
INSERTAPPEND
MAP fin.*, TARGET fin2.*;
MAPEXCLUDE fin.inventory;
NOINSERTAPPEND
MAP fin.inventory, TARGET fin2.inventory;
例2   

次の例は、Replicatパラメータ・ファイルの一部です。INSERTAPPENDが、inventory表を除くMAP文のすべての表に対して使用されます。

BATCHSQL
MAP fin.orders, TARGET fin.orders;
MAP fin.customers, TARGET fin.customers;
MAP fin.inventory, TARGET fin.inventory, NOINSERTAPPEND;