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Oracle® Fusion Middleware Oracle GoldenGateリファレンスfor Windows and UNIX
12c (12.2.0.1)
E70112-04
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3.168 SYSLOG

適用対象

GLOBALS、Manager

説明

SYSLOGパラメータでは、Oracle GoldenGateがWindowsまたはUNIXシステムのシステム・ログ、またはIBM iシステム上のSYSOPRメッセージ・キューに送信するメッセージのタイプを制御します。次のことを実行できます。

  • すべてのOracle GoldenGateメッセージを含める

  • すべてのOracle GoldenGateメッセージを抑止する

  • 情報、警告、エラーのいずれかのメッセージを記録するか、これらのタイプの任意の組合せを記録するためのフィルタ処理

SYSLOGは、GLOBALSパラメータ、Managerパラメータ、またはその両方のパラメータとして使用できます。GLOBALSパラメータ・ファイルで使用する場合は、システム上のすべてのOracle GoldenGateプロセスのメッセージ・フィルタリングを制御します。Managerパラメータ・ファイルで使用する場合は、Managerプロセスのメッセージのみのフィルタリングを制御します。GLOBALSおよびManagerの両方のパラメータ・ファイルで使用する場合は、ManagerプロセスについてはManager設定がGLOBALS設定よりも優先されます。これにより、Managerと他のすべてのOracle GoldenGateプロセスで別個の設定を使用できます。

デフォルト

すべてのOracle GoldenGateメッセージを、プラットフォームに応じてシステム・ログまたはSYSOPRメッセージ・キューに書き込む。

構文

SYSLOG {[ALL | NONE] | [, INFO] [, WARN] [, ERROR]}
ALL

すべてのINFO (情報)、WARN (警告)およびERROR (エラー)メッセージをシステム・ログまたはSYSOPRメッセージ・キューに送信します。これはデフォルトで、次の設定と同じです。

SYSLOG INFO, WARN, ERROR

他のオプションと組み合せることはできません。デフォルトでは、INFOメッセージはSQL/MXイベント管理サービスではレポートされません。

NONE

Oracle GoldenGateメッセージをシステム・ログまたはSYSOPRメッセージ・キューに書き込みません。他のオプションと組み合せることはできません。

INFO

INFOとしてレポートされるメッセージをシステム・ログまたはSYSOPRメッセージ・キューに送信します。WARNおよびERRORと組み合せることができます(順序は任意)。

デフォルトでは、これらのメッセージはSQL/MXイベント管理サービスではレポートされません。

WARN

WARNとしてレポートされるメッセージをシステム・ログまたはSYSOPRメッセージ・キューに送信します。INFOおよびERRORと組み合せることができます(順序は任意)。

ERROR

INFOとしてレポートされるメッセージをシステム・ログまたはSYSOPRメッセージ・キューに送信します。INFOおよびWARNと組み合せることができます(順序は任意)。

次の例はともに、警告およびエラー・メッセージをシステム・ログまたはSYSOPRメッセージ・キューに送信しますが、情報メッセージは送信しません。

SYSLOG WARN, ERROR

または

SYSLOG ERROR, WARN