この章では、Oracle Enterprise Managerを使用して管理できる、Oracle Adaptive Access Manager 11gサーバーおよびOAAMサーバー・クラスタのパフォーマンスを示すOracle Adaptive Access Managerのメトリックについて説明します。
このカテゴリのメトリックは、接続のメトリックに関する情報を提供します。
このメトリックは、選択したデータソースに関して、過去5分間のJDBC接続リークの1分当たりの平均数を示します。リークされた接続とは、データソースから予約されても接続の終了時にデータソースに戻されなかった接続のことです。
このメトリックは、選択したデータソースに関して、過去5分間のJDBC接続待機成功の1分当たりの平均数を示します。待機成功とは、このデータソースからの接続のリクエストの中で、接続されるまで待機する必要があり最終的に接続に成功したものです。
現行データソースの場合、このメトリックは、過去5分間に失敗した接続待機リクエストの1分当たりの平均数を示します。接続待機リクエストとは、接続されるまで待機する必要があったデータベース接続のリクエストです。接続待機リクエストは、ConnectionReserveTimeoutSecondsプロパティ値より長時間待機するなど、様々な理由で失敗することがあります。
このメトリックは、選択したデータソースに関して、過去5分間の接続待機リクエストの1分当たりの平均数を示します。接続待機リクエストとは、接続されるまで待機する必要があった接続のリクエストです。このメトリックは、最終的に接続されたものと接続されなかったものを含みます。
このメトリックは、データソースの現在の状態を示します。
このメトリックは、過去5分間にキャッシュから破棄された文の1分当たりの平均数を示します。接続プール内の接続ごとに、独自の文キャッシュが保持されます。この数は、接続プールのすべての接続のキャッシュから破棄された文の数の合計です。
これらのメトリックは、過去5分間におけるEJBホームに関する情報を提供します。
これらのメトリックは、選択したアプリケーションのサーブレットとJSP、EJBおよびOracle WebLogic Serverワーク・マネージャの現在のパフォーマンスを示すデータを提供します。
このカテゴリのメトリックは、OAAMサーバー・ログイン・リクエストに関連するステータスおよびパフォーマンス・データを提供します。
このメトリックは、過去5分間の収集間隔中にOAAMによってブロックされたログイン・リクエストの割合を表します。このメトリックの重要性: このメトリックは、ブロックされたログイン・リクエストの割合の指標を示すために使用されます。ログイン・リクエストがブロックされるのは、通常、OAAMポリシーで異常または不正な動作が検出された場合です。
次の表は、メトリックの値が収集される頻度を示しています。
ターゲットのリリース | 収集頻度 |
---|---|
すべてのリリース | 5分ごと |
ユーザーの処理
値が範囲外の場合の処理: ブロックされたログイン・リクエストの割合が高い場合は、ブロック・アクションの原因であるルールおよびポリシーを確認します。ブロックが適切なアクションであるかどうかを確認します。
このメトリックは、過去5分間の収集間隔中にOAAMによってブロックされたログイン・リクエストの数を示します。ログイン・リクエストがブロックされるのは、通常、OAAMポリシーで異常または不正な動作が検出された場合です。このメトリックの重要性: このメトリックは、ブロックされたログイン・リクエストの数の指標を示すために使用されます。ログイン・リクエストがブロックされるのは、通常、OAAMポリシーで異常または不正な動作が検出された場合です。
次の表は、メトリックの値が収集される頻度を示しています。
ターゲットのリリース | 収集頻度 |
---|---|
すべてのリリース | 5分ごと |
ユーザーの処理
値が範囲外の場合の処理: ブロックされたログイン・リクエストの数が多すぎる場合は、ブロック・アクションの原因であるルールおよびポリシーを確認します。状況に対してブロックが適切なアクションであるかどうかを確認します。
このメトリックは、過去5分間の収集間隔中に、認証後にチャレンジ質問が表示されたログイン・リクエストの割合を表します。このメトリックの重要性: この値は、セカンド・ファクタ認証としてチャレンジ質問が表示されたログイン・リクエストの割合の指標を示すために使用されます。この値が非常に高い割合の場合は、不審または危険な環境でログイン・リクエストが発生していることを示しています。
次の表は、メトリックの値が収集される頻度を示しています。
ターゲットのリリース | 収集頻度 |
---|---|
すべてのリリース | 5分ごと |
ユーザーの処理
