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Oracle® Fusion Middleware Oracle GoldenGateリファレンスfor Windows and UNIX
12c (12.2.0.1)
E70112-04
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3.167 STATOPTIONS

適用対象

ExtractおよびReplicat

説明

STATOPTIONSパラメータでは、STATS EXTRACTまたはSTATS REPLICATコマンドによって生成される統計表示に含める情報を指定します。このパラメータのオプションは、必要に応じてこれらのコマンドの引数としても有効化できます。

デフォルト

各オプションを参照してください。

構文

STATOPTIONS
[, REPORTDETAIL | NOREPORTDETAIL]
[, REPORTFETCH | NOREPORTFETCH]
[, RESETREPORTSTATS | NORESETREPORTSTATS]
[, THREADS (threadID[, threadID][, ...][, thread_range[, thread_range][, ...])]
REPORTDETAIL | NOREPORTDETAIL

Replicatに有効ですコリジョン処理の結果として破棄されたためにターゲットに適用されなかった操作に関する統計のレポートを制御します。

REPORTDETAIL

破棄された操作に関する統計を返します。このような操作は、通常のSTATS REPLICAT統計(実行された挿入、更新および削除)で、STATS REPLICATDETAILオプションとともに発行された場合は破棄された統計としてレポートされます。たとえば、10レコードがINSERT操作で、キーの重複が原因でこれらすべてのレコードが無視された場合、レポートにはINSERT操作数10、コリジョンが原因で破棄された操作数10と出力されます。REPORTDETAILはデフォルトです。

NOREPORTDETAIL

破棄された操作に関する統計のレポートを無効にします。

REPORTFETCH | NOREPORTFETCH

Extractに有効です。FETCHCOLS句によってトリガーされるフェッチや、トランザクション・レコードに十分な情報がないときに実行する必要があるフェッチなど、Extractによって実行される行フェッチ数に関する統計のレポートを制御します。

REPORTFETCH

行フェッチに関する統計をレポートします。出力内容は次のようになります。

  • row fetch attempts: Extractがトランザクション・ログから列値を取得できなかったときに、データベースから値をフェッチしようとした回数。

  • fetch failed: 失敗した行フェッチの試行回数。

  • row fetch by key: (Oracleに有効)主キーを使用して行われた行フェッチの試行回数。

NOREPORTFETCH

フェッチに関する統計のレポートを無効にします。NOREPORTFETCHがデフォルトです。

RESETREPORTSTATS | NORESETREPORTSTATS

ExtractおよびReplicatに有効です。新しいレポートが作成されるときに、REPORTパラメータによって生成される統計をリセットするかどうかを制御します。RESETREPORTSTATSは、レポートから別のレポートに統計をリセットします。NORESETREPORTSTATSは、レポートから次のレポートに統計を繰り越します。これがデフォルトです。REPORTを参照してください。レポートのロールオーバーは、REPORTROLLOVERパラメータによって制御されます。REPORTROLLOVERを参照してください。

THREADS (threadID[, threadID][, ...][, thread_range[, thread_range][, ...])

調整Replicatの指定スレッドに対して選択されたSTATOPTIONSオプションを有効にします。

threadID[, threadID][, ...]

スレッドIDを指定するか、スレッドのカンマ区切りリストをthreadID, threadID, threadIDの形式で指定します。

[, thread_range[, thread_range][, ...]

スレッドの範囲をthreadIDlow-threadIDhighの形式で指定するか、範囲のカンマ区切りリストをthreadIDlow-threadIDhigh, threadIDlow-threadIDhighの形式で指定します。

threadID, threadID, threadIDlow-threadIDhighのように、これらの形式を組み合せることができます。

例1   

次に、調整Replicatのスレッド0について、レポートから別のレポートに統計をリセットする例を示します。

STATOPTIONS RESETREPORTSTATS THREADS 0
例2   

次に、調整Replicatのスレッド3に関するフェッチの詳細を含める例を示します。

STATOPTIONS REPORTFETCH THREADS 3