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Oracle® Enterprise Managerライセンス情報ユーザー・マニュアル
13cリリース1
E70370-03
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7 パッケージ・アプリケーション管理

この章では、Oracle Enterprise Managerで使用できる次のアプリケーション製品について、それらのライセンスに含まれる機能と、そのアクセス・ポイントを示します。次の管理パックが含まれています。

7.1 Application Management Suite for Siebel

この製品は、包括的なアプリケーション管理機能を提供するもので、Siebel Enterprise環境の管理および監視を簡略化するために役立ちます。Application Management Suite for Siebelは、次の物理コンポーネントで構成されます。

  • Siebel Plug-in (Enterprise Manager Cloud Control 13cの組込み機能)

  • Oracle Real User Experience Insight (RUEI)

Siebel Diagnostic Tool (Siebel 8.0以降のSiebel Media Packに含まれるスタンドアロン・ユーティリティ)は、Oracle Application Management Suite for Siebelのライセンスに含まれています。このツールのすべての機能には、Oracle Application Management Suite for Siebelのライセンスが必要です。

次の表で、Enterprise Managerによって提供されるこの管理パックについて説明します。

管理パック ライセンス情報のタイプ ライセンス情報
Application Management Suite for Siebel 使用制限付きライセンス この管理スイートには、コアSiebelアプリケーションに対して使用するためのRUEIの使用制限付きライセンスが含まれています。また、統合トランザクション監視スクリプトを実行するためのSiebel Test Automation (STA)の使用制限付きライセンスも含まれています。STAライセンスでは、Siebelアプリケーションに対して機能テストや負荷テストを実行するためのテスト自動化ツールの使用はサポートされていません。
Application Management Suite for Siebel 機能 Application Management Suite for Siebelには次の機能が含まれています。
  • Siebelコンポーネントの自動検出。関連するすべてのインフラストラクチャ・コンポーネントを使用してシステムおよびサービスのターゲットを作成します。

  • ブラックアウトは、ターゲットの監視を一時停止して、スケジュールされたメンテナンス期間に対応します。

  • 構成管理は、構成パラメータを追跡し、構成スナップショットを取得して、構成を比較します

  • イベント・ログ分析は、関連するログ・ファイルを検索して、問題を迅速にトラブルシューティングします。

  • 管理コネクタは、Enterprise Managerで発生したインシデントに対してヘルプデスク・チケットを発行します。イベント・コネクタでは、イベント情報を他の管理システムと共有します。

  • メトリックおよびアラート/イベント履歴

  • メトリック拡張は、新しいメトリックを作成して、ユーザー環境に固有の状況を監視します。

  • 監視および診断は、リアルタイム・メトリック、履歴データおよびアラートを受信します。ログ・ファイルを調査し、SARMデータを分析します。

  • 監視テンプレートでは、ターゲットの監視設定をカプセル化し、後で複数のターゲットに適用できます。

  • 管理グループでテンプレート・コレクションを使用すれば、ターゲットをグループに追加する際、管理設定が自動的にデプロイされます。

  • 通知は、様々な通知メソッド(電子メール、カスタムOSスクリプトの実行、PL/SQLプロシージャ、SNMPトラップなど)、繰返し通知、インシデント・ルール・セットを使用した通知関連のアクション、管理者の通知スケジュールを定義および使用します。

  • Oracle HTTP Serverの監視。

  • エンドユーザーがアプリケーションを使用する状況や実際のエクスペリエンスに関する、包括的な洞察のためのReal Userの監視。

  • サービス・レベルの管理は、ビーコン・トランザクションおよびサービス・ダッシュボードを使用して、Siebelアプリケーションを監視します。

  • ワークフロー・プロセスおよびポリシーの監視は、業務処理への大きな支障となる前に、問題の最初の兆候を特定します。

Application Management Suite for Siebel Real User Monitoringのサポート Application Management Suite for SiebelのReal User Monitoringには、Siebelアプリケーションに対するリアルユーザー監視ソリューションが用意されており、Siebelアプリケーションの検出およびネットワーク・オブジェクトのビジネス機能への変換が自動的に行われます。このため、ビジネス・トランザクションのビューをクリックすることで、リアルユーザー・トランザクションの測定と監視が可能になります。

各ユーザー・アクションは正しい画面、アプレットまたはビューと自動的に照合され、コンテキスト分析が行えます。この最新の分析ソリューションはすべての機能エラーを捕捉およびレポートし、エンドユーザーのパフォーマンスの問題やSiebelアプリケーションの問題を検出します。アプリケーション管理者は、クリティカルなパッケージ・アプリケーションに主要業績評価指標(KPI)およびレポート・ビューを設定できます。

第8章「エンド・ユーザーの監視」に記述されているOracle Real User Experience Insightの機能はすべて、Application Management Suite for Siebelライセンスの一部として使用できます。ただし、Real User Experience Insightの制限付きライセンスでは、Siebel Smart Clientの高い双方向性(HI)、標準の双方向性(SI)、またはSiebelセルフサービス・アプリケーション用のADFフレームワークを使用して開発されたSiebelアプリケーションを監視する場合のみ、RUEIを使用できます。Real User Experience Insightを使用してその他のアプリケーションを監視するユーザーは、製品のフルユース・ライセンスを取得する必要があります。

機能

  • Siebelアプリケーションに対するリアルユーザー監視ソリューションがあらかじめ用意されています。

  • あらかじめ用意されているエラー・メッセージの翻訳とレポートをユーザーのウィンドウに表示します。

  • アプリケーション管理者がクリティカルなパッケージ・アプリケーションにKPIを設定できるようにします。

  • リアルユーザー・ビジネス・トランザクションの特定と監視を可能にします。

Application Management Suite for Siebel ライセンスが必要なリンク この項では、Enterprise Managerに含まれるリンクのうち、Application Management Suite for Siebelのライセンスが必要となるリンクについて説明します。

Siebelシステム・ターゲット・ページ

  • 「ターゲット」メニューで、「Siebel」を選択します。「表示」ドロップダウン・リストから「エンタープライズ」を選択します。このページは、Application Management Suite for Siebelのライセンスを必要とします。

「Siebel Enterpriseの追加」ページ

  • 「ターゲット」メニューで、「Siebel」を選択します。「表示」ドロップダウン・リストから「エンタープライズ」を選択します。Siebelシステム・ターゲット・ページで、「Siebel Enterpriseの追加」をクリックします。このページおよびその過程でそこから移動できるすべてのページは、ライセンスを必要とします。

Siebel Enterpriseのホームページ

  • 「ターゲット」メニューで、「Siebel」を選択します。「表示」ドロップダウン・リストから「エンタープライズ」を選択します。Siebelシステム・ターゲット・ページで、Siebel Enterpriseのリンクを選択します。このページおよびホームページからアクセスできるすべてのページは、ライセンスを必要とします。

Siebel Serverのホームページ

  • 「ターゲット」メニューで、「Siebel」を選択します。「表示」ドロップダウン・リストから「エンタープライズ」を選択します。Siebelシステム・ターゲット・ページで、Siebel Serverのリンクを選択します。このページおよびホームページからアクセスできるすべてのページは、ライセンスを必要とします。

Siebel Enterpriseのリンク先ページ

  • 「ターゲット」メニューで、「システム」を選択します。「システム」ページの「名前」列で、「Siebel Enterprise」タイプのシステムのリンクをクリックします。リンク先ページのコンテンツは、ライセンスを必要とします。

Siebelゲートウェイ・サーバーのホームページ

  • 「ターゲット」メニューで、「すべてのターゲット」を選択します。「すべてのターゲット」ページで、「アプリケーション」の下にある「Siebelゲートウェイ・サーバー」をクリックします。リンク先ページのコンテンツは、ライセンスを必要とします。

「Siebelコンポーネント」ページ

  • 「ターゲット」メニューで、「すべてのターゲット」を選択します。「すべてのターゲット」ページで、「アプリケーション」の下にある「Siebelコンポーネント」をクリックします。リンク先ページのコンテンツは、ライセンスを必要とします。

「Siebelデータベース・リポジトリ」ページ

  • 「ターゲット」メニューで、「すべてのターゲット」を選択します。「すべてのターゲット」ページで、「アプリケーション」の下にある「Siebelデータベース・リポジトリ 」をクリックします。リンク先ページのコンテンツは、ライセンスを必要とします。

Application Management Suite for Siebel サービス・レベル管理(SLM)のサポート Oracle Application Management Suite for Siebelのライセンスには、Enterprise Manager Cloud Control Service Level Management (SLM)に関連付けられた機能も含まれています。これらのSLM機能は、Siebelアプリケーションとともに使用され、かつCPUがライセンスを受けている場合にのみ使用を許可されます。Siebelに適用する拡張機能からは使用できません。カスタム・フォーム、JSP、Java/J2EEコード、およびBPELを使用した統合は拡張機能に該当します。ただしこれらがすべてではありません。

SLMは、エンドユーザー・ビジネス機能、アプリケーション、インフラストラクチャ・コンポーネントなどの各サービスについて、可用性とパフォーマンスをアクティブに監視し、それらをレポートします。また、SLMでは、サービスの問題や障害がビジネスに対してどのような影響を与えるかを評価したり、サービス・レベルの目標が満たされているかどうかを確認することもできます。

詳細は、第8章「Enterprise Manager Cloud Control Service Level Management」を参照してください。

Application Management Suite for Siebel SLMのライセンスが必要なCLI動詞 次のEnterprise Manager CLI動詞を使用するにはApplication Management Suite for Siebelのサービス・レベル管理機能のライセンスが必要です。
emcli apply_template_tests
emcli create_service
emcli add_target
Application Management Suite for Siebel 構成管理のサポート 構成管理機能は、ホストのソフトウェアとハードウェアの構成やデプロイメントを管理する構成プロセスを自動化します。Oracle Application Management Suite for Siebelのライセンスに含まれる構成管理機能の具体的な機能としては、全システムに対する検索と比較、構成監視、ポリシー管理とコンプライアンス・サポート、セキュリティ構成スコアリングとダッシュボード、およびSiebel固有のソフトウェア・コンポーネントを対象とした総合レポートなどがあります。レポートの対象コンポーネントは次のとおりです。
  • Siebel Enterprise

  • Siebel Server

  • Siebel Component Group

  • Siebel Component

  • Siebel Required Component Group

  • Siebel Functional Component Group

  • Siebel Database Repository

  • Siebel Gateway Server

  • Siebel Application Service (HI)

  • Siebel Application Service (SI)

Application Management Suite for Siebel 構成管理機能 Application Management Suite for Siebelの構成管理機能を使用して実行できることをまとめると次のようになります。
  • 構成の表示と分析

  • デプロイおよびインストール環境の表示と分析

  • 構成の検索

  • 構成の比較

  • ポリシーの管理(ポリシー通知など)

  • 構成レポートの提供

  • 構成データを格納または公開するリポジトリ表(ビュー)の提供

Application Management Suite for Siebelは、前述したとおりオペレーティング・システム・ターゲットとSiebelアプリケーション・ターゲットの包括的な構成管理機能を提供します。

Application Management Suite for Siebel 構成管理のライセンスが必要なリンク 次に示すページおよびリンクを使用するにはこの製品のライセンスが必要です。この制限は、Enterprise Manager内の、Siebel固有のターゲットに適用されます。つまり、該当するターゲットは、Siebel Enterprise、Siebel Server、Siebel Component Group、Siebel Component、Siebel Required Component Group、Siebel Functional Component Group、Siebel Database Repository、Siebel Gateway Server、Siebel Application Service (HI)およびSiebel Application Service (SI)です。

「すべてのターゲットのポリシー違反」リンク

  • 「エンタープライズ・サマリー」ページの「すべてのターゲットのポリシー違反」にあるすべてのリンクは、ライセンスを必要とします。

ハードウェアおよびオペレーティング・システム関連の情報

  • 「エンタープライズ・サマリー」ページの「デプロイ・サマリー 」セクションにあるハードウェアおよびオペレーティング・システム関連の情報は、ライセンスを必要とします。

  • 「エンタープライズ・サマリー」ホームページで、「デプロイ」メニューをクリックします。「デプロイ」ページの「デプロイ・サマリー 」セクションにあるハードウェアおよびオペレーティング・システム関連の情報は、ライセンスを必要とします。

  • グループのホームページで、「管理」タブをクリックします。「デプロイ・サマリー」セクションのハードウェアおよびオペレーティング・システム関連の情報は、ライセンスを必要とします。

「セキュリティ・ポリシー違反」リンク

  • 「エンタープライズ・サマリー」ページの「セキュリティ・ポリシー違反」にあるすべてのリンクは、ライセンスを必要とします。

「構成」セクションのリンク

  • 「エンタープライズ・サマリー」ホームページで、「デプロイ」メニューをクリックします。「デプロイ」ページの「構成」にあるすべてのリンクは、ライセンスを必要とします。

「クライアント構成」セクションのリンク

  • 「エンタープライズ・サマリー」ホームページで、「デプロイ」メニューをクリックします。「デプロイ」ページの「クライアント構成」にあるすべてのリンクは、ライセンスを必要とします。