値が範囲外の場合の処理: チャレンジされるログイン・リクエストの数が多すぎる場合は、チャレンジ・アクションの原因であるルールおよびポリシーを確認します。チャレンジが適切なアクションであるかどうかを確認します。
このメトリックは、認証後にチャレンジ質問が表示されたログイン・リクエストの数を表します。このメトリックの重要性: このメトリックは、セカンド・ファクタ認証としてチャレンジ質問が表示されたログイン・リクエストの数の指標を示すために使用されます。この値が非常に高い割合の場合は、不審/危険な環境でログイン・リクエストが発生していることを示しています。
次の表は、メトリックの値が収集される頻度を示しています。
ターゲットのリリース | 収集頻度 |
---|---|
すべてのリリース | 5分ごと |
ユーザーの処理
この値が範囲外の場合の処理: チャレンジされるログイン・リクエストの数が多すぎる場合は、チャレンジ・アクションの原因であるルールおよびポリシーを確認します。状況に対してチャレンジが適切なアクションであるかどうかを確認します。
このメトリックは、過去5分間の収集間隔中に失敗したログイン・リクエストの割合を示します。このメトリックの重要性: このメトリックは、失敗したログイン・リクエストの割合の指標を示すために使用されます。失敗したログイン・リクエストは通常、認証が成功しなかったことを意味します。合計ログイン・リクエストと比較して失敗したログイン・リクエストの割合が非常に高い場合は、不審なアクティビティを示している可能性があります。
次の表は、メトリックの値が収集される頻度を示しています。
ターゲットのリリース | 収集頻度 |
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すべてのリリース | 5分ごと |
ユーザーの処理
値が範囲外の場合の処理: 通常、この割合は低い必要があります。ほとんどのログインが失敗する場合は、不審なアクティビティが存在する可能性があります。失敗したログイン・リクエストのデバイスおよび場所の詳しい調査を検討します。
サーバーのログを確認して、認証サブシステムが機能していること、および認証サブシステムからのエラーがないことを確認してください。
このメトリックは、サーバー起動以降1秒当たりに失敗したログイン・リクエストの数を示します。このメトリックの重要性: 失敗したログイン・リクエストは通常、認証が成功しなかったことを意味します。通常、失敗したログインの割合は低い必要があります。合計ログイン・リクエスト数と比較して失敗したログイン・リクエストの割合が非常に高い場合は、不審なアクティビティを示している可能性があります。
次の表は、メトリックの値が収集される頻度を示しています。
ターゲットのリリース | 収集頻度 |
---|---|
すべてのリリース | 5分ごと |
ユーザーの処理
値が範囲外の場合の処理: 通常、この数は小さい必要があります。ほとんどのログインが失敗する場合は、不審なアクティビティが存在する可能性があります。失敗したログイン・リクエストのデバイスおよび場所の詳しい調査を検討します。サーバーのログを確認して、認証サブシステムが機能していること、および認証サブシステムからのエラーがないことを確認してください。
このメトリックは、最後の収集間隔中に失敗したログイン数を示します。このメトリックの重要性: 失敗したログイン・リクエストは通常、認証が成功しなかったことを意味します。合計ログイン・リクエスト数と比較して失敗したログイン・リクエストの割合が非常に高い場合は、不審なアクティビティを示しています。
次の表は、メトリックの値が収集される頻度を示しています。
ターゲットのリリース | 収集頻度 |
---|---|
すべてのリリース | 5分ごと |
ユーザーの処理
値が範囲外の場合の処理: 通常、この数は小さい必要があります。ほとんどのログインが失敗する場合は、不審なアクティビティが存在する可能性があります。失敗したログイン・リクエストのデバイスおよび場所の詳しい調査を検討します。サーバーのログを確認して、認証サブシステムが機能していること、および認証サブシステムからのエラーがないことを確認してください。
このメトリックは、成功したログイン・リクエストの割合を示します。このメトリックの重要性: 標準のシナリオでは、ほとんどのログイン・リクエストが成功します。合計ログイン・リクエスト数と比較して成功したログイン・リクエストの割合が非常に低い場合は、不審なアクティビティを示しています。
次の表は、メトリックの値が収集される頻度を示しています。
ターゲットのリリース | 収集頻度 |
---|---|
すべてのリリース | 5分ごと |
ユーザーの処理
値が範囲外の場合の処理: 成功ログインの割合が非常に低い場合は、失敗したログイン・リクエストのデバイスおよび場所の詳しい調査を検討します。
