Oracle® Fusion Middleware Oracle GoldenGateリファレンスfor Windows and UNIX 12c (12.2.0.1) E70112-04 |
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適用対象
DEFGEN
説明
DEFSFILE
パラメータでは、DEFGENがデータ定義を書き込むファイルの名前を指定します。デフォルトでは、データ定義ファイルは、ローカル・オペレーティング・システムのキャラクタ・セットで書き込まれます。キャラクタ・セットを変更するには、CHARSET
オプションを使用します。
定義ファイルの詳細は、Oracle GoldenGateの管理for Windows and UNIXを参照してください。
デフォルト
なし
構文
DEFSFILE file_name [APPEND | PURGE] [CHARSET character_set] [FORMAT RELEASEmajor
.minor
]
file_name
相対ファイル名または完全修飾ファイル名。このファイルはDEFGENを実行するときに作成されます。
APPEND
指定したファイルがすでに存在している場合、DEFGENに、既存のコンテンツの末尾に(現在の実行から)新しいコンテンツを書き込ませます。すでに存在している定義ファイルが古いOracle GoldenGateリリース・バージョンである場合は、FORMAT RELEASE
オプションを既存のファイルと同じバージョンに設定するとエラーを防ぐことができます。そうしないと、DEFGENは新しいメタデータ機能を追加しようとして異常終了します。APPEND
を使用する場合、次の制約があります。
既存のデータ定義ファイルがOracle GoldenGate 11.2.1より古いフォーマットの場合、DEFGENは、マルチバイトおよび特殊文字を含む表名および列名がサポートされていない古いフォーマットで、表定義を追加します。
既存のデータ定義ファイルがリリース11.2.1で導入されたフォーマットより新しい場合、DEFGENは、ファイルの既存のキャラクタ・セットで表定義を追加します。
既存のファイルがバージョン11.2以前の場合は、ファイルが作成されたときに、3つの部分からなるオブジェクト名がDEFGENでサポートされていません。新しいメタデータに3つの部分からなる名前が含まれるとエラーが発生します。DEFGENパラメータ・ファイルでNOCATALOG
パラメータを使用してコンテナまたはカタログの部分を削除すると、Oracleコンテナ・データベースまたはSQL/MXのオブジェクトを指定できます。
PURGE
現在の実行で新しいコンテンツを書き込む前に、DEFGENに指定したファイルをパージさせます。PURGE
を使用すると、古いバージョンのDEFGENによって作成された既存の定義ファイルを、新しい機能(3つの部分からなるオブジェクト名など)をサポートする新しいメタデータで上書きできます。
CHARSET
character_set
定義ファイルを指定したキャラクタ・セットで生成します。CHARSET
を指定しない場合、オペレーティング・システムのデフォルトのキャラクタ・セットが使用されます。リリース11.2.1以降の定義ファイルにAPPEND
モードが指定されている場合、CHARSET
は無視され、既存の定義ファイルのキャラクタ・セットが使用されます。
FORMAT RELEASE
major.minor
DEFGENによって定義ファイルに送られる定義のメタデータ・フォーマットを指定します。リーダー・プロセスは、メタデータに基づいて、ファイル・レコードが自身がサポートしているバージョンかどうかを把握します。メタデータのフォーマットは、Oracle GoldenGateプロセスのリリースによって異なります。古いOracle GoldenGateリリースには、新しいリリースとは異なるメタデータが含まれます。定義ファイルを使用するプロセスが、現在のOracle GoldenGateバージョンよりも古い場合は、FORMAT
を使用します。
FORMAT
は必須のキーワードです。
RELEASE
はOracle GoldenGateのリリース・バージョンを指定します。major
はメジャー・バージョン番号で、minor
はマイナー・バージョン番号です。X.x
には、Oracle GoldenGateの現在または以前のGenerally Available (GA)リリースを指定する必要があります。有効な値は、9.0から現在のOracle GoldenGate X.x
バージョン番号(たとえば11.2または12.1)です。(9.0以前のOracle GoldenGateリリースを使用している場合は、9.0または9.5を指定してください。)
リリース・バージョンは、プログラムによって適切な内部互換性レベルにマッピングされます。デフォルトは、このトレイルに書き込むプロセスの現在のバージョンです。12.1より前のRELEASE
のリリースでは、3つの部分からなるオブジェクト名はサポートされません。
例
DEFSFILE ./dirdef/orcldef CHARSET ISO-8859-11 FORMAT RELEASE 11.2