「ポリシー違反」ページのリンク

  • 「エンタープライズ・サマリー」ホームページで、「コンプライアンス」メニュー、「ポリシー」の順にクリックします。「ポリシー違反」ページでは、Cloud Controlの「ポリシー違反」ページに存在する、またはこのページのリンク先に存在する、ホストの情報に関するすべてのリンク、ナビゲーションのサブタブおよび機能は、ライセンスを必要とします。

「セキュリティ一覧」ホスト・リンク

  • 「エンタープライズ・サマリー」ホームページで、「コンプライアンス」メニュー、「セキュリティ一覧」の順にクリックします。「セキュリティ一覧」ページにあるホストの情報に関するすべてのリンクは、ライセンスを必要とします。

「ポリシー違反」リンクと「コンプライアンス・スコア(%) 」

  • 「ターゲット」メニューで、「ホスト」を選択します。「ホスト」ページにあるこれらのリンクは、ライセンスを必要とします。

「構成」セクションのリンク、「ポリシー違反」セクションのリンク、「セキュリティ」セクションのリンク、「デプロイ」リンク、「メトリックとポリシー設定」リンク(関連リンク)

  • 「ホスト」ページで、特定のホストをクリックして、そのホストのホームページを表示します。これらのリンクはライセンスを必要とします。

「構成」ページ

  • 「ホスト」ページで、「構成」タブをクリックします。このページにあるすべての機能、リンクおよび情報は、ライセンスを必要とします。

「ポリシー違反」リンク

  • 「ターゲット」メニューで、「システム」を選択します。「システム」ページのこのリンクは、ライセンスを必要とします。

  • 「ターゲット」メニューで、「グループ」を選択します。「グループ」ページのこのリンクは、ライセンスを必要とします。

Application Management Suite for Siebel 構成管理のライセンスが必要なリンク(続き) 「構成の変更」、「ポリシー違反」、「セキュリティ・ポリシー違反」セクション
  • 「ターゲット」メニューで、「グループ」を選択します。グループを選択します。グループのホームページのこれらのセクションにあるすべてのリンクは、ライセンスを必要とします。

ホストおよびオペレーティング・システムの「構成の検索」

  • グループのホームページで、「管理」タブをクリックします。この機能はライセンスを必要とします。

「ポリシー違反」列

  • グループのホームページで、「メンバー」タブをクリックします。この列にあるすべてのリンクと情報は、ライセンスを必要とします。

Application Management Suite for Siebel 構成管理のライセンスが必要なレポート 次のレポートは、Application Management Suite for Siebelの構成管理機能の一部です。これらの各セクションにあるレポートはすべて、Application Management Suite for Siebelの構成管理機能のライセンスを必要とします。「レポート定義」ページを表示するには、「エンタープライズ・サマリー」ホームページで「レポート」メニューをクリックします。
  • 「デプロイおよび構成」のすべてのレポート

  • 監視レポート:

    アラートおよびポリシー違反

    無効化されたポリシー

  • セキュリティ・レポート:

    セキュリティ・ポリシー概要

Application Management Suite for Siebel 構成管理のライセンスが必要なポリシー・リポジトリ・ビュー 次のポリシー・リポジトリ・ビューを使用するには、Application Management Suite for Siebelの構成管理機能のライセンスが必要です。

ポリシー定義ビュー

mgmt$policies
mgmt$policy_parameters
mgmt$policy_violation_ctxt
mgmt$policy_viol_annotations
mgmt$policy_viol_notif_log

ポリシー関連付けビュー

mgmt$target_policies
mgmt$target_policy_settings
mgmt$target_policy_eval_sum
mgmt$target_compliance_score

ポリシー違反ビュー

mgmt$policy_violation_current
mgmt$policy_violation_history
mgmt$policy_violation_context
Application Management Suite for Siebel 構成管理のライセンスが必要なパッチ適用リポジトリ・ビュー 次のパッチ適用リポジトリ・ビューを使用するには、Application Management Suite for Siebelの構成管理機能のライセンスが必要です。

Linuxパッチ適用

MGMT$HOSTPATCH_HOSTS
MGMT$HOSTPATCH_GROUPS
MGMT$HOSTPATCH_GRP_COMPL_HIST
MGMT$HOSTPATCH_HOST_COMPL

Oracleホーム・パッチ適用

MGMT$CPF_ADVISORY_INFO
MGMT$CPF_HOMES_INFO
MGMT$CPF_PATCH_INFO
MGMT$EM_HOMES_PLATFORM
MGMT$HOMES_AFFECTED
MGMT$PATCH_ADVISORIES
MGMT$APPL_PATCH_AND_PATCHSET
MGMT$APPLIED_PATCHES
MGMT$APPLIED_PATCHSETS
Application Management Suite for Siebel 構成管理のライセンスが必要なセキュリティ・リポジトリ・ビュー 次のセキュリティ・リポジトリ・ビューを使用するには、Application Management Suite for Siebelの構成管理機能のライセンスが必要です。
MGMT$ESA_ALL_PRIVS_REPORT
MGMT$ESA_ANY_DICT_REPORT
MGMT$ESA_ANY_PRIV_REPORT
MGMT$ESA_AUDIT_SYSTEM_REPORT
MGMT$ESA_BECOME_USER_REPORT
MGMT$ESA_CATALOG_REPORT
MGMT$ESA_CONN_PRIV_REPORT
MGMT$ESA_CREATE_PRIV_REPORT
MGMT$ESA_DBA_GROUP_REPORT
MGMT$ESA_DBA_ROLE_REPORT
MGMT$ESA_DIRECT_PRIV_REPORT
MGMT$ESA_EXMPT_ACCESS_REPORT
MGMT$ESA_KEY_OBJECTS_REPORT
MGMT$ESA_OH_OWNERSHIP_REPORT
MGMT$ESA_OH_PERMISSION_REPORT
MGMT$ESA_POWER_PRIV_REPORT
MGMT$ESA_PUB_PRIV_REPORT
MGMT$ESA_SYS_PUB_PKG_REPORT
MGMT$ESA_TABSP_OWNERS_REPORT
MGMT$ESA_TRC_AUD_PERM_REPORT
MGMT$ESA_WITH_ADMIN_REPORT
MGMT$ESA_WITH_GRANT_REPORT
Application Management Suite for Siebel 構成管理のライセンスが必要な構成リポジトリ・ビュー 次の構成リポジトリ・ビューを使用するには、Application Management Suite for Siebelの構成管理機能のライセンスが必要です。

構成ビュー

mgmt$db_tablespaces
mgmt$db_datafiles
mgmt$db_controlfiles

クライアント構成ビュー

MGMT$CSA_COLLECTIONS
MGMT$CSA_FAILED
MGMT$CSA_HOST_OS_COMPONENTS
MGMT$CSA_HOST_SW
MGMT$CSA_HOST_COOKIES
MGMT$CSA_HOST_CUSTOM
MGMT$CSA_HOST_RULES
MGMT$CSA_HOST_CPUS
MGMT$CSA_HOST_IOCARDS
MGMT$CSA_HOST_NICS
MGMT$CSA_HOST_OS_PROPERTIES
MGMT$CSA_HOST_OS_FILESYSEMS
MGMT$ECM_CONFIG_HISTORY
MGMT$ECM_CONFIG_HISTORY_KEY1
MGMT$ECM_CONFIG_HISTORY_KEY2
MGMT$ECM_CONFIG_HISTORY_KEY3
MGMT$ECM_CONFIG_HISTORY_KEY4
MGMT$ECM_CONFIG_HISTORY_KEY5
MGMT$ECM_CONFIG_HISTORY_KEY6
MGMT$HW_NIC
MGMT$OS_COMPONENTS
MGMT$OS_FS_MOUNT
MGMT$OS_HW_SUMMARY
MGMT$OS_PATCHES
MGMT$OS_SUMMARY
MGMT$SOFTWARE_COMP_PATCHSET
MGMT$SOFTWARE_COMPONENT_ONEOFF
MGMT$SOFTWARE_COMPONENTS
MGMT$SOFTWARE_DEPENDENCIES
MGMT$SOFTWARE_HOMES
MGMT$SOFTWARE_ONEOFF_PATCHES
MGMT$SOFTWARE_OTHERS
MGMT$SOFTWARE_PATCHES_IN_HOMES
MGMT$SOFTWARE_PATCHSETS
Application Management Suite for Siebel Oracle HTTP Serverのサポート 次のページは、Siebelアプリケーションのフロント・エンドであるOracle HTTP Serverに対してのみ使用できます。他の用途で使用されるOracle HTTP Serverを管理するには、Oracle Middleware Management Packのフルユース・ライセンスを取得する必要があります。
  • Oracle HTTP Serverのホームページおよびその過程でそこから移動できるすべてのページは、Application Management Suite for Siebelのライセンスを必要とします。


7.2 Application Management Pack for Fusion Applications

この製品は、包括的なアプリケーション管理機能を提供するもので、Fusion Application環境の管理および監視を簡略化するために役立ちます。

Fusion Applications Control (Fusion Applicationsに含まれるスタンドアロン・ユーティリティ)は、Oracle Application Management Pack for Fusion Applicationsのライセンスに含まれています。このツールのすべての機能には、Oracle Application Management Pack for Fusion Applicationsのライセンスが必要です。

次の表で、Enterprise Managerによって提供されるこの管理パックについて説明します。

管理パック ライセンス情報のタイプ ライセンス情報
Application Management Pack for Fusion Applications 機能 Application Management Pack for Fusion Applicationsの機能は、次の4つのカテゴリに分類されます。
  • 検出と監視

  • アプリケーション・パフォーマンス管理

  • ミドルウェア管理

  • 技術構成管理

  • ライフ・サイクルの自動化

Application Management Pack for Fusion Applicationsには次の機能が含まれています。

  • Fusionアプリケーションおよびその基礎となるFusion Middlewareトポロジの自動検出。関連するすべてのインフラストラクチャ・コンポーネントを使用してシステムおよびサービスのターゲットを作成します。

  • Fusionアプリケーションと関連するデータベース構成のバックアップおよびリカバリ。バックアップから構成をリストアします。

  • ブラックアウトは、ターゲットの監視を一時停止して、スケジュールされたメンテナンス期間に対応します。

  • 変更アクティビティ計画は、データ・センター全体での変更アクティビティを計画し、リアルタイムに追跡し、実行する機能を提供します。アクティビティには、PSUパッチのロールアウト、データベースのExadataへの統合などがあります。

  • 構成管理は、構成パラメータを追跡し、構成スナップショットを取得して、構成を比較します。

  • JVMレベルにおけるJavaの問題のJava診断。

  • ログ分析は、関連するログ・ファイルを検索して、問題を迅速にトラブルシューティングします。

  • 管理コネクタは、Enterprise Managerで発生したインシデントに対してヘルプデスク・チケットを発行します。イベント・コネクタでは、イベント情報を他の管理システムと共有します。

  • メトリックおよびアラート/イベント履歴

  • メトリック拡張は、新しいメトリックを作成して、ユーザー環境に固有の状況を監視します。

  • 監視は、FusionアプリケーションとFusion Middlewareターゲットについてリアルタイム・メトリック、履歴データおよびアラートを受信します。

  • 監視テンプレートでは、ターゲットの監視設定をカプセル化し、後で複数のターゲットに適用できます。

  • 管理グループでテンプレート・コレクションを使用すれば、ターゲットをグループに追加する際、管理設定が自動的にデプロイされます。

  • 通知は、様々な通知メソッド(電子メール、カスタムOSスクリプトの実行、PL/SQLプロシージャ、SNMPトラップなど)、繰返し通知、インシデント・ルール・セットを使用した通知関連のアクション、管理者の通知スケジュールを定義および使用します。

  • 問題のフロー分析は、Fusionアプリケーションのインシデントの根本原因を診断して特定します。

  • スケール・アウトは、既存のインスタンスからFusion Applicationsインスタンスを作成するか、既存のWebLogicクラスタにWebLogicサーバーを追加します。

  • サービス・レベルの管理は、ビーコン・トランザクションおよびサービス・ダッシュボードを使用して、Fusionアプリケーションを監視します。

  • サポート・ワークベンチは、Fusionアプリケーション固有の診断インシデントを監視して分析し、その分析情報をMy Oracle Support (MOS)の統合を利用してOracleサポートに送信します。

Application Management Pack for Fusion Applications 機能(続き) Application Management Pack for Fusion Applicationsには次の機能が含まれています。
  • 構成およびランタイム・ルーティングの観点からの、Fusion Applicationsのデプロイメントのトポロジ・ビューア。様々なFusionアプリケーション・ターゲットの状態に関する概要情報も表示されます。

Application Management Pack for Fusion Applications ライセンスが必要なリンク この項では、Enterprise Managerに含まれるリンクのうち、Application Management Pack for Oracle Fusion Applicationsのライセンスが必要となるリンクについて説明します。

「Fusionインスタンス」ページ

  • 「ターゲット」メニューで、「Fusion Applications」を選択します。このページおよびこのページにあるすべての関連リンクは、ライセンスを必要とします。