このメトリックは、選択したOAAMサーバーに関して、サーバー起動以降1秒当たりに成功したログイン・リクエストの数を表します。このメトリックの重要性: このメトリックは、成功したログイン・リクエストの数の指標を示すために使用されます。標準のシナリオでは、ほとんどのログイン・リクエストが成功します。合計ログイン・リクエスト数と比較して成功したログイン・リクエストの割合が非常に低い場合は、不審なアクティビティを示している可能性があります。
次の表は、メトリックの値が収集される頻度を示しています。
ターゲットのリリース | 収集頻度 |
---|---|
すべてのリリース | 5分ごと |
ユーザーの処理
値が範囲外の場合の処理: 通常、不審なアクティビティがないかぎり、ほとんどのログインが成功します。合計ログイン数と比較して成功ログインの数が非常に少ない場合は、失敗したログイン・リクエストのデバイスおよび場所の詳しい調査を検討します。
このメトリックは、過去5分間の収集間隔中に成功したログイン・リクエストの数を示します。このメトリックの重要性: このメトリックは、成功したログイン・リクエストの数の指標を示すために使用されます。標準のシナリオでは、ほとんどのログイン・リクエストが成功します。合計ログイン・リクエスト数と比較して成功したログイン・リクエストの割合が非常に低い場合は、不審なアクティビティを示している可能性があります。
次の表は、メトリックの値が収集される頻度を示しています。
ターゲットのリリース | 収集頻度 |
---|---|
すべてのリリース | 5分ごと |
ユーザーの処理
値が範囲外の場合の処理: 通常、不審なアクティビティがないかぎり、ほとんどのログインが成功します。合計ログイン数と比較して成功ログインの数が非常に少ない場合は、失敗したログイン・リクエストのデバイスおよび場所の詳しい調査を検討します。
このメトリックは、過去5分間の収集間隔中のログイン・リクエストの合計数を示します。このメトリックの重要性: このメトリックは、ログイン・リクエスト・アクティビティの指標を示すために使用されます。
次の表は、メトリックの値が収集される頻度を示しています。
ターゲットのリリース | 収集頻度 |
---|---|
すべてのリリース | 5分ごと |
ユーザーの処理
値が範囲外の場合の処理:
ログイン数が非常に多い場合でも、システム・パフォーマンスに影響を与えていない場合、処理は必要ありません。
ログイン数が非常に多く、パフォーマンスに影響を与えている場合は、複数サーバー間で負荷を共有できるように、OAAMサーバーのクラスタの作成を検討してください。
ログイン数が多すぎる場合は、失敗したログイン数を調べて、相関があるかどうかを確認してください。ほとんどのログインが失敗する場合は、不審なアクティビティが存在する可能性があります。失敗したログイン・リクエストのデバイスおよび場所の詳しい調査を検討します。
これらのメトリックは、ポリシー実行に関する統計およびパフォーマンス情報を提供します。ポリシーの処理に要した時間には、次の時間が含まれます:
特定のポリシーの実行に要した時間。このメトリックの値には、ポリシーに関連付けられたすべてのルールの実行に要した時間が含まれます。
トリガーの組合せ、ルール結果およびアラートの処理に要した時間。
このメトリックは、サーバー起動以降にすべてのポリシーの処理に要した平均時間(ミリ秒)を示します。
次の表は、メトリックの値が収集される頻度を示しています。
ターゲットのリリース | 収集頻度 |
---|---|
すべてのリリース | 5分ごと |
このメトリックは、処理が完了したポリシーの合計数を取得します。
次の表は、メトリックの値が収集される頻度を示しています。
ターゲットのリリース | 収集頻度 |
---|---|
すべてのリリース | 5分ごと |
このメトリックは、サンプリング間隔終了時点における、処理されたポリシーの合計数を取得します。
次の表は、メトリックの値が収集される頻度を示しています。
ターゲットのリリース | 収集頻度 |
---|---|
すべてのリリース | 5分ごと |
このメトリックは、サーバー起動以降のポリシーの処理完了に要した最大時間を取得します(ミリ秒)。
次の表は、メトリックの値が収集される頻度を示しています。
ターゲットのリリース | 収集頻度 |
---|---|
すべてのリリース | 5分ごと |
ルール実行に関係するメトリックのカテゴリです。
このメトリックは、サーバー起動以降に、ポリシーと関連付けられているすべてのルールの処理に要した平均時間(ミリ秒)を示します。
次の表は、メトリックの値が収集される頻度を示しています。
ターゲットのリリース | 収集頻度 |
---|---|
すべてのリリース | 5分ごと |
ユーザーの処理
