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Oracle® Fusion Middleware Oracle GoldenGateリファレンスfor Windows and UNIX
12c (12.2.0.1)
E70112-04
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3.176 THREADOPTIONS

適用対象

Extract

説明

THREADOPTIONSパラメータでは、スレッドExtractの動作方法を制御します。

GGSCI、Manager、およびExtractを停止および再起動して、変更を有効にします。

デフォルト

なし

構文

THREADOPTIONS
[INQUEUESIZE n]
[OUTQUEUESIZE n]
[PROCESSTHREADS SELECT thread_spec | PROCESSTHREADS EXCEPT thread_spec]
[STACKSIZE bytes]
INQUEUESIZE n

Oracle RACクラスタ内の各プロデューサExtractスレッドの入力キューのキュー・エントリ数を指定します。この値を大きくすると、大量データのパフォーマンスが向上します。この値を小さくすると、アクティビティが非常に少ない環境でデータがより迅速に送信されます。有効な値は16から65535までです。デフォルトは128です。ほとんどの場合、デフォルトで十分ですが、値を大きくする必要がある場合は、ほとんどのタイプの環境で1000で十分です。OUTQUEUESIZEも参照してください。

INQUEUESIZEおよびOUTQUEUESIZEに加え、AIXユーザーは、環境変数AIXTHREAD_SCOPES (システム・スコープ)に設定して、プロセスの同時実行をサポートする複数CPUの使用を指定することにより、パフォーマンスを改善できることがあります。システム範囲を使用するには、Managerプロセスを起動するユーザーの.profileファイルに次を追加するか、GGSCIを起動する前に、この変数を手動でエクスポートします。

AIXTHREAD_SCOPE=S
export AIXTHREAD_SCOPE
OUTQUEUESIZE n

Oracle RACクラスタ内の各プロデューサExtractスレッドの出力キューのキュー・エントリ数を指定します。有効な値は8から65535までです。デフォルトは2048です。ほとんどの場合、デフォルトで十分です。

[PROCESSTHREADS SELECT thread_spec | PROCESSTHREADS EXCEPT thread_spec]

処理対象または処理から除外するExtractスレッドを指定します。有効な値:

  • シングル・スレッドID (例: 1)

  • 範囲(例: 1-5)

ExtractスレッドはREDOスレッドにマップされます。注意: Extractスレッドを処理対象から除外すると、そのデータはターゲット表との同期対象から除外されます。

主に、Extractがアーカイブ・ログ専用(ALO)モードの場合に使用されます。

[STACKSIZE bytes]

Oracle RACクラスタ内の各プロデューサExtractスレッドのスタック・サイズを指定します。有効な値は65536から33554432の範囲で、デフォルトは1048576です。