この章では、DB2 for iまたはDB2 z/OSプラットフォームでOracle GoldenGate Veridata 12c (12.2.1) Javaエージェントをインストールする方法について説明します。その他のプラットフォームでエージェントをインストールするには、第3章「Oracle GoldenGate Veridataのインストール」を参照してください。
この章の内容は次のとおりです。
Oracle GoldenGate Veridata Javaエージェントをz/OSプラットフォームにインストールするには、オペレーティング・システムに対する適切なファイルを製品ディストリビューションからダウンロードします。付録D「Oracle GoldenGate Veridataディストリビューション」を参照してください。ベストプラクティスとして、Javaエージェントは、比較データが格納されているデータベースをホストしているシステムと同じシステムにインストールすることをお薦めします(必須ではありません)。比較対象のデータを含むデータベース・インスタンスごとに1つのOracle GoldenGate Veridata Javaエージェントをインストールします。
Oracle GoldenGate Veridata JavaエージェントをDB2 for iまたはDB2 z/OSプラットフォームにインストールするには、次の手順を実行します。
Veridataエージェント・バイナリ・ファイルをインストールするフォルダを作成し、プラットフォームに応じて、GoldenGate_Veridata_Agent_iSeries.zip
またはGoldenGate_Veridata_Agent_ZOS.zip
ファイルをダウンロードします。
ファイルをフォルダに解凍します。このフォルダは、AGENT_ORACLE_HOME
とみなされ、Veridataエージェントに必要なバイナリ・ファイルおよび構成ファイルが格納されます。ディレクトリ構造の詳細は、表6-1「Oracle GoldenGate Veridataインストールのディレクトリ」を参照してください
AGENT_ORACLE_HOME
/bin/agent_configure.sh
スクリプトを実行して、エージェントをプラットフォームにデプロイします。第6章「Oracle GoldenGate Veridataエージェントのデプロイおよび構成」を参照してください。