この章では、Oracle GoldenGate Veridataソフトウェアの新しいクリーンなコピーのインストール方法について説明します。
注意: DB2 for iおよびDB2 z/OSプラットフォーム用のインストール手順は、付録B「DB2 for iおよびDB2 z/OSでのOracle GoldenGate Veridata Javaエージェントのインストール」で説明しています |
この章の内容は次のとおりです。
Oracle GoldenGate Veridataのインストール・プログラムを起動するには、次の手順を実行します。
ターゲット・システムにログインします。
このインストーラでは、動作保証されたJDKがシステムに存在している必要があります。詳細は、「Oracle Fusion Middlewareのサポートされるシステム構成」ページで12c (12.2.1)用の適切な動作保証ドキュメントを参照してください。
インストール・プログラムをダウンロードしたディレクトリに移動します。インストーラのダウンロードの詳細は、付録D「Oracle GoldenGate Veridataディストリビューション」を参照してください。
次の例に示すように、システムのJDKディレクトリからjava -jar
を起動し、インストール・プログラムを起動します。
/home/Oracle/jdk8_40/jdk1.8.0_40/bin/java -jar fmw_12.2.1.0.0_ogg.jar
この例の/home/Oracle/jdk8_40/jdk1.8.0_40
は、システム上のJDKの場所で置き換えてください。
インストール・プログラムが表示されたら、インストールを開始できます。インストール・プログラムの各画面の詳細は、3.2項を参照してください。
インストール・プログラムでは、表3-1に示す順序で一連の画面が表示されます。
インストール画面の詳細は、画面の名前をクリックしてください。
表3-1 Oracle GoldenGate Veridataのインストール画面
画面 | 説明 |
---|---|
インストール・インベントリの設定 |
この画面は、このホストにOracle製品をインストールするのが初めての場合に表示されます。中央インベントリを作成する場所を指定します。この画面で選択したオペレーティング・システムのグループ名に、中央インベントリの場所への書込み権限があることを確認します。 中央インベントリの詳細は、『Oracle Universal Installerによるソフトウェアのインストール』のOracleインベントリの理解に関する項を参照してください。 |
ようこそ |
この画面は、製品インストーラの概要を示します。 |
インストール場所 |
この画面を使用して、Oracleホーム・ディレクトリの場所を指定します。 詳細は、『Oracle Fusion Middlewareのインストールのプランニング』のインストールおよび構成のディレクトリの選択に関する項を参照してください。 |
インストール・タイプ |
この画面を使用して、インストールのタイプを選択し、インストールする製品および機能セットを選択します。Oracle GoldenGate Veridataの場合は、次のインストール・タイプがあります。
|
前提条件チェック |
この画面では、システムが最小必要要件を満たしていることを確認します。 |
セキュリティ・アップデートの指定 |
Oracleサポート・アカウントがすでにある場合は、この画面を使用して、セキュリティ更新を受け取る方法を指定します。 それらがなく、この画面をスキップする場合は、チェック・ボックスを選択解除して、次のダイアログ・ボックスで選択を確認します。 |
インストールの概要 |
この画面を使用して、選択したインストール・オプションを確認します。これらのオプションをレスポンス・ファイルに保存するには、「保存」をクリックして、レスポンス・ファイルの場所と名前を指定します。レスポンス・ファイルは、後でサイレント・インストールの状況に使用できます。 サイレント・インストールまたはコマンドライン・インストールの詳細は、『Oracle Universal Installerによるソフトウェアのインストール』のサイレント・モードでのOracle Universal Installerの使用に関する項を参照してください。 |
インストールの進行状況 |
この画面では、インストールの進行状況を確認できます。 |
インストール完了 |
この画面は、インストールが完了すると表示されます。この画面の情報を確認し、「終了」をクリックしてインストーラを閉じます。 |