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Oracle® Fusion Middleware Oracle GoldenGateリファレンスfor Windows and UNIX
12c (12.2.0.1)
E70112-04
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3.31 COLMATCH

適用対象

ExtractおよびReplicat

説明

COLMATCHパラメータでは、列マッピングのグローバル・ルールを作成します。COLMATCHルールは、COLMATCH文に続くすべてのTABLEまたはMAP文に適用されます。グローバル・ルールを以降のTABLEまたはMAPエントリに対して無効にするには、RESETオプションを使用します。

COLMATCHを使用すると、同様の構造を持っていて、同じデータ・セットを異なる列名に保持している表同士をマップできます。COLMATCHでは、個別のTABLEまたはMAP文でCOLMAP句を使用するよりも、このタイプの列を効率的にマップできます。

COLMATCHでは、次のことを実行できます。

  • 列名に基づいて明示的にマップする

  • 名前の接頭辞またはサフィックスを無視する

名前が異なるソース列とターゲット列をマッピングする場合は、COLMATCHか、TABLEまたはMAP文のCOLMAP句を使用する必要があります。

列マッピングの詳細は、Oracle GoldenGateの管理for Windows and UNIXを参照してください。

デフォルト

なし

構文

COLMATCH
{NAMES target_column = source_column |
PREFIX prefix |
SUFFIX suffix |
RESET}
NAMES target_column = source_column

ターゲットおよびソースの列名を指定します(例: CUSTOMER_CODEおよびCUST_CODE)。大/小文字を区別するには二重引用符が必要になるデータベースの場合は、そのように列名を指定します。たとえば、NAMES "ABC" = "ABC2"とします。大/小文字が区別される他のデータベースでは、データベースに格納されているとおりに列名を指定します(例: NAMES ABC = abc)。

PREFIX prefix | SUFFIX suffix

無視する列名接頭辞または接尾辞を指定します。大/小文字を区別するには二重引用符が必要になるデータベースで、大/小文字を区別する場合は、そのように接頭辞または接尾辞を指定します。大/小文字が区別される他のデータベースでは、データベースに格納されているとおりに接頭辞または接尾辞を指定します。

たとえば、"ORDER_ID"という名前のターゲット列を"P_ORDER_ID"という名前のソース列にマップする場合は、次のように指定します。

COLMATCH PREFIX "P_"

"CUST_CODE_K"という名前のターゲット列をCUST_CODEという名前のソース列にマップする場合は、次のように指定します。

COLMATCH SUFFIX "_K"
RESET

前に定義したCOLMATCHルールを、後続のTABLE文またはMAP文で無効化します。

例1   
COLMATCH NAMES "CUSTOMER_CODE" = "CUST_CODE"
例2   
COLMATCH NAMES Customer_Code = "Cust_Code"
例3   
COLMATCH PREFIX P_
例4   
COLMATCH SUFFIX _K
例5   
COLMATCH RESET