値が範囲外の場合の処理: ポリシーに関連付けられているすべてのルールの処理に要した平均時間が大きい値の場合は、ポリシーに存在するルールが多すぎるかどうかを確認します。存在する場合は、これらを別々のポリシーに分割することを検討します。また、ポリシーに高負荷のルールが存在しているかどうかを確認します。存在している場合は、基礎となるSQL問合せの最適化、またはデータベースの最適化およびチューニングを検討します。
このメトリックは、処理されたルールの合計数を取得します。
次の表は、メトリックの値が収集される頻度を示しています。
ターゲットのリリース | 収集頻度 |
---|---|
すべてのリリース | 5分ごと |
ユーザーの処理
値が範囲外の場合の処理: 処理されたルールの合計数が少ない場合は、ポリシーに存在するルールが多すぎるかどうかを確認します。存在する場合は、これらを別々のポリシーに分割することを検討します。また、ポリシーに高負荷のルールが存在しているかどうかを確認します。存在している場合は、基礎となるSQL問合せの最適化、またはデータベースの最適化およびチューニングを検討します。
このメトリックは、最終サンプル以降に処理されたルールの合計数を取得します。
次の表は、メトリックの値が収集される頻度を示しています。
ターゲットのリリース | 収集頻度 |
---|---|
すべてのリリース | 5分ごと |
ユーザーの処理
値が範囲外の場合の処理: 最終サンプル以降に処理されたルールの合計数が少ない場合は、ポリシーに存在するルールが多すぎるかどうかを確認します。存在する場合は、これらを別々のポリシーに分割することを検討します。また、ポリシーに高負荷のルールが存在しているかどうかを確認します。存在している場合は、基礎となるSQL問合せの最適化、またはデータベースの最適化およびチューニングを検討します。
このメトリックは、サーバー起動以降に任意のリクエストの処理に要した最大時間(ミリ秒)を示します。
次の表は、メトリックの値が収集される頻度を示しています。
ターゲットのリリース | 収集頻度 |
---|---|
すべてのリリース | 5分ごと |
ユーザーの処理
値が範囲外の場合の処理: メトリックの値が大きい場合は、基礎となるSQL問合せの最適化、またはデータベースの最適化/チューニングを検討します。
このメトリックは、サーバー起動以降に任意のリクエストの処理に要した最小時間(ミリ秒)を示します。
次の表は、メトリックの値が収集される頻度を示しています。
ターゲットのリリース | 収集頻度 |
---|---|
すべてのリリース | 5分ごと |
ユーザーの処理
値が範囲外の場合の処理: メトリックの値が大きい場合は、基礎となるSQL問合せの最適化、またはデータベースの最適化/チューニングを検討します。
このメトリックは、サーバー起動以降に、ポリシーと関連付けられているすべてのルールの処理に要した合計時間(ミリ秒)を示します。
次の表は、メトリックの値が収集される頻度を示しています。
ターゲットのリリース | 収集頻度 |
---|---|
すべてのリリース | 5分ごと |
ユーザーの処理
値が範囲外の場合の処理: 値が大きい原因として、ポリシーに関連付けられているルールが多すぎるか、より高負荷のルールが存在することが考えられます。ルールが多すぎる場合は、これらを別々のポリシーに分割することを検討します。高負荷のルールがある場合は、基礎となるSQL問合せの最適化、またはデータベースの最適化/チューニングを検討します。
このメトリックは、チェックポイントにおけるすべてのポリシーの実行に要した時間の合計を表します。
このメトリックは、サーバー起動以降に、チェックポイントと関連付けられているすべてのポリシーの処理に要した平均時間(ミリ秒)を示します。通常、1つ以上のポリシーがチェックポイントに関連付けられています。このメトリック値には、メトリックであるポリシー実行の値が含まれます。
次の表は、メトリックの値が収集される頻度を示しています。
ターゲットのリリース | 収集頻度 |
---|---|
すべてのリリース | 5分ごと |
ユーザーの処理
値が範囲外の場合の処理: メトリックの値が大きい場合は、次の手順を実行してください。
原因をルール実行またはポリシー実行に絞り込みます。
SQL問合せの実行時間が長すぎるかどうかを確認し、データベースを適切にチューニングおよび最適化します。
ルール実行メトリックの場合: 値が大きい原因として、ポリシーに関連付けられているルールが多すぎるか、より高負荷のルールが存在することが考えられます。ポリシーに関連付けられているルールの処理に要した時間の値が大きい場合は、ポリシーに存在するルールが多すぎるかどうかを確認します。存在する場合は、これらを別々のポリシーに分割することを検討します。また、ポリシーに高負荷のルールが存在しているかどうかを確認します。存在している場合は、基礎となるSQL問合せの最適化、またはデータベースの最適化およびチューニングを検討します。
