主コンテンツへ
Oracle® Fusion Middleware Oracle GoldenGateリファレンスfor Windows and UNIX
12c (12.2.0.1)
E70112-04
目次へ移動
目次

前
次

1.27 LAG REPLICAT

LAG REPLICATでは、Replicatとトレイル間の正確なラグ・タイムを確認します。LAG REPLICATは、チェックポイントの位置を読み取るのでなく、Replicatと直接通信するので、INFO REPLICATよりも正確にラグ・タイムを計算できます。

Replicatのラグとは、(システムクロックに基づく)Replicatが最後のレコードを処理した時刻と、証跡内のそのレコードのタイムスタンプとの差(秒)です。

ハートビート機能が有効な場合、関連する遅延を表示できます。ハートビート遅延を表示するには、DBLOGINが必要です。

構文

LAG REPLICAT 
[, group_name[threadID]name]
[, GLOBAL]
group_name[threadID]

次のものの名前。

  • 1つのReplicatグループ、または複数のグループを指定するワイルドカード(*)。たとえば、「T*」と指定すると、名前がTから始まるすべてのReplicatグループのラグが表示されます。

  • 完全名で識別される、調整Replicatのスレッド。たとえば、fin003では、調整Replicat finのスレッド3のラグが表示されます。

GLOBAL

GG_LAGSビューに遅延を表示します。

例1   
LAG REPLICAT *
例2   
LAG REPLICAT *fin*