「Fusionインスタンスの追加」ページ

  • 「ターゲット」メニューで、「Fusion Applications」を選択します。「Fusionインスタンス」ページで、「Fusionインスタンスの追加」をクリックします。このページおよびその過程でそこから移動できるすべてのページは、ライセンスを必要とします。

Fusionインスタンスのホームページ

  • 「ターゲット」メニューで、「Fusion Applications」を選択します。「Fusionインスタンス」ページで、Fusionインスタンスのリンクをクリックします。このページおよびホームページからアクセスできるすべてのページは、ライセンスを必要とします。

Fusion製品ファミリのホームページ

  • 「ターゲット」メニューで、「Fusion Applications」を選択します。「Fusionインスタンス」ページで、任意のFusionインスタンスを展開し、Fusion製品ファミリのいずれかのリンクをクリックします。このページおよびホームページからアクセスできるすべてのページは、ライセンスを必要とします。

Fusion製品ホーム

  • 「ターゲット」メニューで、「Fusion Applications」を選択します。「Fusionインスタンス」ページで、任意のFusionインスタンスを展開し、Fusion製品のいずれかのリンクをクリックします。このページおよびホームページからアクセスできるすべてのページは、ライセンスを必要とします。

変更アクティビティ計画

  • 「Enterprise」メニューで、「構成」を選択します。「変更アクティビティ計画」「マイ・タスク」の項目は、Application Management Pack for Fusion Applicationsのライセンスを必要とします。

ミドルウェア

  • 「ターゲット」メニューで、「ミドルウェア」を選択します。Fusionアプリケーションのデプロイメントに関連するすべてのOracle Fusion Middlewareリンクは、Application Management Pack for Fusion Applicationsのライセンスを必要とします。

Application Management Pack for Fusion Applications サービス・レベル管理(SLM)のサポート Oracle Application Management Pack for Fusion Applicationsのライセンスには、Enterprise Manager Cloud Control Service Level Management (SLM)に関連付けられた機能も含まれています。これらのSLM機能は、Fusionアプリケーションとともに使用され、かつCPUがライセンスを受けている場合にのみ使用を許可されます。

SLMは、エンドユーザー・ビジネス機能、アプリケーション、インフラストラクチャ・コンポーネントなどの各サービスについて、可用性とパフォーマンスをアクティブに監視し、それらをレポートします。また、SLMでは、サービスの問題や障害がビジネスに対してどのような影響を与えるかを評価したり、サービス・レベルの目標が満たされているかどうかを確認することもできます。

詳細は、第8章「Enterprise Manager Cloud Control Service Level Management」を参照してください。

Application Management Pack for Fusion Applications SLMのライセンスが必要なCLI動詞 次のEnterprise Manager CLI動詞を使用するにはApplication Management Pack for Fusion Applicationsのサービス・レベル管理機能のライセンスが必要です。
emcli apply_template_tests
emcli create_service
emcli add_target
Application Management Pack for Fusion Applications ミドルウェア管理のサポート Application Management Pack for Fusion Applicationsには、第3章「Oracle Middleware Enterprise Management」に記載されているWebLogic Server Management Pack Enterprise EditionおよびSOA Management Pack Enterprise Editionの機能の多くが含まれています。

WebLogic Management Pack Enterprise EditionおよびSOA Management Pack Enterprise Editionのコンポーネントであるビジネス・トランザクションの監視(BTM)機能のライセンスは、このライセンスには含まれていません。Fusion Applicationsの管理にBTMを使用する場合、「Application Management Suite for Fusion Applications」を参照してください。

WebLogic Management Pack Enterprise EditionおよびSOA Management Pack Enterprise Editionの使用は、Fusion ApplicationsとFusion Applicationコンポーネントをホストまたは実行するターゲットの管理と監視に限られています。いずれかのパックを使用してその他のアプリケーションを監視する場合、製品のフルユース・ライセンスを取得する必要があります。

機能とライセンスが必要なリンクの詳細は、第3章「Oracle Middleware Enterprise Management」を参照してください。

Application Management Pack for Fusion Applications 構成管理のサポート 構成管理機能は、ホストのソフトウェアとハードウェアの構成やデプロイメントを管理する構成プロセスを自動化します。Application Management Pack for Fusion Applicationsでは、技術関連の構成管理機能のみをサポートします。このライセンスに含まれる構成管理機能の具体的な機能としては、全システムに対する検索と比較、構成監視、ポリシー管理とコンプライアンス・サポート、セキュリティ構成スコアリングとダッシュボード、およびFusion固有のソフトウェア・コンポーネントを対象とした総合レポートなどがあります。レポートの対象コンポーネントは次のとおりです。
  • Oracle Fusionインスタンス

  • Oracle Fusion製品ファミリ

  • Oracle Fusion製品

  • Oracle Fusion Cluster J2EEアプリケーション

  • Oracle Fusion J2EEアプリケーション

  • Oracle WebLogicクラスタ

  • Oracle WebLogic Server

  • Oracle HTTP Server

  • クラスタJ2EEアプリケーション

  • J2EEアプリケーション

  • Fusionデータベース・リポジトリ

  • Java仮想マシン

Application Management Pack for Fusion Applications 構成管理機能 Application Management Pack for Fusion Applicationの構成管理機能を使用して実行できることをまとめると次のようになります。
  • 構成の表示と分析

  • デプロイおよびインストール環境の表示と分析

  • 構成の検索

  • 構成の比較

  • ポリシーの管理(ポリシー通知など)

  • 構成レポートの提供

  • 構成データを格納または公開するリポジトリ表(ビュー)の提供

Application Management Pack for Fusion Applicationsは、前述したとおりオペレーティング・システム・ターゲットとFusionアプリケーション・ターゲットの包括的な構成管理機能を提供します。

Application Management Pack for Fusion Applications 構成管理のライセンスが必要なリンク 次に示すページおよびリンクを使用するにはこの製品のライセンスが必要です。この制限は、Enterprise Manager内の、Fusion固有のターゲットに適用されます。つまり、該当するターゲットは、Fusionインスタンス、Fusion製品ファミリ、Fusion製品、FusionクラスタJ2EEアプリケーション、Fusion J2EEアプリケーション、Fusionデータベース・リポジトリ、WebLogicクラスタ、WebLogicサーバー、Java仮想マシン、クラスタJ2EEアプリケーションおよびJ2EEアプリケーションです。

「すべてのターゲットのポリシー違反」リンク

  • 「エンタープライズ・サマリー」ページの「すべてのターゲットのポリシー違反」にあるすべてのリンクは、ライセンスを必要とします。

ハードウェアおよびオペレーティング・システム関連の情報

  • 「エンタープライズ・サマリー」ページの「デプロイ・サマリー 」セクションにあるハードウェアおよびオペレーティング・システム関連の情報は、ライセンスを必要とします。

  • 「エンタープライズ・サマリー」ホームページで、「デプロイ」メニューをクリックします。「デプロイ」ページの「デプロイ・サマリー 」セクションにあるハードウェアおよびオペレーティング・システム関連の情報は、ライセンスを必要とします。

  • グループのホームページで、「管理」タブをクリックします。「デプロイ・サマリー」セクションのハードウェアおよびオペレーティング・システム関連の情報は、ライセンスを必要とします。

「セキュリティ・ポリシー違反」リンク

  • 「エンタープライズ・サマリー」ページの「セキュリティ・ポリシー違反」にあるすべてのリンクは、ライセンスを必要とします。

「構成」セクションのリンク

  • 「エンタープライズ・サマリー」ホームページで、「デプロイ」メニューをクリックします。「デプロイ」ページの「構成」にあるすべてのリンクは、ライセンスを必要とします。

「クライアント構成」セクションのリンク

  • 「エンタープライズ・サマリー」ホームページで、「デプロイ」メニューをクリックします。「デプロイ」ページの「クライアント構成」セクションにあるすべてのリンクは、ライセンスを必要とします。

「構成」セクションのリンク、「ポリシー違反」セクションのリンク、「セキュリティ」セクションのリンク、「デプロイ」リンク、「メトリックとポリシー設定」リンク(関連リンク)

  • 「ホスト」ページで、特定のホストをクリックしてそのホストのホームページを表示します。これらのリンクはライセンスを必要とします。

「ポリシー違反」リンク

  • 「ターゲット」メニューで、「システム」を選択します。「システム」ページのこのリンクは、ライセンスを必要とします。

  • 「エンタープライズ・サマリー」ホームページで、「ターゲット」メニュー、「グループ」の順にクリックします。「グループ」ページのこのリンクは、ライセンスを必要とします。

「セキュリティ一覧」ホスト・リンク

  • 「エンタープライズ・サマリー」ホームページで、「コンプライアンス」メニュー、「セキュリティ一覧」の順にクリックします。「セキュリティ一覧」ページにあるホストの情報に関するすべてのリンクは、ライセンスを必要とします。

「ポリシー違反」リンクと「コンプライアンス・スコア(%) 」

  • 「ターゲット」メニューで、「ホスト」を選択します。「ホスト」ページにあるこれらのリンクは、ライセンスを必要とします。

「構成」ページ

  • 「ホスト」ページで、「構成」タブをクリックします。このページにあるすべての機能、リンクおよび情報は、ライセンスを必要とします。

Application Management Pack for Fusion Applications 構成管理のライセンスが必要なリンク(続き) 「ポリシー違反」ページのリンク
  • 「エンタープライズ・サマリー」ホームページで、「コンプライアンス」メニュー、「ポリシー」の順にクリックします。「ポリシー違反」ページでは、Cloud Controlの「ポリシー違反」ページに存在する、またはこのページのリンク先に存在する、ホストの情報に関するすべてのリンク、ナビゲーションのサブタブおよび機能は、ライセンスを必要とします。

「構成の変更」、「ポリシー違反」、「セキュリティ・ポリシー違反」セクション

  • 「ターゲット」メニューで、「グループ」を選択します。グループを選択します。グループのホームページのこれらのセクションにあるすべてのリンクは、ライセンスを必要とします。

ホストおよびオペレーティング・システムの「構成の検索」

  • グループのホームページで、「管理」タブをクリックします。この機能はライセンスを必要とします。

「ポリシー違反」列

  • グループのホームページで、「メンバー」タブをクリックします。この列にあるすべてのリンクと情報は、ライセンスを必要とします。

Application Management Pack for Fusion Applications 構成管理のライセンスが必要なレポート 次のレポートは、Application Management Pack for Fusion Applicationsの構成管理機能の一部です。これらの各セクションにあるレポートはすべて、Application Management Suite for Fusion Applicationsの構成管理機能のライセンスを必要とします。「レポート定義」ページを表示するには、「エンタープライズ・サマリー」ホームページで「レポート」メニューをクリックします。
  • 「デプロイおよび構成」のすべてのレポート

  • 監視レポート:

    アラートおよびポリシー違反

    無効化されたポリシー

  • セキュリティ・レポート:

    セキュリティ・ポリシー概要

Application Management Pack for Fusion Applications 構成管理のライセンスが必要なポリシー・リポジトリ・ビュー 次のポリシー・リポジトリ・ビューを使用するには、Application Management Pack for Fusion Applicationsの構成管理機能のライセンスが必要です。

ポリシー定義ビュー

mgmt$policies
mgmt$policy_parameters
mgmt$policy_violation_ctxt
mgmt$policy_viol_annotations
mgmt$policy_viol_notif_log

ポリシー関連付けビュー

mgmt$target_policies
mgmt$target_policy_settings
mgmt$target_policy_eval_sum
mgmt$target_compliance_score

ポリシー違反ビュー

mgmt$policy_violation_current
mgmt$policy_violation_history
mgmt$policy_violation_context
Application Management Pack for Fusion Applications 構成管理のライセンスが必要なパッチ適用リポジトリ・ビュー 次のパッチ適用リポジトリ・ビューを使用するには、Application Management Pack for Fusion Applicationsの構成管理機能のライセンスが必要です。

Linuxパッチ適用

MGMT$HOSTPATCH_HOSTS
MGMT$HOSTPATCH_GROUPS
MGMT$HOSTPATCH_GRP_COMPL_HIST
MGMT$HOSTPATCH_HOST_COMPL

Oracleホーム・パッチ適用

MGMT$CPF_ADVISORY_INFO
MGMT$CPF_HOMES_INFO
MGMT$CPF_PATCH_INFO
MGMT$EM_HOMES_PLATFORM
MGMT$HOMES_AFFECTED
MGMT$PATCH_ADVISORIES
MGMT$APPL_PATCH_AND_PATCHSET
MGMT$APPLIED_PATCHES
MGMT$APPLIED_PATCHSETS
Application Management Pack for Fusion Applications 構成管理のライセンスが必要な構成リポジトリ・ビュー 次の構成リポジトリ・ビューを使用するには、Application Management Pack for Fusion Applicationsの構成管理機能のライセンスが必要です。