ポリシー実行メトリックの場合: ポリシーの処理に要した時間の値が大きい場合は、ポリシーにトリガーの組合せが存在しているかどうかを確認します。存在している場合は、トリガーの組合せを使用しないことを検討します。また、ポリシーにネストされたポリシーが存在しているかどうかを確認します。ネストされたポリシーを確認して、代替ポリシーを検討します。
このメトリックは、実行されたチェックポイントの合計数を取得します。
次の表は、メトリックの値が収集される頻度を示しています。
ターゲットのリリース | 収集頻度 |
---|---|
すべてのリリース | 5分ごと |
ユーザーの処理
値が範囲外の場合の処理: 実行されたチェックポイントの数が少ない場合は、次の手順を実行してください。
原因をルール実行またはポリシー実行に絞り込みます。
SQL問合せの実行時間が長すぎるかどうかを確認し、データベースを適切にチューニングおよび最適化します。
ルール実行メトリックの場合: 値が大きい原因として、ポリシーに関連付けられているルールが多すぎるか、より高負荷のルールが存在することが考えられます。ポリシーに関連付けられているルールの処理に要した時間の値が大きい場合は、ポリシーに多数のルールが存在するかどうかを確認します。存在する場合は、これらを別々のポリシーに分割することを検討します。また、ポリシーに高負荷のルールが存在しているかどうかを確認します。存在している場合は、基礎となるSQL問合せの最適化、またはデータベースの最適化およびチューニングを検討します。
ポリシー実行メトリックの場合: ポリシーの処理に要した時間の値が大きい場合は、ポリシーにトリガーの組合せが存在しているかどうかを確認します。存在している場合は、トリガーの組合せを使用しないことを検討します。また、ポリシーにネストされたポリシーが存在しているかどうかを確認します。ネストされたポリシーを確認して、代替ポリシーを検討します。
このメトリックは、最終サンプル以降にすべての関連ポリシーが処理されたチェックポイントの合計数を取得します。
次の表は、メトリックの値が収集される頻度を示しています。
ターゲットのリリース | 収集頻度 |
---|---|
すべてのリリース | 5分ごと |
ユーザーの処理
値が範囲外の場合の処理: 実行されたチェックポイントの数が少ない場合は、次の手順を実行してください。
原因をルール実行またはポリシー実行に絞り込みます。
SQL問合せの実行時間が長すぎるかどうかを確認し、データベースを適切にチューニングおよび最適化します。
ルール実行メトリックの場合: 値が大きい原因として、ポリシーに関連付けられているルールが多すぎるか、より高負荷のルールが存在することが考えられます。ポリシーに関連付けられているルールの処理に要した時間の値が大きい場合は、ポリシーに多数のルールが存在するかどうかを確認します。存在する場合は、これらを別々のポリシーに分割することを検討します。また、ポリシーに高負荷のルールが存在しているかどうかを確認します。存在している場合は、基礎となるSQL問合せの最適化、またはデータベースの最適化およびチューニングを検討します。
ポリシー実行メトリックの場合: ポリシーの処理に要した時間の値が大きい場合は、ポリシーにトリガーの組合せが存在しているかどうかを確認します。存在している場合は、トリガーの組合せを使用しないことを検討します。また、ポリシーにネストされたポリシーが存在しているかどうかを確認します。ネストされたポリシーを確認して、代替ポリシーを検討します。
このメトリックは、サーバー起動以降に、任意のチェックポイントと関連付けられているポリシーの処理に要した最大時間(ミリ秒)を示します。
次の表は、メトリックの値が収集される頻度を示しています。
ターゲットのリリース | 収集頻度 |
---|---|
すべてのリリース | 5分ごと |
ユーザーの処理
値が範囲外の場合の処理: 実行されたチェックポイントの数が少ない場合は、次の手順を実行してください。
原因をルール実行またはポリシー実行に絞り込みます。
SQL問合せの実行時間が長すぎるかどうかを確認し、データベースを適切にチューニングおよび最適化します。
ルール実行メトリックの場合: 値が大きい原因として、ポリシーに関連付けられているルールが多すぎるか、より高負荷のルールが存在することが考えられます。ポリシーに関連付けられているルールの処理に要した時間の値が大きい場合は、ポリシーに多数のルールが存在するかどうかを確認します。存在する場合は、これらを別々のポリシーに分割することを検討します。また、ポリシーに高負荷のルールが存在しているかどうかを確認します。存在している場合は、基礎となるSQL問合せの最適化、またはデータベースの最適化およびチューニングを検討します。
