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Oracle® Fusion Middleware Oracle GoldenGateリファレンスfor Windows and UNIX
12c (12.2.0.1)
E70112-04
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1.22 ALTER REPLICAT

ALTER REPLICATでは、ADD REPLICATコマンドで作成したReplicatグループの属性を変更します。このコマンドを使用する前に、STOP REPLICATコマンドを発行してReplicatを停止してください。これが調整Replicatグループの場合、threadIDオプションが使用されていないかぎり、ALTERはすべてのスレッドに対して有効です。

注意:

ALTER REPLICATでは、通常のReplicatモードから調整モードへの切替えはサポートされません。プロセスを停止し、すべての経路データがターゲットに適用されていることを確認して、トレイルを新しいトレイルにロールオーバーし、Replicatグループを調整モードで削除および再作成してから、プロセスを再開する必要があります。

構文

ALTER REPLICAT group_name[threadID], {
   ADD REPLICAT option [, ...] |
   INTEGRATED | NONINTEGRATED, CHECKPOINTTABLE owner.table 
}
[, CPU number]
[, PRI number]
[, HOMETERM device_name]
[, PROCESSNAME process_name]
group_name[threadID]

変更するReplicatグループの名前、または調整Replicatのスレッドの名前。スレッドを指定するには、完全スレッド名(ALTER REPLICAT fin003, EXTSEQNO 53など)を使用します。スレッドIDを指定しない場合、ALTERはReplicatグループのすべてのスレッドに有効になります。

ADD REPLICAT option

ADD REPLICATオプション。非統合Replicatの場合、CHECKPOINTおよびNODBCHECKPOINTオプションを除き、ADD REPLICATコマンドで構成した説明または任意のサービス・オプションを変更できます。

INTEGRATED

Replicatを非統合モードから統合モードへ切り替えます。現在処理中のトランザクションが適用されてから、切替えが行われます。非統合Replicatから統合Replicatへの移行を実行する全手順については、Oracle GoldenGateの管理for Windows and UNIXを参照してください。

NONINTEGRATED, CHECKPOINTTABLE owner.table

(Oracle)Replicatを統合モードから非統合モードに切り替えます。

CHECKPOINTTABLEに対し、チェックポイント表の所有者と名前を指定します。この表は、NONINTEGRATEDを指定してALTER EXTRACTを発行する前に、ADD CHECKPOINTTABLEコマンドを使用して作成する必要があります。

統合Replicatから非統合Replicatへの移行を実行する全手順については、Oracle GoldenGateの管理for Windows and UNIXを参照してください。

統合Replicatの詳細は、Oracle DatabaseのためのOracle GoldenGateのインストールおよび構成を参照してください。

CPU number

SQL/MXに有効です。プロセスに使用するCPUの数を指定します。有効な値は、0 - 15の番号で、-1がデフォルトです(起動した最後のManagerよりも1高い値が割り当てられます)。

PRI number

SQL/MXに有効です。Extractプロセス優先度を指定します。有効な値は、1 - 199の番号で、-1がデフォルトです(Managerプロセス優先度と同じ)。

HOMETERM device_name

SQL/MXに有効です。使用するデバイスの名前を指定し、ターミナルまたはプロセスにする必要があります。Guardian $またはOSS /G/xxxxxのいずれかの書式で入力できます。デフォルトは$zhomeまたは現在のセッションHOMETERM ($zhomeが定義されていない場合)です。

PROCESSNAME process_name

SQL/MXに有効です。プロセスの名前を最大5文字の英数字の文字列として指定できます(Guardian $またはOSS /G/xxxxxのいずれかの書式で入力できます)。デフォルトは、システム生成のプロセス名です。

例1   
ALTER REPLICAT finance, EXTSEQNO 53
例2   
ALTER REPLICAT finance, EXTRBA 0
例3   
ALTER REPLICAT finance, BEGIN 2011-01-07 08:00:00
例4   
ALTER REPLICAT finance, INTEGRATED
例5   
ALTER REPLICAT finance, NONINTEGRATED, CHECKPOINTTABLE ogg.checkpt
例6   
ALTER REPLICAT fin001, EXTSEQNO 53

例7   

次の例では、SQL/MX NonStopプラットフォーム上のReplicatを変更します。

ALTER REPLICAT reptcp, CPU 3, PRI 150, HOMETERM /G/zhome,  PROCESSNAME default