Oracle® Fusion Middleware Oracle GoldenGateリファレンスfor Windows and UNIX 12c (12.2.0.1) E70112-04 |
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EXIT_CALL_TYPE
では、処理中にいつExtractまたはReplicatプロセス(コール元)がユーザー・イグジット・ルーチンをコールするかを指定します。プロセスは、次のコールを使用してルーチンをコールできます。
表6-1 ユーザー・イグジット・コール
コール・タイプ | 処理ポイント |
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次のいずれかの直前にコールされます。
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ExtractまたはReplicatチェックポイントが書き込まれた直後にコールされます。 |
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Extractの処理中に、ASCII入力レコードが破棄ファイルに書き込まれる前にコールされます。関連するASCIIバッファは、コールバック・ルーチンを使用してユーザー・イグジットによって取得および操作できます。 このコール・タイプは、Replicatプロセスでは使用できません。 |
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Replicatの処理中に、レコードが破棄ファイルに書き込まれる前にコールされます。レコードは、Oracle GoldenGate変更レコードの値がターゲット表の現在のバージョンと異なっているときなど、複数の理由で破棄されます。関連する破棄バッファは、コールバック・ルーチンを使用してユーザー・イグジットによって取得および操作できます。 このコール・タイプは、Extractプロセスでは使用できません。 |
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次のいずれかの直後にコールされます。
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ExtractまたはReplicatの処理中に致命的なエラーが発生後、Oracle GoldenGateが停止する直前にコールされます。 |
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Replicatの処理中に、NonStopサーバーのマーカーがトレイルから読み取られ、マーカー履歴ファイルに書き込まれる前にコールされます。 |
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このコールは、ほとんどのユーザー・イグジット処理の基盤です。 |
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処理開始時にコールされます。ユーザー・イグジットは、ファイルのオープンや変数の初期化などの初期化作業を実行できます。 |
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プロセスが正常に停止または異常終了する前にコールされます。ユーザー・イグジットは、ファイルのクローズや合計の出力などの完了作業を実行できます。 |
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各イグジット・コールの完了時に、コール元にレスポンス方法を指示するためにユーザー・イグジット・ルーチンによって設定されます。 |