Oracle® Fusion Middleware Oracle GoldenGateリファレンスfor Windows and UNIX 12c (12.2.0.1) E70112-04 |
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適用対象
GLOBALS、Manager
説明
SYSLOG
パラメータでは、Oracle GoldenGateがWindowsまたはUNIXシステムのシステム・ログ、またはIBM iシステム上のSYSOPR
メッセージ・キューに送信するメッセージのタイプを制御します。次のことを実行できます。
すべてのOracle GoldenGateメッセージを含める
すべてのOracle GoldenGateメッセージを抑止する
情報、警告、エラーのいずれかのメッセージを記録するか、これらのタイプの任意の組合せを記録するためのフィルタ処理
SYSLOG
は、GLOBALS
パラメータ、Managerパラメータ、またはその両方のパラメータとして使用できます。GLOBALS
パラメータ・ファイルで使用する場合は、システム上のすべてのOracle GoldenGateプロセスのメッセージ・フィルタリングを制御します。Managerパラメータ・ファイルで使用する場合は、Managerプロセスのメッセージのみのフィルタリングを制御します。GLOBALS
およびManagerの両方のパラメータ・ファイルで使用する場合は、ManagerプロセスについてはManager設定がGLOBALS
設定よりも優先されます。これにより、Managerと他のすべてのOracle GoldenGateプロセスで別個の設定を使用できます。
デフォルト
すべてのOracle GoldenGateメッセージを、プラットフォームに応じてシステム・ログまたはSYSOPR
メッセージ・キューに書き込む。
構文
SYSLOG {[ALL | NONE] | [, INFO] [, WARN] [, ERROR]}
ALL
すべてのINFO
(情報)、WARN
(警告)およびERROR
(エラー)メッセージをシステム・ログまたはSYSOPR
メッセージ・キューに送信します。これはデフォルトで、次の設定と同じです。
SYSLOG INFO, WARN, ERROR
他のオプションと組み合せることはできません。デフォルトでは、INFO
メッセージはSQL/MXイベント管理サービスではレポートされません。
NONE
Oracle GoldenGateメッセージをシステム・ログまたはSYSOPR
メッセージ・キューに書き込みません。他のオプションと組み合せることはできません。
INFO
INFO
としてレポートされるメッセージをシステム・ログまたはSYSOPR
メッセージ・キューに送信します。WARN
およびERROR
と組み合せることができます(順序は任意)。
デフォルトでは、これらのメッセージはSQL/MXイベント管理サービスではレポートされません。
WARN
WARN
としてレポートされるメッセージをシステム・ログまたはSYSOPR
メッセージ・キューに送信します。INFO
およびERROR
と組み合せることができます(順序は任意)。
ERROR
INFO
としてレポートされるメッセージをシステム・ログまたはSYSOPR
メッセージ・キューに送信します。INFO
およびWARN
と組み合せることができます(順序は任意)。
例
次の例はともに、警告およびエラー・メッセージをシステム・ログまたはSYSOPR
メッセージ・キューに送信しますが、情報メッセージは送信しません。
SYSLOG WARN, ERROR
または
SYSLOG ERROR, WARN