B サーバー・ロード・バランサの構成設定の更新

この付録の内容は次のとおりです。

B.1 サーバー・ロード・バランサの構成設定の更新

サーバー・ロード・バランサ(SLB)が構成されている場合は、表B-1に記載されている変更をモニターに対して行います。

注意:

関連付ける必要があるHTTPSおよびHTTPポートを検出するには、OMSのOracleホームから次のコマンドを実行します。

$<ORACLE_HOME>/bin/emctl status oms -details

表B-1 SLBモニターに対するSLB固有の構成変更

モニター名	構成					関連付けの対象
	タイプ	間隔	タイムアウト	送信文字列	受信文字列
mon_emcc_secure_upload<https_port>	https	60	181	GET /empbs/upload	Http Receiver Servlet active!	ホストA:<https_upload_port> ホストB:<https_upload_port>
mon_emcc_unsecure_agent_reg<http_port> (オプション)	http	60	181	GET /empbs/genwallet	GenWallet Servlet activated	ホストA:<http_upload_port> ホストB:<http_upload_port>
mon_emcc_secure_console<https_console_port>	https	5	16	GET /em/consoleStatus.jsp	Enterprise Manager Console is UP	ホストA:<https_upload_port> ホストB:<https_upload_port>
mon_emcc_unsecure_console<http_console_port> (オプション)	http	5	16	GET /em/consoleStatus.jsp	Enterprise Manager Console is UP	ホストA:<http_upload_port> ホストB:<http_upload_port>

注意:

一部のロード・バランサでは、リテラル\r\nを使用して送信文字列に明示的に追加するには、<CR><LF>文字が必要です。これはベンダー固有です。詳細は、SLBのドキュメントを参照してください。