ポリシー実行メトリックの場合: ポリシーの処理に要した時間の値が大きい場合は、ポリシーにトリガーの組合せが存在しているかどうかを確認します。存在している場合は、トリガーの組合せを使用しないことを検討します。また、ポリシーにネストされたポリシーが存在しているかどうかを確認します。ネストされたポリシーを確認して、代替ポリシーを検討します。
このメトリックは、サーバー起動以降に任意のチェックポイントの処理に要した最小時間(ミリ秒)を示します。
次の表は、メトリックの値が収集される頻度を示しています。
ターゲットのリリース | 収集頻度 |
---|---|
すべてのリリース | 5分ごと |
ユーザーの処理
値が範囲外の場合の処理: 実行されたチェックポイントの数が少ない場合は、次の手順を実行してください。
原因をルール実行またはポリシー実行に絞り込みます。
SQL問合せの実行時間が長すぎるかどうかを確認し、データベースを適切にチューニングおよび最適化します。
ルール実行メトリックの場合: 値が大きい原因として、ポリシーに関連付けられているルールが多すぎるか、より高負荷のルールが存在することが考えられます。ポリシーに関連付けられているルールの処理に要した時間の値が大きい場合は、ポリシーに多数のルールが存在するかどうかを確認します。存在する場合は、これらを別々のポリシーに分割することを検討します。また、ポリシーに高負荷のルールが存在しているかどうかを確認します。存在している場合は、基礎となるSQL問合せの最適化、またはデータベースの最適化およびチューニングを検討します。
ポリシー実行メトリックの場合: ポリシーの処理に要した時間の値が大きい場合は、ポリシーにトリガーの組合せが存在しているかどうかを確認します。存在している場合は、トリガーの組合せを使用しないことを検討します。また、ポリシーにネストされたポリシーが存在しているかどうかを確認します。ネストされたポリシーを確認して、代替ポリシーを検討します。
このメトリックは、サーバー起動以降にすべてのチェックポイントの処理に要した合計時間(ミリ秒)を示します。
次の表は、メトリックの値が収集される頻度を示しています。
ターゲットのリリース | 収集頻度 |
---|---|
すべてのリリース | 5分ごと |
ユーザーの処理
値が範囲外の場合の処理: 実行されたチェックポイントの数が少ない場合は、次の手順を実行してください。
原因をルール実行またはポリシー実行に絞り込みます。
SQL問合せの実行時間が長すぎるかどうかを確認し、データベースを適切にチューニングおよび最適化します。
ルール実行メトリックの場合: 値が大きい原因として、ポリシーに関連付けられているルールが多すぎるか、より高負荷のルールが存在することが考えられます。ポリシーに関連付けられているルールの処理に要した時間の値が大きい場合は、ポリシーに多数のルールが存在するかどうかを確認します。存在する場合は、これらを別々のポリシーに分割することを検討します。また、ポリシーに高負荷のルールが存在しているかどうかを確認します。存在している場合は、基礎となるSQL問合せの最適化、またはデータベースの最適化およびチューニングを検討します。
ポリシー実行メトリックの場合: ポリシーの処理に要した時間の値が大きい場合は、ポリシーにトリガーの組合せが存在しているかどうかを確認します。存在している場合は、トリガーの組合せを使用しないことを検討します。また、ポリシーにネストされたポリシーが存在しているかどうかを確認します。ネストされたポリシーを確認して、代替ポリシーを検討します。
このカテゴリのメトリックは、ユーザー認証ステータスの更新に関する情報を提供します。
このメトリックは、サーバー起動以降のupdateAuthStatus() APIコールの実行に要した平均時間(ミリ秒)を示します。
次の表は、メトリックの値が収集される頻度を示しています。
ターゲットのリリース | 収集頻度 |
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すべてのリリース | 5分ごと |
ユーザーの処理
値が範囲外の場合の処理: メトリックの値が大きい場合は、このメトリックを詳細に調査する必要があります。データベースが最適に実行されているかどうか、および実行時間が長すぎるSQL問合せがあるかどうかを確認します。問合せの実行時間が長すぎる場合は、関連索引の追加、データベースのチューニング、または各種OAAM表からの不要になった古いデータのパージとアーカイブ(あるいはこれらすべて)の実行を検討します。
アーカイブおよびパージのプロシージャを設定する方法の詳細は、Oracle Fusion Middleware Oracle Adaptive Access Manager管理者ガイドのアーカイブおよびパージに関する付録を参照してください。
このメトリックは、サーバー起動以降のupdateAuthStatus() APIコールの完了に要した合計時間(ミリ秒)を示します。この値は、APIコールupdateAuthStatusの完了に要した合計時間です。このAPIは、ユーザー・リクエストの認証ステータスを更新する場合にコールします。