構成ビュー

mgmt$db_tablespaces
mgmt$db_datafiles
mgmt$db_controlfiles

クライアント構成ビュー

MGMT$CSA_COLLECTIONS
MGMT$CSA_FAILED
MGMT$CSA_HOST_OS_COMPONENTS
MGMT$CSA_HOST_SW
MGMT$CSA_HOST_COOKIES
MGMT$CSA_HOST_CUSTOM
MGMT$CSA_HOST_RULES
MGMT$CSA_HOST_CPUS
MGMT$CSA_HOST_IOCARDS
MGMT$CSA_HOST_NICS
MGMT$CSA_HOST_OS_PROPERTIES
MGMT$CSA_HOST_OS_FILESYSEMS
MGMT$ECM_CONFIG_HISTORY
MGMT$ECM_CONFIG_HISTORY_KEY1
MGMT$ECM_CONFIG_HISTORY_KEY2
MGMT$ECM_CONFIG_HISTORY_KEY3
MGMT$ECM_CONFIG_HISTORY_KEY4
MGMT$ECM_CONFIG_HISTORY_KEY5
MGMT$ECM_CONFIG_HISTORY_KEY6
MGMT$HW_NIC
MGMT$OS_COMPONENTS
MGMT$OS_FS_MOUNT
MGMT$OS_HW_SUMMARY
MGMT$OS_PATCHES
MGMT$OS_SUMMARY
MGMT$SOFTWARE_COMP_PATCHSET
MGMT$SOFTWARE_COMPONENT_ONEOFF
MGMT$SOFTWARE_COMPONENTS
MGMT$SOFTWARE_DEPENDENCIES
MGMT$SOFTWARE_HOMES
MGMT$SOFTWARE_ONEOFF_PATCHES
MGMT$SOFTWARE_OTHERS
MGMT$SOFTWARE_PATCHES_IN_HOMES
MGMT$SOFTWARE_PATCHSETS
Application Management Pack for Fusion Applications 構成管理のライセンスが必要なセキュリティ・リポジトリ・ビュー 次のセキュリティ・リポジトリ・ビューを使用するには、Application Management Pack for Fusion Applicationsの構成管理機能のライセンスが必要です。
MGMT$ESA_ALL_PRIVS_REPORT
MGMT$ESA_ANY_DICT_REPORT
MGMT$ESA_ANY_PRIV_REPORT
MGMT$ESA_AUDIT_SYSTEM_REPORT
MGMT$ESA_BECOME_USER_REPORT
MGMT$ESA_CATALOG_REPORT
MGMT$ESA_CONN_PRIV_REPORT
MGMT$ESA_CREATE_PRIV_REPORT
MGMT$ESA_DBA_GROUP_REPORT
MGMT$ESA_DBA_ROLE_REPORT
MGMT$ESA_DIRECT_PRIV_REPORT
MGMT$ESA_EXMPT_ACCESS_REPORT
MGMT$ESA_KEY_OBJECTS_REPORT
MGMT$ESA_OH_OWNERSHIP_REPORT
MGMT$ESA_OH_PERMISSION_REPORT
MGMT$ESA_POWER_PRIV_REPORT
MGMT$ESA_PUB_PRIV_REPORT
MGMT$ESA_SYS_PUB_PKG_REPORT
MGMT$ESA_TABSP_OWNERS_REPORT
MGMT$ESA_TRC_AUD_PERM_REPORT
MGMT$ESA_WITH_ADMIN_REPORT
MGMT$ESA_WITH_GRANT_REPORT

7.3 Application Management Suite for Fusion Applications

Application Management Suite for Fusion Applications (Suite)は、高度なアプリケーション管理機能を提供するもので、Fusion Application環境の管理および監視を簡略化するために役立ちます。

次の表で、Enterprise Managerによって提供されるこの管理パックについて説明します。

管理パック ライセンス情報のタイプ ライセンス情報
Application Management Suite for Fusion Applications 機能 Application Management Suite for Fusion Applicationsには次の機能があり、Oracle Fusion Applications環境でのみ使用できます。
  • Real User Experience Insight (RUEI)とOracle Fusionアプリケーション・アクセラレータ。

  • ビジネス・トランザクション管理。

  • 機能の構成管理。

Application Management Suite for Fusion Applications Real User Experience Insight (RUEI)のサポート Application Management Suite for Fusion ApplicationのReal User Monitoringには、Fusionアプリケーションに対するリアルユーザー監視ソリューションが用意されており、Fusionアプリケーションの検出およびネットワーク・オブジェクトのビジネス機能への変換が自動的に行われます。このため、ビジネス・トランザクションのビューをクリックすることで、リアルユーザー・トランザクションの測定と監視が可能になります。

各ユーザー・アクションは正しい画面、アプレットまたはビューと自動的に照合され、コンテキスト分析が行えます。この最新の分析ソリューションはすべての機能エラーを捕捉およびレポートし、エンドユーザーのパフォーマンスの問題やFusionアプリケーションの問題を検出します。アプリケーション管理者は、クリティカルなパッケージ・アプリケーションに主要業績評価指標(KPI)およびレポート・ビューを設定できます。

第8章「エンド・ユーザーの監視」に記述されているOracle Real User Experience Insight (RUEI)の機能はすべて、Application Management Suite for Fusion Applications licenseライセンスの一部として使用できます。ただし、Real User Experience Insightの制限付きライセンスでは、Fusionアプリケーションを監視する場合のみ、RUEIを使用できます。Real User Experience Insightを使用してその他のアプリケーションを監視するユーザーは、製品のフルユース・ライセンスを取得する必要があります。

Application Management Suite for Fusion Applications RUEIの機能
  • Fusionアプリケーションに対するリアルユーザー監視ソリューションがあらかじめ用意されています。
  • あらかじめ用意されているエラー・メッセージの翻訳とレポートをユーザーのウィンドウに表示します。

  • アプリケーション管理者がクリティカルなパッケージ・アプリケーションにKPIを設定できるようにします。

  • リアルユーザー・ビジネス・トランザクションの特定と監視を可能にします。

Application Management Suite for Fusion Applications ビジネス・トランザクション監視(BTM)のサポート ビジネス・トランザクションの監視(BTM)機能を使用すれば、組織内のミッション・クリティカルなトランザクション・フローを監視、トラブルシューティング、レポートおよび管理できます。

ビジネス・アプリケーションの所有者および運用スタッフは、詳細なモデル化とコンポーネント・レベルでのパフォーマンス・メトリックへの直接ドリルダウンを通じて、SOAコンポジット、コンポーネント、サービスおよびバックエンドのJava EE実装を自動的に検出し、関連付けることができます。ビジネス・トランザクションとサービスの依存関係が自動的に検出され、メッセージ・フローがマッピングされます。個別および集約されたトランザクション実行の詳細を検索して表示できます。

ビジネス・コンテキストを提供して維持したまま組織のアプリケーション・インフラストラクチャを横断することで、開発者や運用スタッフは、Oracle Enterprise Managerを活用して、ビジネス成果の最大化に必要な高可用性と最大パフォーマンスの基準を満たすことができます。

Oracle Enterprise Managerを利用すると、アプリケーション開発チームとサポート・チームは次のことができます。

  • コンポーネント、トランザクション・フロー、サービスの依存性および関係を継続的に検出します。

  • 複数の層にわたるビジネス・トランザクションを監視します。

  • アプリケーション固有の知識やプログラミング経験に関係なく、最小限の手動作業でOracle SOA Suiteアプリケーションを管理します。

  • 依存関係を集約して表示するか、メソッド・レベルの相互作用までドリルダウンします。

  • 統合サービス・テストとコンポーネント実装の深い可視性を両方利用して、エンドポイント・パフォーマンスを監視します。

  • パフォーマンスの低い、または障害の発生したインスタンスに対してレポートを生成する組込み機能を使用して、単一インスタンスのトランザクション・パフォーマンスを検索および分析します。

  • SOA Suite固有の知識を利用して、関連する診断およびデータベース・メトリックにリンクします。

  • QA、ステージング、本番の各環境におけるSOAアプリケーション・パフォーマンスの問題の根本原因を迅速に分離して診断します。

Application Management Suite for Fusion Applications BTM使用制限付きライセンス このライセンス契約では、ビジネス・トランザクションの監視機能の使用制限付きライセンスが提供され、Fusionアプリケーションを監視する場合にのみ、BTMを使用できます。BTMを使用してその他のアプリケーションを監視するユーザーは、製品のフルユース・ライセンスを取得する必要があります。

Oracle Enterprise Managerのビジネス・トランザクション管理には、エンドポイントの監視という明確な用途で、Oracle Service Busとそのサブコンポーネントの使用制限付きライセンスが含まれ、プロキシ・サービスとビジネス・サービスをパススルー・モードでのみ作成できます。Oracle Service Busでは、ビジネス・トランザクション管理のオブザーバ・エージェントが単一インスタンスで構成され、プロキシ・フェイルオーバー用には別のOracle Service Busインスタンスが構成される場合があります。

Application Management Suite for Fusion Applications BTMの機能 SOA Management Pack Enterprise Editionには、次に示すビジネス・トランザクション管理機能が含まれ、これらはOracle Service BusおよびOracle SOA Suiteでのみ使用できます。
  • コンテキストで表示

    SOAおよびOSBメトリックをドリルダウン・コンテキストで表示します。

  • 例外管理

    トランザクションのアラートおよび検索機能を提供し、複数のアプリケーション・コンポーネント全体にわたるトランザクション内の例外およびエラーを特定します。

  • トランザクション検出

    複数のJVM、コンテナおよびプラットフォームにわたるコンポーネント全体を移動するトランザクションの検出、記録および関連付けを行います。

  • トランザクション・レベル合意

    複数の相互作用コンポーネント全体にわたるトランザクション・レベル目標値(TLO)を提供します。

Application Management Suite for Fusion Applications 構成管理機能 機能構成管理では、Fusionアプリケーションの機能構成/設定データを取得してレポートするプロセスを自動化します。

Application Management Suite for Fusion Applicationの機能構成管理機能を使用して実行できることをまとめると次のようになります。

  • 構成の表示と分析。

  • デプロイおよびインストール環境の表示と分析。

  • 構成の検索。

  • 機能構成データのアドホックまたは定期的な取得とスナップショットの作成。

  • インスタンス間または一定期間のいずれかを対象とした複雑な比較操作の実行。

  • 構成設定のバージョニング。

  • サポータビリティと監査を目的とするコンプライアンス・チェックおよびヘルス・チェック機能。

  • ポリシー通知を含め、ポリシーを管理します。

  • 構成レポートの提供。

  • 構成データを格納または公開するリポジトリ表(ビュー)の提供。

このライセンスに含まれる構成管理機能の具体的な機能としては、全システムに対する検索と比較、構成監視、ポリシー管理とコンプライアンス・サポート、セキュリティ構成スコアリングとダッシュボード、およびFusion固有のソフトウェア・コンポーネントを対象とした総合レポートなどがあります。レポートの対象コンポーネントは次のとおりです。

  • Oracle Fusionインスタンス。

  • Oracle Fusion製品ファミリ。

  • Oracle Fusion製品。

  • Oracle Fusion Cluster J2EEアプリケーション。

  • Oracle Fusion J2EEアプリケーション。

Application Management Suite for Fusion Applicationsは、前述したとおりオペレーティング・システム・ターゲットとFusionアプリケーション・ターゲットに対して包括的な構成管理機能を提供します。

Application Management Suite for Fusion Applications 構成管理のライセンスが必要なレポート 次のレポートは、Application Management Suite for Fusion Applicationsの構成管理機能の一部です。これらの各セクションにあるレポートはすべて、Application Management Suite for Fusion Applicationsの構成管理機能のライセンスを必要とします。「レポート定義」ページを表示するには、「エンタープライズ・サマリー」ホームページで「レポート」メニューをクリックします。
  • 「デプロイおよび構成」のすべてのレポート

  • 監視レポート:

    アラートおよびポリシー違反

    無効化されたポリシー

  • セキュリティ・レポート:

    セキュリティ・ポリシー概要


7.4 Application Management Suite for Oracle E-Business Suite

この製品は、包括的なアプリケーション管理機能を提供するもので、Oracle E-Business Suite環境の管理および監視を簡略化するために役立ちます。

また、Change Management機能には、複数のOracle E-Business Suiteシステムにわたる変更を監視および編成する一元的なビューがあります。Application Management Suite for Oracle E-Business Suiteには、実装またはメンテナンスの際にカスタマイズやパッチによって生じた変更を管理する機能があります。

次の表で、Enterprise Managerによって提供されるこの管理パックについて説明します。

管理パック ライセンス情報のタイプ ライセンス情報
Application Management Suite for Oracle E-Business Suite 機能 Application Management Suite for Oracle E-Business Suiteには次の機能が含まれています。
  • Oracle E-Business Suiteコンポーネントの自動検出。関連するすべてのインフラストラクチャ・コンポーネントを使用してシステムを作成します。

  • ブラックアウトは、ターゲットの監視を一時停止して、スケジュールされたメンテナンス期間に対応します。

  • 変更承認のフレームワークは、変更管理要求と履歴データについて追跡と監査を行います。変更管理のメカニズムでは、Oracle E-Business Suiteインスタンスの構成またはコード変更につながる変更があった場合に、それに対する階層的な承認プロセスが行われます。

  • 変更管理ダッシュボードは、Change Managementで多用される機能と、最近のアクティビティに関するサマリーに迅速にアクセスできます。

  • クローニングは、クローニングを自動化し、クローニングしたイメージを作成および管理します。

  • 同時処理ダッシュボードは、現在のアクティビティも使用統計も含めて、システムにおける同時処理を完全に把握できます。関連するアクティビティで、同時マネージャと同時プログラムも監視します。

