プライマリ・コンテンツへ移動
Oracle® GoldenGate Oracle GoldenGate Monitor 12.2.1へのアップグレード
12c (12.2.1)
E70093-01
  ドキュメント・ライブラリへ移動
ライブラリ
製品リストへ移動
製品
目次へ移動
目次

前
 
 

4 アップグレード後のタスクの実行

この章では、Oracle GoldenGate Monitorを12c (12.2.1)リリースに更新した後に必要なタスクについて説明します。

この章は次の項で構成されています:


注意:

Oracle GoldenGate Monitor 12c (12.2.1)にアップグレードしても、Oracle GoldenGate Monitor 11gユーザーはすぐにログインすることはできません。Oracle WebLogic管理コンソールを使用してユーザーを作成し、権限を割り当てる必要があります。詳細は、Oracle GoldenGate Monitorサーバーのインストールおよび構成のWebLogic管理コンソールからのユーザーの管理に関する項を参照してください。

4.1 MonitorサーバーのWebLogicドメインの作成

既存のOracle GoldenGate Monitorサーバー・データベースを11g (11.x)から12c (12.2.1)に正常にアップグレードしたら、アップグレードしたスキーマで実行するサーバー実装の拡張WebLogicドメインを作成する必要があります。このプロセス中に、アップグレードしたMonitorスキーマを使用する必要がありますOracle GoldenGate Monitorサーバーのインストールおよび構成に説明されている、WebLogic Serverドメインの作成に関する手順に従います。

4.2 Oracle GoldenGate Monitorエージェント12c (12.2.1)のインスタンスの作成

前の章で説明したアップグレード構成スクリプトを実行した後、次の手順を使用してOracle GoldenGate Monitorエージェントのインスタンスを作成します。

  1. Oracle GoldenGate Monitor 11gまたは12c (12.1.3)サーバーを指定しているOracle GoldenGate Monitorエージェントのインスタンスを停止します。

  2. Oracle GoldenGate Monitorエージェントのインストールおよび構成に記載されたインスタンスの設定手順に従って、Oracle GoldenGate Monitorエージェント12c (12.2.1)の新規インスタンスを作成します。


    注意:

    11gからアップグレードする場合は、12c (12.2.1) MonitorエージェントとMonitorエージェントのインスタンスを両方作成する必要があります。12cからアップグレードする場合はエージェントがすでに存在するため、作成する必要があるのは12c (12.2.1) Monitorエージェントのインスタンスのみです。

  3. oggmon.propertiesファイルをMONITOR_SERVER_DOMAIN/config/monitorserver/cfgディレクトリからMONITOR_AGENT_PRODUCT_HOME/cfg_templatesディレクトリに手動でコピーします。

  4. MONITOR_AGENT_PRODUCT_HOMEディレクトリに移動してupgradeToMonitorAgent1221ユーティリティを実行します。

    Linuxの場合:

    $ ./upgradeToMonitorAgent1221.sh
    

    Windowsの場合:

    $ upgradeToMonitorAgent1221.bat
    

    システムは次のように応答します。

    Oracle GoldenGateホーム・ディレクトリの絶対パスを入力してください:

  5. Oracle GoldenGateホーム・ディレクトリの絶対パスを入力します。

    システムは次のように応答します。

    Monitorエージェント12.1.3のインスタンスの絶対パスを入力してください:

  6. Monitorエージェント12.1.3のインスタンスの絶対パスを入力します。


    注意:

    Monitorエージェント12.1.3のインスタンスのディレクトリは、Monitorエージェント12.1.3のインスタンスのインストール先のディレクトリ・パスにする必要があります。

    システムは次のように応答します。

    startMonitorAgentスクリプトのタイムスタンプを置換する一意の名前を入力してください:

  7. デフォルトでstartMonitorAgentスクリプトの接尾辞はタイムスタンプです。一意の名前を入力してタイムスタンプ接尾辞を上書きするか、[Enter]を押して続行します。

    スクリプトによってアップグレードが最後まで続行されます。

  8. 次を実行して、Oracle GoldenGateソフトウェアにバンドルされている既存のOracle GoldenGate JAgent (JAGENT)ソフトウェアを削除します。

    1. OGG_HOME/cfgフォルダを削除します。

    2. OGG_HOME/dirjarフォルダを削除します。

    3. OGG_HOME/pw_agent_util.*ファイルを削除します。

    4. OGG_HOME/jagent.*ファイルを削除します。

  9. Oracle GoldenGate Core GGSCIコンソールからstart jagentと入力して、Oracle GoldenGate Monitorエージェントを起動します。

4.3 Oracle GoldenGate Monitorサーバーの起動

最後に、Oracle GoldenGate Monitorサーバーを起動します。

拡張ドメインは、Oracleデータベースに使用されます。このタイプのデータベースで実行しているOracle GoldenGate Monitorサーバーを起動するには、次を実行します。

  1. MONITORSERVER_GOLDENGATE_DOMAINに移動し、Oracle GoldenGate Monitorサーバーのインストールおよび構成のWebLogic管理サーバーの起動に関する項の説明に従い、次のスクリプトを実行して、Weblogic管理サーバーを起動します。

  2. MONITORSERVER_GOLDENGATE_DOMAIN/binに移動し、Oracle GoldenGate Monitorサーバーのインストールおよび構成のWebLogic管理対象サーバーの起動に関する項の説明に従い、Weblogic 12c (12.2.1)管理対象サーバーを起動します。

  3. 次のように引数を指定し、このスクリプトを実行します。

    $ ./startManagedWebLogic.sh MONITOR_server1 http://<hostname>:7001 
    
  4. WebLogic管理コンソールを開き、Oracle GoldenGate Monitorサーバーのインストールおよび構成のWebLogic管理コンソールからのMonitorサーバー・ユーザーの管理に関する項の手順に従い、Oracle GoldenGate Monitorユーザーを作成します。

  5. 前述の手順を完了したら、Weblogic Serverで作成したユーザー名とパスワードでOracle GoldenGate Monitorにログインし、システム機能を確認します。