次の表は、メトリックの値が収集される頻度を示しています。
ターゲットのリリース | 収集頻度 |
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すべてのリリース | 5分ごと |
ユーザーの処理
値が範囲外の場合の処理: メトリックの値が大きい場合は、このメトリックを詳細に調査する必要があります。データベースが最適に実行されているかどうか、および実行時間が長すぎるSQL問合せがあるかどうかを確認します。問合せの実行時間が長すぎる場合は、関連索引の追加、データベースのチューニング、または各種OAAM表からの不要になった古いデータのパージとアーカイブ(あるいはこれらすべて)の実行を検討します。
アーカイブおよびパージのプロシージャを設定する方法の詳細は、Oracle Fusion Middleware Oracle Adaptive Access Manager管理者ガイドのアーカイブおよびパージに関する付録を参照してください。
このメトリックは、最終サンプル以降のupdateAuthStatus() APIコールの合計数を取得します。
次の表は、メトリックの値が収集される頻度を示しています。
ターゲットのリリース | 収集頻度 |
---|---|
すべてのリリース | 5分ごと |
このメトリックは、サーバー起動以降のupdateAuthStatus() APIコールの実行に要した最大時間(ミリ秒)を示します。このAPIは、ユーザー・リクエストの認証ステータスを更新する場合にコールします。
次の表は、メトリックの値が収集される頻度を示しています。
ターゲットのリリース | 収集頻度 |
---|---|
すべてのリリース | 5分ごと |
ユーザーの処理
値が範囲外の場合の処理: メトリックの値が大きい場合は、このメトリックを詳細に調査する必要があります。データベースが最適に実行されているかどうか、および実行時間が長すぎるSQL問合せがあるかどうかを確認します。問合せの実行時間が長すぎる場合は、関連索引の追加、データベースのチューニング、または各種OAAM表からの不要になった古いデータのパージとアーカイブ(あるいはこれらすべて)の実行を検討します。
アーカイブおよびパージのプロシージャを設定する方法の詳細は、Oracle Fusion Middleware Oracle Adaptive Access Manager管理者ガイドのアーカイブおよびパージに関する付録を参照してください。
このメトリックは、サーバー起動以降のupdateAuthStatus() APIコールの実行に要した最小時間(ミリ秒)を示します。このupdateAuthStatus() APIは、ユーザー・リクエストの認証ステータスを更新する場合にコールします。
次の表は、メトリックの値が収集される頻度を示しています。
ターゲットのリリース | 収集頻度 |
---|---|
すべてのリリース | 5分ごと |
ユーザーの処理
値が範囲外の場合の処理: メトリックの値が大きい場合は、このメトリックを詳細に調査する必要があります。データベースが最適に実行されているかどうか、および実行時間が長すぎるSQL問合せがあるかどうかを確認します。問合せの実行時間が長すぎる場合は、関連索引の追加、データベースのチューニング、または各種OAAM表からの不要になった古いデータのパージとアーカイブ(あるいはこれらすべて)の実行を検討します。
アーカイブおよびパージのプロシージャを設定する方法の詳細は、Oracle Fusion Middleware Oracle Adaptive Access Manager管理者ガイドのアーカイブおよびパージに関する付録を参照してください。
このメトリックは、サーバー起動以降のすべてのupdateAuthStatus() APIコールの実行に要した合計時間(ミリ秒)を示します。このupdateAuthStatus() APIは、ユーザー・リクエストの認証ステータスを更新する場合にコールします。
次の表は、メトリックの値が収集される頻度を示しています。
ターゲットのリリース | 収集頻度 |
---|---|
すべてのリリース | 5分ごと |
ユーザーの処理
値が範囲外の場合の処理: メトリックの値が大きい場合は、このメトリックを詳細に調査する必要があります。データベースが最適に実行されているかどうか、および実行時間が長すぎるSQL問合せがあるかどうかを確認します。問合せの実行時間が長すぎる場合は、関連索引の追加、データベースのチューニング、または各種OAAM表からの不要になった古いデータのパージとアーカイブ(あるいはこれらすべて)の実行を検討します。
アーカイブおよびパージのプロシージャを設定する方法の詳細は、Oracle Fusion Middleware Oracle Adaptive Access Manager管理者ガイドのアーカイブおよびパージに関する付録を参照してください。