  • 構成管理は、構成パラメータを追跡し、構成スナップショットを取得して、構成を比較します。

  • カスタマイズ・マネージャは、パッケージ化、公開、デプロイ、単一のOracle E-Business Suiteインスタンスまたは複数のOracle E-Business Suiteインスタンスへのカスタマイズの移行のプロセスを自動化します。

  • カスタマイズの検出とレポートは、特定のOracle E-Business Suite環境内のカスタマイズのインベントリを表示し、それに関するレポートを生成します。カスタマイズは、特定のOracle E-Business Suiteモジュール別、およびカスタマイズ・タイプ別に編成されます。カスタマイズのこのインベントリは、Oracle E-Business Suiteのアップグレードの計画プロセスで役立ちます。

  • 監視および診断は、リアルタイム・メトリック、履歴データおよびアラート通知を受信します。JVMの統計にアクセスします。Oracle Applications Manager統合を通じてE-Business Suiteの診断を実行します。

  • メトリックおよびアラート/イベント履歴

  • メトリック拡張は、新しいメトリックを作成して、ユーザー環境に固有の状況を監視します。

  • FusionアプリケーションとFusion Middlewareターゲットについての、リアルタイム・メトリック、履歴データおよびアラートの監視。

  • 監視テンプレートでは、ターゲットの監視設定をカプセル化し、後で複数のターゲットに適用できます。

  • 管理グループでテンプレート・コレクションを使用すれば、ターゲットをグループに追加する際、管理設定が自動的にデプロイされます。

  • 通知は、様々な通知メソッド(電子メール、カスタムOSスクリプトの実行、PL/SQLプロシージャ、SNMPトラップなど)、繰返し通知、インシデント・ルール・セットを使用した通知関連のアクション、管理者の通知スケジュールを定義および使用します。

  • パッチ・マネージャは、単一または複数のOracle E-Business Suiteインスタンスに、単一のコンソールからパッチを手動または自動でダウンロードし、デプロイします。

  • エンドユーザーがアプリケーションを使用する状況や実際のエクスペリエンスに関する、Real Userの監視。

Application Management Suite for Oracle E-Business Suite 機能(続き)
  • ビーコン・トランザクションおよびサービス・ダッシュボードを使用した、Oracle E-Business Suiteアプリケーションのサービス・レベルの管理。
  • 同時プログラムの要求、Formsセッション、およびOracle Application Frameworkについての、データベース・セッションのパフォーマンス問題のユーザー監視。

Application Management Suite for Oracle E-Business Suite Real User Experience Insight (RUEI)のサポート 第8章「エンド・ユーザーの監視」に記述されているOracle Real User Experience Insightの機能はすべて、Application Management Suite for Oracle E-Business Suiteライセンスの一部として使用できます。ただし、Real User Experience Insightの制限付きライセンスでは、Oracle FormsまたはOA Frameworkを使用して開発されたOracle E-Business Suiteアプリケーションを監視する場合のみ、RUEIを使用できます。Real User Experience Insightを使用してその他のアプリケーションを監視するユーザーは、製品のフルユース・ライセンスを取得する必要があります。
Application Management Suite for Oracle E-Business Suite RUEIの機能
  • OAおよびJTTフレームワークと、Oracle Formsアプリケーションで実行されているOracle E-Business Suiteモジュールを自動的に検出します。
  • あらかじめ用意されているエラー・メッセージの翻訳とレポートをユーザーのウィンドウに表示します。

  • アプリケーション・マネージャがクリティカルなパッケージ・アプリケーションにキー・パフォーマンス・インジケータ(KPI)を設定できるようにします。

  • リアルユーザー・ビジネス・トランザクションの特定と監視を可能にします。

Application Management Suite for Oracle E-Business Suite ライセンスが必要なリンク この項では、Enterprise Managerに含まれるリンクのうち、Application Management Suite for Oracle E-Business Suiteのライセンスが必要となるリンクについて説明します。

Oracle E-Business Suiteの全システム・ページ

  • 「ターゲット」メニューで、「Oracle E-Business Suite」を選択します。このページはライセンスを必要とします。

すべてのOracle E-Business Suiteターゲット・ページを追加

  • 「ターゲット」メニューで、「Oracle E-Business Suite」を選択します。Oracle E-Business Suiteの全システム・ページで、「追加」をクリックします。このページおよびその過程でそこから移動できるすべてのページは、ライセンスを必要とします。

Oracle E-Business Suiteのホームページ、「モニタリング」ページ、「トポロジ」ページ、「Oracle Application Manager」、「ユーザー監視」、「サービスの起動と停止」、「サービス・レベル・レポート」、「E-Business Suiteダッシュボード」、「構成」および「コンプライアンス」

  • 「ターゲット」メニューで、「Oracle E-Business Suite」を選択します。Oracle E-Business Suiteの全システム・ページで、Oracle E-Business Suiteシステムのリンクを選択し、Oracle E-Business Suite Systemシステムのホームページにドリルダウンします。これらのページおよびE-Business Suiteシステムを構成するターゲットをドリルダウンして表示されるすべてのページは、ライセンスを必要とします。

  • 「ターゲット」メニューで、「システム」を選択します。「システム」ページの「名前」列で、「Oracle E-Business Suiteシステム」タイプのシステムのリンクをクリックします。これらのページおよびE-Business Suiteシステムを構成するターゲットをドリルダウンして表示されるすべてのページは、ライセンスを必要とします。

変更承認要求、パッチ・マネージャ、カスタマイズ・マネージャ

  • Oracle E-Business Systemのページで、「変更の管理」のリンクをクリックします。「変更の管理」ページで、これらの項目へのサマリーとリンクはライセンスを必要とします。

Oracle E-Business Suiteノード・システムの「ホーム」、「グラフ」、「管理」、「コンポーネント」および「トポロジ」ページ

  • 「ターゲット」メニューで、「システム」を選択します。「システム」ページで、Oracle E-Business Suiteノード・システム・タイプのシステムの「名前」列をクリックします。これらのページはライセンスを必要とします。

Oracle E-Business Suiteシステムの「ホーム」、「グラフ」、「管理」、「コンポーネント」および「トポロジ」ページ

  • 「ターゲット」メニューで、「システム」を選択します。「システム」ページで、「Oracle E-Business Suiteシステム」タイプのシステムの「名前」列をクリックします。これらのページはライセンスを必要とします。

Application Management Suite for Oracle E-Business Suite サービス・レベル管理(SLM)のサポート Oracle Application Management Suite for Oracle E-Business Suiteのライセンスには、Enterprise Manager Cloud Control Service Level Management (SLM)に関連付けられた機能も含まれています。これらのSLM機能は、Oracle E-Business Suiteアプリケーションとともに使用され、かつCPUがライセンスを受けている場合にのみ使用を許可されます。Oracle E-Business Suiteに適用する拡張機能からは使用できません。カスタム・フォーム、JSP、Java/J2EEコード、およびBPELを使用した統合は拡張機能に該当します。ただしこれらがすべてではありません。

SLMは、エンドユーザー・ビジネス機能、アプリケーション、インフラストラクチャ・コンポーネントなどの各サービスについて、可用性とパフォーマンスをアクティブに監視し、それらをレポートします。リモート・ユーザーの場所(ビーコン)から実行されるサービス・テストや統合トランザクションを使用することにより、エンドユーザーの観点からサービスを監視したり、基礎となるITインフラストラクチャとの相関関係を監視できます。また、SLMでは、サービスの問題や障害がビジネスに対してどのような影響を与えるかを評価したり、サービス・レベルの目標が満たされているかどうかを確認することもできます。

詳細は、第8章「Enterprise Manager Cloud Control Service Level Management」を参照してください。

Application Management Suite for Oracle E-Business Suite SLMのライセンスが必要なCLI動詞 次のEnterprise Manager CLI動詞を使用するにはApplication Management Suite for Oracle E-Business Suiteのサービス・レベル管理機能のライセンスが必要です。
emcli apply_template_tests
emcli create_service
emcli add_target
Application Management Suite for Oracle E-Business Suite 構成管理のサポート 構成管理機能は、ソフトウェアの構成やデプロイメントを管理するという、時間がかかるうえにエラーも発生しやすい構成プロセスを自動化します。Application Management Suite for Oracle E-Business Suiteのライセンスに含まれる構成管理機能の具体的な機能としては、全システムに対する検索と比較、構成監視、ポリシー管理とコンプライアンス・サポート、セキュリティ構成スコアリングとダッシュボード、およびE-Business Suite固有のソフトウェア・コンポーネントを対象とした総合レポートなどがあります。レポートの対象コンポーネントは次のとおりです。
  • Oracle Concurrent Manager

  • Oracle E-Business Suite

  • Oracle E-Business Suiteのカスタム・オブジェクト定義

  • Oracle E-Business Suiteシステム

  • Oracle E-Business Suiteのパッチ情報構成

  • Oracle E-Business Suiteワークフロー

Application Management Suite for Oracle E-Business Suite 機能 Application Management Suite for E-Business Suiteの構成管理機能を使用して実行できることをまとめると次のようになります。
  • 構成の表示と分析

  • デプロイおよびインストール環境の表示と分析

  • 構成の検索

  • 構成の比較

  • 構成レポートの提供

  • 構成データを格納または公開するリポジトリ表(ビュー)の提供

  • ターゲットに対する構成変更のリストを表示する履歴

  • 構成データを手動でリフレッシュするリフレッシュ・オプション

Application Management Suite for Oracle E-Business Suiteには、Application Configuration Console (ACC)とConfiguration Change Console (CCC)の制限付きライセンスが含まれています。この2つのツールは、Oracle E-Business Suiteアプリケーションとオペレーティング・システムをターゲットとして、前述のような使用方法が可能です。ACCとCCCのライセンス情報は、第6章「その他のインフラストラクチャ管理」で、「Configuration Management Pack for Applications」を参照してください。

Application Management Suite for Oracle E-Business Suite 構成管理のライセンスが必要なリンク 次に示すページおよびリンクを使用するにはこのパックのライセンスが必要です。これらのページおよびリンクは、Enterprise Manager内の、Oracle E-Business Suite固有のソフトウェア・コンポーネントに適用されます。これらのコンポーネントには、前述のものが含まれています。

注意: 「パッチ適用」と「クローニング」のセクションにある機能は、Provisioning and Patch Automation Packのライセンスを必要とします。エージェントのインストールにライセンスは必要ありません。セキュリティ・リンクは、Provisioning and Patch Automation Pack、Database Configuration Pack、Configuration Management Pack for Non-Oracle Systems、Applications Management Pack for Siebel、Application Management Suite for Oracle E-Business Suite、およびConfiguration Pack for Oracle Middlewareによって共有されます。

「すべてのターゲットのポリシー違反」セクション

  • 「エンタープライズ・サマリー」ホームページのこのセクションにあるすべてのリンクは、ライセンスを必要とします。

Oracle E-Business Suiteの全ターゲット・ページ

  • 「ターゲット」メニューで、「Oracle Applications」を選択します。Oracle E-Business Suiteの全システム・ページで、「追加」をクリックします。このページおよびその過程でそこから移動できるすべてのページは、ライセンスを必要とします。

「デプロイ・サマリー」セクション

  • 「エンタープライズ・サマリー」ホームページで、「デプロイ」メニューをクリックします。「デプロイ」ページのこのセクションにあるハードウェアおよびオペレーティング・システム関連の情報は、ライセンスを必要とします。

  • 「ターゲット」メニューで、「グループ」を選択します。「グループ」ページで、「管理」タブをクリックします。このセクションのハードウェアおよびオペレーティング・システム関連の情報は、ライセンスを必要とします。

  • 「エンタープライズ・サマリー」ホームページのこのセクションにあるハードウェアおよびオペレーティング・システム関連の情報は、ライセンスを必要とします。

「セキュリティ・ポリシー違反」セクション

  • 「エンタープライズ・サマリー」ホームページのこのセクションにあるすべてのリンクは、ライセンスを必要とします。

「構成」セクション

  • 「エンタープライズ・サマリー」ホームページで、「デプロイ」メニューをクリックします。「デプロイ」ページのこのセクションにあるすべてのリンクは、ライセンスを必要とします。

  • 「ターゲット」メニューで、「ホスト」を選択します。「ホスト」ページのこのセクションにあるすべてのリンクは、ライセンスを必要とします。

「クライアント構成」セクション

  • 「エンタープライズ・サマリー」ホームページで、「デプロイ」メニューをクリックします。「デプロイ」ページのこのセクションにあるすべてのリンクは、ライセンスを必要とします。

「ポリシー違反」ページ

  • 「エンタープライズ・サマリー」ホームページで、「コンプライアンス」メニュー、「ポリシー」の順にクリックします。このページに関連付けられているリンクは、「違反」サブタブにグループ化されています。Cloud Controlの「ポリシー違反」ページに存在する、またはこのページのリンク先に存在する、ホストの情報に関するすべてのリンク、ナビゲーションのサブタブおよび機能は、ライセンスを必要とします。

