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Oracle® Fusion Middleware Oracle GoldenGateリファレンスfor Windows and UNIX
12c (12.2.0.1)
E70112-04
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6.4 EXIT_CALL_RESULTの使用

EXIT_CALL_RESULTでは、ルーチンにレスポンスを提供します。


表6-2 ユーザー・イグジット・レスポンス

コール結果 説明

EXIT_ABEND_VAL

コール元に即座に停止するように指示します。

EXIT_IGNORE_VAL

レコードのそれ以上の処理を拒否します。EXIT_IGNORE_VALは、ユーザー・イグジットが特定のレコードに必要なすべての処理を実行し、データ・レコードの出力やレプリケートが必要ないときに適切です。

EXIT_OK_VAL

ルーチンがイベントに対して何も実行しない場合は、EXIT_OK_VALとみなされます。イグジット・コール・タイプが次のいずれかの場合

  • EXIT_CALL_PROCESS_RECORD

  • EXIT_CALL_DISCARD_RECORD

  • EXIT_CALL_DISCARD_ASCII_RECORD

... かつEXIT_OK_VALが返される場合、Oracle GoldenGateはユーザー・イグジットから返されたレコード・バッファを処理します。

EXIT_PROCESSED_REC_VAL

ExtractまたはReplicatに、レコードをスキップし、レポート・ファイルに出力される統計の該当する表および操作タイプを更新するように指示します。

EXIT_STOP_VAL

コール元に処理を正常に停止するように指示します。EXIT_STOP_VALまたはEXIT_ABEND_VALは、ユーザー・イグジットでエラー状態が発生したときに適切です。