このカテゴリのメトリックは、updateLog APIコールに関する情報を提供します。このAPIコールでは、ユーザーID、IPアドレスなど、ユーザー・リクエストの詳細を取得します。
このメトリックは、サーバー起動以降のAPIコールupdateLog()の平均実行時間(ミリ秒)を示します。updateLog()は、ユーザーID、IPアドレスなど、ユーザー・リクエストの詳細を取得するデータ収集APIです。
ユーザーの処理
値が範囲外の場合の処理: メトリックの値が大きい場合は、このメトリックを詳細に調査する必要があります。データベースが最適に実行されているかどうか、およびVCRYPT_TRACKER_USERNODE_LOGSに対する問合せの実行時間が長すぎないかどうかを確認します。問合せの実行時間が長すぎる場合は、関連索引の追加、データベースのチューニング、または各種OAAM表からの不要になった古いデータのパージとアーカイブ(あるいはこれらすべて)の実行を検討します。
アーカイブおよびパージのプロシージャを設定する方法の詳細は、Oracle Fusion Middleware Oracle Adaptive Access Manager管理者ガイドのアーカイブおよびパージに関する付録を参照してください。
このメトリックは、最終サンプル以降にupdateLog APIコールが実行された合計回数を取得します。updateLog()は、ユーザーID、IPアドレスなど、ユーザー・リクエストの詳細を取得するデータ収集APIです。
このメトリックは、サーバー起動以降のupdateLog() APIコールの実行に要した最大時間(ミリ秒)を示します。updateLog()は、ユーザーID、IPアドレスなど、ユーザー・リクエストの詳細を取得するデータ収集APIです。
ユーザーの処理
値が範囲外の場合の処理: メトリックの値が大きい場合は、このメトリックを詳細に調査する必要があります。データベースが最適に実行されているかどうか、およびVCRYPT_TRACKER_USERNODE_LOGSに対する問合せの実行時間が長すぎないかどうかを確認します。問合せの実行時間が長すぎる場合は、関連索引の追加、データベースのチューニング、または各種OAAM表からの不要になった古いデータのパージとアーカイブ(あるいはこれらすべて)の実行を検討します。
アーカイブおよびパージのプロシージャを設定する方法の詳細は、Oracle Fusion Middleware Oracle Adaptive Access Manager管理者ガイドのアーカイブおよびパージに関する付録を参照してください。
このメトリックは、サーバー起動以降のupdateLog() APIコールの最小実行時間(ミリ秒)を示します。updateLog()は、ユーザーID、IPアドレスなど、ユーザー・リクエストの詳細を取得するデータ収集APIです。
ユーザーの処理
値が範囲外の場合の処理: メトリックの値が大きい場合は、このメトリックを詳細に調査する必要があります。データベースが最適に実行されているかどうか、およびVCRYPT_TRACKER_USERNODE_LOGSに対する問合せの実行時間が長すぎないかどうかを確認します。問合せの実行時間が長すぎる場合は、関連索引の追加、データベースのチューニング、または各種OAAM表からの不要になった古いデータのパージとアーカイブ(あるいはこれらすべて)の実行を検討します。
アーカイブおよびパージのプロシージャを設定する方法の詳細は、Oracle Fusion Middleware Oracle Adaptive Access Manager管理者ガイドのアーカイブおよびパージに関する付録を参照してください。
このメトリックは、updateLog() APIコールの実行に要した累積時間(ミリ秒)を示します。updateLog()は、ユーザーID、IPアドレスなど、ユーザー・リクエストの詳細を取得するデータ収集APIです。
ユーザーの処理
値が範囲外の場合の処理: メトリックの値が大きい場合は、このメトリックを詳細に調査する必要があります。データベースが最適に実行されているかどうか、およびVCRYPT_TRACKER_USERNODE_LOGSに対する問合せの実行時間が長すぎないかどうかを確認します。問合せの実行時間が長すぎる場合は、関連索引の追加、データベースのチューニング、または各種OAAM表からの不要になった古いデータのパージとアーカイブ(あるいはこれらすべて)の実行を検討します。
アーカイブおよびパージのプロシージャを設定する方法の詳細は、Oracle Fusion Middleware Oracle Adaptive Access Manager管理者ガイドのアーカイブおよびパージに関する付録を参照してください。