  • 「ターゲット」メニューで、「ホスト」を選択します。「ホスト」ページのこのセクションにあるすべてのリンクは、ライセンスを必要とします。

Application Management Suite for Oracle E-Business Suite 構成管理のライセンスが必要なリンク(続き) セキュリティ一覧
  • 「エンタープライズ・サマリー」ホームページで、「コンプライアンス」メニュー、「セキュリティ一覧」の順にクリックします。ホストの情報に関連するすべてのリンクは、ライセンスを必要とします。

「ポリシー違反」リンクと「コンプライアンス・スコア(%) 」

  • 「ターゲット」メニューで、「ホスト」を選択します。「ホスト」ページにあるこれらのリンクは、ライセンスを必要とします。

「セキュリティ」セクション

  • 「ターゲット」メニューで、「ホスト」を選択します。「ホスト」ページのこのセクションにあるすべてのリンクは、ライセンスを必要とします。

「デプロイ」リンク、「メトリックとポリシー設定」リンク

  • 「ターゲット」メニューで、「ホスト」を選択します。「ホスト」ページの「関連リンク」の下にあるこれらのリンクは、ライセンスが必要です。

「構成」ページ

  • 「エンタープライズ・サマリー」ホームページで、「構成」メニューをクリックします。このページにあるすべての機能、リンクおよび情報は、ライセンスを必要とします。

「ポリシー違反」リンク

  • 「ターゲット」メニューで、「システム」を選択します。「システム」ページのこのリンクは、ライセンスを必要とします。

  • 「ターゲット」メニューで、「グループ」を選択します。「グループ」ページのこのリンクは、ライセンスを必要とします。

「構成の変更」、「ポリシー違反」、「セキュリティ・ポリシー違反」セクション

  • 「ターゲット」メニューで、「グループ」を選択します。「グループ」ページのこれらのセクションは、ライセンスを必要とします。

構成の検索

  • 「ターゲット」メニューで、「グループ」を選択します。「グループ」ページで、「管理」タブをクリックします。この機能はライセンスを必要とします。

「ポリシー違反」列

  • 「ターゲット」メニューで、「グループ」を選択します。「グループ」ページで、「メンバー」タブをクリックします。この列のすべてのリンクと情報は、ライセンスを必要とします。

Application Management Suite for Oracle E-Business Suite 構成管理のライセンスが必要なレポート 次のレポートは、Application Management Suite for Oracle E-Business Suiteの構成管理機能の一部です。これらの各セクションにあるレポートはすべて、Application Management Suite for Oracle E-Business Suiteの構成管理機能のライセンスを必要とします。「レポート定義」ページを表示するには、「エンタープライズ・サマリー」ホームページで「レポート」タブをクリックします。
  • 「デプロイおよび構成」のすべてのレポート

  • 監視レポート:

    アラートおよびポリシー違反

    無効化されたポリシー

  • セキュリティ・レポート:

    セキュリティ・ポリシー概要

Application Management Suite for Oracle E-Business Suite 構成管理のライセンスが必要なポリシー・リポジトリ・ビュー 次のポリシー・リポジトリ・ビューを使用するには、Application Management Suite for Oracle E-Business Suiteの構成管理機能のライセンスが必要です。

ポリシー定義ビュー

mgmt$policies
mgmt$policy_parameters
mgmt$policy_violation_ctxt
mgmt$policy_viol_annotations
mgmt$policy_viol_notif_log

ポリシー関連付けビュー

mgmt$target_policies
mgmt$target_policy_settings
mgmt$target_policy_eval_sum
mgmt$target_compliance_score

ポリシー違反ビュー

mgmt$policy_violation_current
mgmt$policy_violation_history
mgmt$policy_violation_context
Application Management Suite for Oracle E-Business Suite 構成管理のライセンスが必要なパッチ適用リポジトリ・ビュー 次のパッチ適用リポジトリ・ビューを使用するには、Application Management Suite for Oracle E-Business Suiteの構成管理機能のライセンスが必要です。

Linuxパッチ適用

MGMT$HOSTPATCH_HOSTS
MGMT$HOSTPATCH_GROUPS
MGMT$HOSTPATCH_GRP_COMPL_HIST
MGMT$HOSTPATCH_HOST_COMPL

Oracleホーム・パッチ適用

MGMT$CPF_ADVISORY_INFO
MGMT$CPF_HOMES_INFO
MGMT$CPF_PATCH_INFO
MGMT$EM_HOMES_PLATFORM
MGMT$HOMES_AFFECTED
MGMT$PATCH_ADVISORIES
MGMT$APPL_PATCH_AND_PATCHSET
MGMT$APPLIED_PATCHES
MGMT$APPLIED_PATCHSETS
Application Management Suite for Oracle E-Business Suite 構成管理のライセンスが必要な構成リポジトリ・ビュー 次の構成リポジトリ・ビューを使用するには、Application Management Suite for Oracle E-Business Suiteの構成管理機能のライセンスが必要です。

構成ビュー

mgmt$db_tablespaces
mgmt$db_datafiles
mgmt$db_controlfiles

クライアント構成ビュー

MGMT$CSA_COLLECTIONS
MGMT$CSA_FAILED
MGMT$CSA_HOST_OS_COMPONENTS
MGMT$CSA_HOST_SW
MGMT$CSA_HOST_COOKIES
MGMT$CSA_HOST_CUSTOM
MGMT$CSA_HOST_RULES
MGMT$CSA_HOST_CPUS
MGMT$CSA_HOST_IOCARDS
MGMT$CSA_HOST_NICS
MGMT$CSA_HOST_OS_PROPERTIES
MGMT$CSA_HOST_OS_FILESYSEMS
MGMT$ECM_CONFIG_HISTORY
MGMT$ECM_CONFIG_HISTORY_KEY1
MGMT$ECM_CONFIG_HISTORY_KEY2
MGMT$ECM_CONFIG_HISTORY_KEY3
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MGMT$HW_NIC
MGMT$OS_COMPONENTS
MGMT$OS_FS_MOUNT
MGMT$OS_HW_SUMMARY
MGMT$OS_PATCHES
MGMT$OS_SUMMARY
MGMT$SOFTWARE_COMP_PATCHSET
MGMT$SOFTWARE_COMPONENT_ONEOFF
MGMT$SOFTWARE_COMPONENTS
MGMT$SOFTWARE_DEPENDENCIES
MGMT$SOFTWARE_HOMES
MGMT$SOFTWARE_ONEOFF_PATCHES
MGMT$SOFTWARE_OTHERS
MGMT$SOFTWARE_PATCHES_IN_HOMES
MGMT$SOFTWARE_PATCHSETS
Application Management Suite for Oracle E-Business Suite 構成管理のライセンスが必要なセキュリティ・リポジトリ・ビュー 次のセキュリティ・リポジトリ・ビューを使用するには、Application Management Suite for Oracle E-Business Suiteの構成管理機能のライセンスが必要です。
MGMT$ESA_ALL_PRIVS_REPORT
MGMT$ESA_ANY_DICT_REPORT
MGMT$ESA_ANY_PRIV_REPORT
MGMT$ESA_AUDIT_SYSTEM_REPORT
MGMT$ESA_BECOME_USER_REPORT
MGMT$ESA_CATALOG_REPORT
MGMT$ESA_CONN_PRIV_REPORT
MGMT$ESA_CREATE_PRIV_REPORT
MGMT$ESA_DBA_GROUP_REPORT
MGMT$ESA_DBA_ROLE_REPORT
MGMT$ESA_DIRECT_PRIV_REPORT
MGMT$ESA_EXMPT_ACCESS_REPORT
MGMT$ESA_KEY_OBJECTS_REPORT
MGMT$ESA_OH_OWNERSHIP_REPORT
MGMT$ESA_OH_PERMISSION_REPORT
MGMT$ESA_POWER_PRIV_REPORT
MGMT$ESA_PUB_PRIV_REPORT
MGMT$ESA_SYS_PUB_PKG_REPORT
MGMT$ESA_TABSP_OWNERS_REPORT
MGMT$ESA_TRC_AUD_PERM_REPORT
MGMT$ESA_WITH_ADMIN_REPORT
MGMT$ESA_WITH_GRANT_REPORT

7.5 Application Management Suite for JD Edwards EnterpriseOne

この製品は、包括的なアプリケーション管理機能を提供するもので、JD Edwards EnterpriseOne環境の管理および監視を簡略化するために役立ちます。Application Management Suite for JD Edwards EnterpriseOneは、次の物理コンポーネントで構成されます。

  • JD Edwards EnterpriseOne Plug-in (Enterprise Manager Cloud Control 13cの組込み機能)。

  • Real User Experience Insight (RUEI)。

次の表で、Enterprise Managerによって提供されるこの管理パックについて説明します。

管理パック ライセンス情報のタイプ ライセンス情報
Application Management Suite for JD Edwards EnterpriseOne 使用制限付きライセンス この管理スイートには、コアJD Edwards EnterpriseOneアプリケーションに対して使用するためのRUEIの使用制限付きライセンスが含まれています。
Application Management Suite for JD Edwards EnterpriseOne 機能 Application Management Suite for JD Edwards EnterpriseOneには次の機能が含まれています。
  • JD Edwards EnterpriseOneコンポーネントの自動検出。関連するすべてのインフラストラクチャ・コンポーネントを使用してシステムおよびサービスのターゲットを作成します。

  • ブラックアウトは、ターゲットの監視を一時停止して、スケジュールされたメンテナンス期間に対応します。

  • 構成管理は、構成パラメータを追跡し、構成スナップショットを取得して、構成を比較します

  • 管理コネクタは、Enterprise Managerで発生したインシデントに対してヘルプデスク・チケットを発行します。イベント・コネクタでは、イベント情報を他の管理システムと共有します。

  • メトリックおよびアラート/イベント履歴

  • メトリック拡張は、新しいメトリックを作成して、ユーザー環境に固有の状況を監視します。

  • 監視および診断は、リアルタイム・メトリック、履歴データおよびアラート通知を受信します。問題の根本原因の特定に関連する情報がないかログ・ファイルを調査します。

  • 監視テンプレートでは、ターゲットの監視設定をカプセル化し、後で複数のターゲットに適用できます。

  • 管理グループでテンプレート・コレクションを使用すれば、ターゲットをグループに追加する際、管理設定が自動的にデプロイされます。

  • 通知は、様々な通知メソッド(電子メール、カスタムOSスクリプトの実行、PL/SQLプロシージャ、SNMPトラップなど)、繰返し通知、インシデント・ルール・セットを使用した通知関連のアクション、管理者の通知スケジュールを定義および使用します。

  • エンドユーザーがアプリケーションを使用する状況や実際のエクスペリエンスに関する、Real Userの監視。

  • サービス・レベルの管理は、ビーコン・トランザクションおよびサービス・ダッシュボードを使用して、JD Edwards EnterpriseOneアプリケーションを監視します。

Application Management Suite for JD Edwards EnterpriseOne Real User Experience Insight (RUEI) Monitoringのサポート Application Management Suite for JD Edwards EnterpriseOneのReal User Monitoringには、JD Edwards EnterpriseOneに対するリアルユーザー監視ソリューションがあらかじめ用意されています。JD Edwards EnterpriseOneアプリケーションが自動的に検出され、ネットワーク・オブジェクトが管理可能なビジネス・サービスと機能に自動的に変換されます。

このアクセラレータでは、JD Edwards EnterpriseOneアプリケーション・コンポーネントのリアルユーザー監視がサポートされます。各ユーザー・アクションは、関連するJD Edwards EnterpriseOneノード、サイトまたはビューと自動的に照合され、詳細なコンテキスト分析が行えます。この監視ソリューションはすべての機能エラーを捕捉およびレポートし、エンドユーザーのパフォーマンスの問題やJD Edwards EnterpriseOneアプリケーションに固有の問題を検出します。アプリケーション管理者は、クリティカルなパッケージ・アプリケーションに主要業績評価指標(KPI)およびレポート・ビューを設定し、使用状況を完全に把握したり、KPIイベントが発生した場合に自動的にアラートを受けたりできます。

第8章「エンド・ユーザーの監視」に記述されているOracle Real User Experience Insightの機能はすべて、Application Management Suite for JD Edwards EnterpriseOneライセンスの一部として使用できます。ただし、Real User Experience Insightの制限付きライセンスでは、JD Edwards EnterpriseOneのツール・セットを使用して開発されたJD Edwards EnterpriseOneアプリケーションを監視する場合のみ、RUEIを使用できます。Real User Experience Insightを使用してその他のアプリケーションを監視するユーザーは、製品のフルユース・ライセンスを取得する必要があります。

Application Management Suite for JD Edwards EnterpriseOne RUEIの機能
  • JD Edwards EnterpriseOneアプリケーションに対するリアルユーザー監視ソリューションがあらかじめ用意されています。
  • あらかじめ用意されているエラー・メッセージの翻訳とレポートをユーザーのウィンドウに表示します。

