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Oracle® Enterprise Manager Cloud Controlスタート・ガイド
13cリリース1
E72553-01
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3 暗号化鍵の検証とバックアップ

暗号化鍵アイコン
Enterprise Managerは、emkey (またはemkey.oraファイル)という暗号化鍵を使用して、管理リポジトリに格納されているパスワードや優先資格証明などの機密データの暗号化と復号化を行います。最初は管理リポジトリに格納されているemkeyは、インストール時に移動されて資格証明ストアにコピーされます。emkeyが正しく構成されていること、またOMSホストとは別のホストにバックアップされていることを検証します。

手順1: emkey構成の確証 手順2: emkey構成のバックアップ
emkeyが正しく構成されていることを確認します。これを行うには、次のコマンドを実行します。

$<OMS_HOME>/bin/emctl status emkey

  • 正しく構成されている場合は、次のメッセージが表示されます。

    Oracle Enterprise Manager 12c Release 5 Cloud Control
    Copyright (c) 1996, 2015 Oracle Corporation.  
    All rights reserved.
    The EMKey is configured properly.
    
  • 正しく構成されているが、保護されていないときは保護してください。これを行うには、次のコマンドを実行します。

    $<OMS_HOME>/bin/emctl config emkey -remove_from_repos

  1. Enterprise Managerはemkeyのバックアップを自動的に次の場所へ作成します。その場所へナビゲートします。

    $<OMS_HOME>/sysman/config/emkey.ora

  2. ファイルをOMSホストとは別のホストにコピーします。


概念情報
詳細情報
  • セキュリティ脅威の様々な種類とは

  • 環境保護のための基本原則とは

  • Enterprise Managerで提供されるセキュリティの種類

タスク・ベースの情報
追加タスクの実行
  • emkeyをリポジトリから資格証明ストアにコピーする方法

  • emkeyを資格証明ストアからリポジトリにコピーする方法

  • emkeyを資格証明ストアから特定のファイルにコピーする方法

タスク・ベースの情報
追加タスクの実行
  • emkeyをリポジトリから特定のファイルにコピーする方法

  • emkeyを特定のファイルから資格証明ストアにコピーする方法

  • emkeyを特定のファイルからリポジトリにコピーする方法

  • emkeyをリポジトリから削除する方法