  • アプリケーション管理者がクリティカルなパッケージ・アプリケーションにKPIを設定できるようにします。

  • リアルユーザー・ビジネス・トランザクションの特定と監視を可能にします。

Application Management Suite for JD Edwards EnterpriseOne RUEIのライセンスが必要なリンク この項では、Enterprise Managerに含まれるリンクのうち、Application Management Suite for JD Edwards EnterpriseOneのライセンスが必要となるリンクについて説明します。

すべてのJD Edwards EnterpriseOneシステム・ページ

  • 「ターゲット」メニューで、「JD Edwards EnterpriseOne」を選択します。このページはライセンスを必要とします。

すべてのJD Edwards EnterpriseOneターゲットを追加・ページ

  • 「ターゲット」メニューで、「JD Edwards EnterpriseOne」を選択します。「すべてのJD Edwards EnterpriseOneを追加」ページで、「追加」をクリックします。このページおよびその過程でそこから移動できるすべてのページは、ライセンスを必要とします。

JD Edwards EnterpriseOneシステムの「ホーム」、「パフォーマンス」、「管理」、「メンテナンス」、「診断」、「ユーザーの監視」および「トポロジ」ページ

  • 「ターゲット」メニューで、「JD Edwards EnterpriseOne」を選択します。「すべてのJD Edwards EnterpriseOneシステム」ページで、JD Edwards EnterpriseOneシステムのリンクを選択し、JD Edwards EnterpriseOneシステムのホームページにドリルダウンします。これらのページおよびJD Edwards EnterpriseOneシステムを構成するターゲットをドリルダウンして表示されるすべてのページは、ライセンスを必要とします。

  • 「ターゲット」メニューで、「システム」を選択します。「システム」ページの「名前」列で、「Oracle E-Business Suiteシステム」タイプのシステムのリンクをクリックします。これらのページおよびJD Edwards EnterpriseOneシステムを構成するターゲットをドリルダウンして表示されるすべてのページは、ライセンスを必要とします。

JD Edwards EnterpriseOneノード・システムの「ホーム」、「グラフ」、「管理」、「コンポーネント」および「トポロジ」ページ

  • 「ターゲット」メニューで、「システム」を選択します。「システム」ページの「名前」列で、Edwards EnterpriseOneノード・システム・タイプのシステムをクリックします。これらのページはライセンスを必要とします。

JD Edwards EnterpriseOneシステムの「ホーム」、「グラフ」、「管理」、「コンポーネント」、「トポロジ」および「レポート」ページ

  • 「ターゲット」メニューで、「システム」を選択します。「システム」ページの「名前」列で、JD Edwards EnterpriseOneシステム・タイプのシステムをクリックします。これらのページはライセンスを必要とします。

Application Management Suite for JD Edwards EnterpriseOne サービス・レベル管理(SLM)のサポート Application Management Suite for JD Edwards EnterpriseOneのライセンスには、Service Level Management (SLM) for JD Edwards EnterpriseOneに関連付けられた機能も含まれています。これらのSLM機能は、JD Edwards EnterpriseOneアプリケーションとともに使用され、かつCPUがライセンスを受けている場合にのみ使用を許可されます。JD Edwards EnterpriseOneに適用する拡張機能からは使用できません。カスタム・フォーム、JSP、Java/J2EEコード、およびBPELを使用した統合は拡張機能に該当します。ただしこれらがすべてではありません。

SLMは、包括的なモニタリング・ソリューションであり、IT組織がビジネス・サービスにおいて高可用性と高パフォーマンスを確保し、最適化されたサービス・レベルを実現するために役立ちます。SLMは、エンドユーザー・ビジネス機能、アプリケーション、インフラストラクチャ・コンポーネントなどの各サービスについて、可用性とパフォーマンスをアクティブに監視し、それらをレポートします。リモート・ユーザーの場所(ビーコン)から実行されるサービス・テストや統合トランザクションを使用することにより、エンドユーザーの観点からサービスを監視したり、基礎となるITインフラストラクチャとの相関関係を監視できます。また、SLMでは、サービスの問題や障害がビジネスに対してどのような影響を与えるかを評価したり、サービス・レベルの目標が満たされているかどうかを確認することもできます。

詳細は、第8章「Enterprise Manager Cloud Control Service Level Management」を参照してください。

Application Management Suite for JD Edwards EnterpriseOne SLMのライセンスが必要なCLI動詞 次のEnterprise Manager CLIを使用するにはApplication Management Suite for JD Edwards EnterpriseOneのサービス・レベル管理機能のライセンスが必要です。
emcli apply_template_tests
emcli create_service
emcli add_target
Application Management Suite for JD Edwards EnterpriseOne 構成管理のサポート
  • JD Edwards EnterpriseOne HTMLサーバー
  • JD Edwards EnterpriseOneエンタープライズ・サーバー

  • JD Edwards EnterpriseOneビジネス・サービス・サーバー

  • JD Edwards EnterpriseOneサーバー・マネージャ

Application Management Suite for JD Edwards EnterpriseOne 構成管理機能 Application Management Suite for JD Edwards EnterpriseOneの構成管理機能を使用して実行できることをまとめると次のようになります。
  • 構成の表示と分析

  • デプロイおよびインストール環境の表示と分析

  • 構成の検索

  • 構成の比較

  • ポリシーの管理(ポリシー通知など)

  • 構成レポートの提供

  • 構成データを格納または公開するリポジトリ表(ビュー)の提供

Application Management Suite for JD Edwards EnterpriseOne 構成管理のライセンスが必要なリンク 次に示すページおよびリンクを使用するにはこのパックのライセンスが必要です。この制限は、Enterprise Manager内の、JD Edwards EnterpriseOne固有のターゲットに適用されます。つまり、該当するターゲットは、JD Edwards EnterpriseOne HTMLサーバー、JD Edwards EnterpriseOneエンタープライズ・サーバー、JD Edwards EnterpriseOneビジネス・サービス・サーバーおよびJD Edwards EnterpriseOneサーバー・マネージャです。

「すべてのターゲットのポリシー違反」セクション

  • 「エンタープライズ・サマリー」ページのこのセクションにあるすべてのリンクは、ライセンスを必要とします。

「デプロイ・サマリー」セクション

  • 「エンタープライズ・サマリー」ページのこのセクションにあるハードウェアおよびオペレーティング・システム関連の情報は、ライセンスを必要とします。

  • 「エンタープライズ・サマリー」ページで、「デプロイ」メニューをクリックします。「デプロイ」ページのこのセクションにあるハードウェアおよびオペレーティング・システム関連の情報は、ライセンスを必要とします。

  • 「ターゲット」メニューで、「グループ」を選択します。グループのホームページで、「管理」タブをクリックします。このセクションのハードウェアおよびオペレーティング・システム関連の情報は、ライセンスを必要とします。

「セキュリティ・ポリシー違反」セクション

  • 「エンタープライズ・サマリー」ページのこのセクションにあるすべてのリンクは、ライセンスを必要とします。

「構成」セクション

  • 「エンタープライズ・サマリー」ページで、「デプロイ」メニューをクリックします。「デプロイ」ページのこのセクションにあるすべてのリンクは、ライセンスを必要とします。

「クライアント構成」セクション

  • 「エンタープライズ・サマリー」ページで、「デプロイ」メニューをクリックします。「デプロイ」ページのこのセクションにあるすべてのリンクは、ライセンスを必要とします。

「違反」サブタブ・ページ

  • 「エンタープライズ・サマリー」ページで、「コンプライアンス」メニュー、「ポリシー」の順にクリックします。「ポリシー違反」ページでは、Cloud Controlの「ポリシー違反」ページに存在する、またはこのページのリンク先に存在する、ホストの情報に関するすべてのリンク、ナビゲーションのサブタブおよび機能は、ライセンスを必要とします。

「セキュリティ一覧」ページ

  • 「エンタープライズ・サマリー」ページで、「コンプライアンス」メニュー、「セキュリティ一覧」の順にクリックします。ホストの情報に関連するすべてのリンクは、ライセンスを必要とします。

「ポリシー違反」リンクと「コンプライアンス・スコア(%) 」

  • 「ターゲット」メニューで、「ホスト」を選択します。「ホスト」ページにあるこれらの項目は、ライセンスが必要です。

「構成」、「ポリシー違反」、「セキュリティ」セクション

  • 「ターゲット」メニューで、「ホスト」を選択します。「ホスト」ページのこれらのセクションにあるリンクは、ライセンスが必要です。

「デプロイ」リンク、「メトリックとポリシー設定」リンク

  • 「ターゲット」メニューで、「ホスト」を選択します。「ホスト」ページの「関連リンク」の下にあるこれらのリンクは、ライセンスが必要です。

「構成」ページ

  • 「ターゲット」メニューで、「ホスト」を選択します。「ホスト」ページで、「構成」をクリックします。このページにあるすべての機能、リンクおよび情報は、ライセンスを必要とします。

Application Management Suite for JD Edwards EnterpriseOne 構成管理のライセンスが必要なリンク(続き) 「ポリシー違反」リンク
  • 「ターゲット」メニューで、「システム」を選択します。「システム」ページのこのリンクは、ライセンスを必要とします。

  • 「ターゲット」メニューで、「グループ」を選択します。「グループ」ページのこのリンクは、ライセンスを必要とします。

「構成の変更」、「ポリシー違反」、「セキュリティ・ポリシー違反」セクション

  • 「ターゲット」メニューで、「グループ」を選択します。グループのホームページのこれらのセクションにあるすべてのリンクは、ライセンスを必要とします。

構成の検索

  • 「ターゲット」メニューで、「グループ」を選択します。グループのホームページで、「管理」タブをクリックします。ホストおよびオペレーティング・システムに対してこの機能を使用する場合は、ライセンスを必要とします。

「ポリシー違反」列

  • 「ターゲット」メニューで、「グループ」を選択します。グループのホームページで、「メンバー」タブをクリックします。この列のすべてのリンクと情報は、ライセンスを必要とします。

Application Management Suite for JD Edwards EnterpriseOne 構成管理のライセンスが必要なレポート 次のレポートを使用するにはApplication Management Suite for JD Edwards EnterpriseOneの構成管理機能のライセンスが必要です。これらの各セクションにあるすべてのレポートは、Application Management Suite for JD Edwards EnterpriseOneの構成管理の機能です。「レポート定義」ページを表示するには、Cloud Controlホームページの「レポート」タブをクリックします。
  • 「デプロイおよび構成」のすべてのレポート

  • 監視レポート:

    アラートおよびポリシー違反

    無効化されたポリシー

  • セキュリティ・レポート:

    セキュリティ・ポリシー概要

Application Management Suite for JD Edwards EnterpriseOne 構成管理のライセンスが必要なポリシー・リポジトリ・ビュー 次のポリシー・リポジトリ・ビューを使用するには、Application Management Suite for JD Edwards EnterpriseOneの構成管理機能のライセンスが必要です。

ポリシー定義ビュー

mgmt$policies
mgmt$policy_parameters
mgmt$policy_violation_ctxt
mgmt$policy_viol_annotations
mgmt$policy_viol_notif_log

ポリシー関連付けビュー

mgmt$target_policies
mgmt$target_policy_settings
mgmt$target_policy_eval_sum
mgmt$target_compliance_score

ポリシー違反ビュー

mgmt$policy_violation_current
mgmt$policy_violation_history
mgmt$policy_violation_context
Application Management Suite for JD Edwards EnterpriseOne 構成管理のライセンスが必要なパッチ適用リポジトリ・ビュー 次のパッチ適用リポジトリ・ビューを使用するには、Application Management Suite for JD Edwards EnterpriseOneの構成管理機能のライセンスが必要です。

Linuxパッチ適用

MGMT$HOSTPATCH_HOSTS
MGMT$HOSTPATCH_GROUPS
MGMT$HOSTPATCH_GRP_COMPL_HIST
MGMT$HOSTPATCH_HOST_COMPL

Oracleホーム・パッチ適用

MGMT$CPF_ADVISORY_INFO
MGMT$CPF_HOMES_INFO
MGMT$CPF_PATCH_INFO
MGMT$EM_HOMES_PLATFORM
MGMT$HOMES_AFFECTED
MGMT$PATCH_ADVISORIES
MGMT$APPL_PATCH_AND_PATCHSET
MGMT$APPLIED_PATCHES
MGMT$APPLIED_PATCHSETS
Application Management Suite for JD Edwards EnterpriseOne 構成管理のライセンスが必要な構成リポジトリ・ビュー 次の構成リポジトリ・ビューを使用するには、Application Management Suite for JD Edwards EnterpriseOneの構成管理機能のライセンスが必要です。

構成ビュー

mgmt$db_tablespaces
mgmt$db_datafiles
mgmt$db_controlfiles

クライアント構成ビュー

MGMT$CSA_COLLECTIONS
MGMT$CSA_FAILED
MGMT$CSA_HOST_OS_COMPONENTS
MGMT$CSA_HOST_SW
MGMT$CSA_HOST_COOKIES
MGMT$CSA_HOST_CUSTOM
MGMT$CSA_HOST_RULES
MGMT$CSA_HOST_CPUS
MGMT$CSA_HOST_IOCARDS
MGMT$CSA_HOST_NICS
MGMT$CSA_HOST_OS_PROPERTIES
MGMT$CSA_HOST_OS_FILESYSEMS
MGMT$ECM_CONFIG_HISTORY
MGMT$ECM_CONFIG_HISTORY_KEY1
MGMT$ECM_CONFIG_HISTORY_KEY2
MGMT$ECM_CONFIG_HISTORY_KEY3
MGMT$ECM_CONFIG_HISTORY_KEY4
MGMT$ECM_CONFIG_HISTORY_KEY5
MGMT$ECM_CONFIG_HISTORY_KEY6
MGMT$HW_NIC
MGMT$OS_COMPONENTS
MGMT$OS_FS_MOUNT
MGMT$OS_HW_SUMMARY
MGMT$OS_PATCHES
MGMT$OS_SUMMARY
MGMT$SOFTWARE_COMP_PATCHSET
MGMT$SOFTWARE_COMPONENT_ONEOFF
MGMT$SOFTWARE_COMPONENTS
MGMT$SOFTWARE_DEPENDENCIES
MGMT$SOFTWARE_HOMES
MGMT$SOFTWARE_ONEOFF_PATCHES
MGMT$SOFTWARE_OTHERS
MGMT$SOFTWARE_PATCHES_IN_HOMES
MGMT$SOFTWARE_PATCHSETS
Application Management Suite for JD Edwards EnterpriseOne 構成管理のライセンスが必要なセキュリティ・リポジトリ・ビュー 次のセキュリティ・リポジトリ・ビューを使用するには、Application Management Suite for JD Edwards EnterpriseOneの構成管理機能のライセンスが必要です。
MGMT$ESA_ALL_PRIVS_REPORT
MGMT$ESA_ANY_DICT_REPORT
MGMT$ESA_ANY_PRIV_REPORT
MGMT$ESA_AUDIT_SYSTEM_REPORT
MGMT$ESA_BECOME_USER_REPORT
MGMT$ESA_CATALOG_REPORT
MGMT$ESA_CONN_PRIV_REPORT
MGMT$ESA_CREATE_PRIV_REPORT
MGMT$ESA_DBA_GROUP_REPORT
MGMT$ESA_DBA_ROLE_REPORT
MGMT$ESA_DIRECT_PRIV_REPORT
MGMT$ESA_EXMPT_ACCESS_REPORT
MGMT$ESA_KEY_OBJECTS_REPORT
MGMT$ESA_OH_OWNERSHIP_REPORT
MGMT$ESA_OH_PERMISSION_REPORT
MGMT$ESA_POWER_PRIV_REPORT
MGMT$ESA_PUB_PRIV_REPORT
MGMT$ESA_SYS_PUB_PKG_REPORT
MGMT$ESA_TABSP_OWNERS_REPORT
MGMT$ESA_TRC_AUD_PERM_REPORT
MGMT$ESA_WITH_ADMIN_REPORT
MGMT$ESA_WITH_GRANT_REPORT

7.6 Application Management Suite for PeopleSoft Enterprise

この製品は、包括的なアプリケーション管理機能を提供するもので、PeopleSoft Enterprise環境の管理および監視を簡略化するために役立ちます。Application Management Suite for PeopleSoftは、Oracleの高機能で包括的な管理ソリューション上にPeopleSoft Enterpriseの管理および監視を構築することで、PeopleSoft Enterprise環境の管理コストと複雑さを大幅に軽減します。

Application Management Suite for PeopleSoft Enterpriseは、次の物理コンポーネントで構成されます。

  • PeopleSoft Plug-in (Enterprise Manager Cloud Controlの組込み機能)

  • Real User Experience Insight (RUEI)

次の表で、Enterprise Managerによって提供されるこの管理パックについて説明します。

管理パック ライセンス情報のタイプ ライセンス情報
Application Management Suite for PeopleSoft Enterprise 使用制限付きライセンス この管理スイートには、コアPeopleSoftアプリケーションに対して使用するためのRUEIの使用制限付きライセンスが含まれています。
Application Management Suite for PeopleSoft Enterprise 機能 Application Management Suite for PeopleSoft Enterpriseには次の機能が含まれています。
  • PeopleSoft Enterpriseコンポーネントの自動検出。関連するすべてのインフラストラクチャ・コンポーネントを使用してシステムを作成します。

  • 監視および診断は、リアルタイム・メトリック、Tuxedoキュー、履歴データおよびアラート通知を受信します。問題の根本原因の特定に関連する情報がないかログ・ファイルを調査します。

  • 構成管理は、構成パラメータを追跡し、構成スナップショットを取得して、構成を比較します。

  • サービス・レベルの管理は、ビーコン・トランザクションおよびサービス・ダッシュボードを使用して、PeopleSoft Enterpriseアプリケーションを監視します。

  • 管理は、PeopleSoftコンポーネントを起動および停止し、PeopleSoftドメインを定義し、キャッシュをクリアします。

  • エンドユーザーがアプリケーションを使用する状況や実際のエクスペリエンスに関する、Real Userの監視。

Application Management Suite for PeopleSoft Enterprise Real User Experience Insight (RUEI) Monitoringのサポート Application Management Suite for PeopleSoft EnterpriseのReal User Monitoringには、PeopleSoftに対するリアルユーザー監視ソリューションがあらかじめ用意されています。PeopleSoftアプリケーションが自動的に検出され、ネットワーク・オブジェクトが管理可能なビジネス・サービスと機能に自動的に変換されます。これによって、すべてのビジネス・レベルのITオペレータおよびマネージャに、ビジネス・トランザクションのビューをクリックすることで、リアルユーザー・トランザクションを簡単に測定し監視できる手段を提供します。

このアクセラレータでは、PeopleSoftアプリケーション・コンポーネントのリアルユーザー監視がサポートされます。各ユーザー・アクションは、関連するPeopleSoftノード、サイトまたはビューと自動的に照合され、詳細なコンテキスト分析が行えます。この最新の分析ソリューションはすべての機能エラーを捕捉およびレポートし、エンドユーザーのパフォーマンスの問題やPeopleSoftアプリケーションの問題を検出します。アプリケーション管理者は、クリティカルなパッケージ・アプリケーションに主要業績評価指標(KPI)およびレポート・ビューを設定し、使用状況を完全に把握したり、KPIイベントが発生した場合に自動的にアラートを受けたりできます。

第8章「エンド・ユーザーの監視」に記述されているOracle Real User Experience Insightの機能はすべて、Application Management Suite for PeopleSoftライセンスの一部として使用できます。ただし、Real User Experience Insightの制限付きライセンスでは、PeopleSoft Internet Architectureを使用して開発されたPeopleSoftアプリケーションを監視する場合のみ、RUEIを使用できます。Real User Experience Insightを使用してその他のアプリケーションを監視するユーザーは、製品のフルユース・ライセンスを取得する必要があります。

Application Management Suite for PeopleSoft Enterprise RUEIの機能
  • PeopleSoftアプリケーションに対するリアルユーザー監視ソリューションがあらかじめ用意されています。
  • あらかじめ用意されているエラー・メッセージの翻訳とレポートをユーザーのウィンドウに表示します。

  • アプリケーション管理者がクリティカルなパッケージ・アプリケーションにKPIを設定できるようにします。

  • リアルユーザー・ビジネス・トランザクションの特定と監視を可能にします。

Application Management Suite for PeopleSoft Enterprise ライセンスが必要なリンク この項では、Enterprise Managerに含まれるリンクのうち、Application Management Suite for PeopleSoft Enterpriseのライセンスが必要となるリンクについて説明します。

「すべてのPeopleSoftターゲット」ページ

  • 「ターゲット」メニューで、「PeopleSoft」を選択します。この「すべてのPeopleSoftターゲット」ページは、Application Management Suite for PeopleSoftのライセンスを必要とします。

PeopleSoftターゲットのホームページ

  • 「ターゲット」メニューで、「PeopleSoft」を選択します。「すべてのPeopleSoftターゲット」ページで、「名前」列からPeopleSoftターゲットを選択します。

  • PeopleSoftターゲットのホームページで使用できる、またはこのページからリンクされたリンク、レポートおよび機能はすべて、Application Management Suite for PeopleSoftのライセンスを必要とします。

監視

  • 「ターゲット」メニューで、「PeopleSoft」を選択します。「PeopleSoft」のターゲット・メニューで、「監視」を選択します。ここにリストされたすべてのサブメニュー項目は、Application Management Suite for PeopleSoftのライセンスを必要とします。

    チャート

    すべてのメトリック

    メトリックと収集設定

    メトリック収集エラー

    ステータス履歴

    インシデント・マネージャ

    アラート履歴

    ブラックアウト

ブラックアウトの作成/終了

  • 「ターゲット」メニューで、「PeopleSoft」を選択します。「PeopleSoft」のターゲット・メニューで、「制御」、「ブラックアウトの作成」の順に選択します。ブラックアウトの作成ウィザードは、Application Management Suite for PeopleSoftのライセンスを必要とします。

  • 「ターゲット」メニューで、「PeopleSoft」を選択します。「PeopleSoft」のターゲット・メニューで、「制御」、「ブラックアウトの終了」の順に選択します。ブラックアウトの終了機能は、Application Management Suite for PeopleSoftのライセンスを必要とします。

ジョブ・アクティビティ

  • 「ターゲット」メニューで、「PeopleSoft」を選択します。「PeopleSoft」のターゲット・メニューで、「ジョブ・アクティビティ」を選択します。「ジョブ・アクティビティ」ページにあるすべての機能、リンクおよびレポートは、Application Management Suite for PeopleSoftのライセンスを必要とします。

メンバー

  • 「ターゲット」メニューで、「PeopleSoft」を選択します。「PeopleSoft」のターゲット・メニューで、「メンバー」を選択します。ここにリストされたすべてのサブメニュー項目は、Application Management Suite for PeopleSoftのライセンスを必要とします。

    すべて表示

    トポロジ

    ダッシュボード

    操作

    履歴

ターゲット情報

  • 「ターゲット」メニューで、「PeopleSoft」を選択します。「PeopleSoft」のターゲット・メニューで、「ターゲット情報」を選択します。「ターゲット情報」ポップアップは、Application Management Suite for PeopleSoftのライセンスを必要とします。

Application Management Suite for PeopleSoft Enterprise ライセンスが必要なリンク(続き) 構成
  • 「ターゲット」メニューで、「PeopleSoft」を選択します。「PeopleSoft」のターゲット・メニューで、「構成」を選択します。ここにリストされたすべてのサブメニュー項目は、Application Management Suite for PeopleSoftのライセンスを必要とします。

    最新収集

    トポロジ

    検索

    比較

    比較ジョブ・アクティビティ

    履歴

    保存

    保存

コンプライアンス

  • 「ターゲット」メニューで、「PeopleSoft」を選択します。「PeopleSoft」のターゲット・メニューで、「コンプライアンス」を選択します。ここにリストされたすべてのサブメニュー項目は、Application Management Suite for PeopleSoftのライセンスを必要とします。

    結果

    標準アソシエーション

    リアルタイム監視

ターゲット設定

  • 「ターゲット」メニューで、「PeopleSoft」を選択します。「PeopleSoft」のターゲット・メニューで、「ターゲット設定」を選択します。ここにリストされたすべてのサブメニュー項目は、Application Management Suite for PeopleSoftのライセンスを必要とします。

    監視構成

    管理者アクセス

    ターゲットの削除

    グループに追加

    プロパティ

Application Management Suite for PeopleSoft Enterprise サービス・レベル管理(SLM)のサポート Application Management Suite for PeopleSoftのライセンスには、Service Level Management for PeopleSoft Enterpriseに関連付けられた機能も含まれています。これらのSLM機能は、PeopleSoft Enterpriseアプリケーションとともに使用され、かつCPUがライセンスを受けている場合にのみ使用を許可されます。PeopleSoft Enterpriseに適用する拡張機能からは使用できません。カスタム・フォーム、JSP、Java/J2EEコード、およびBPELを使用した統合は拡張機能に該当します。ただしこれらがすべてではありません。

SLMは、包括的なモニタリング・ソリューションであり、IT組織がビジネス・サービスにおいて高可用性と高パフォーマンスを確保し、最適化されたサービス・レベルを実現するために役立ちます。SLMは、エンドユーザー・ビジネス機能、アプリケーション、インフラストラクチャ・コンポーネントなどの各サービスについて、可用性とパフォーマンスをアクティブに監視し、それらをレポートします。リモート・ユーザーの場所(ビーコン)から実行されるサービス・テストや統合トランザクションを使用することにより、エンドユーザーの観点からサービスを監視したり、基礎となるITインフラストラクチャとの相関関係を監視できます。また、SLMでは、サービスの問題や障害がビジネスに対してどのような影響を与えるかを評価したり、サービス・レベルの目標が満たされているかどうかを確認することもできます。

詳細は、第8章「Enterprise Manager Cloud Control Service Level Management」を参照してください。

Application Management Suite for PeopleSoft Enterprise SLMのライセンスが必要なCLI動詞 次のEnterprise Manager CLIを使用するにはApplication Management Suite for PeopleSoftのサービス・レベル管理機能のライセンスが必要です。
  • emcli apply_template_tests

  • emcli create_service

  • emcli add_target

Application Management Suite for PeopleSoft Enterprise 構成管理のサポート 構成管理機能は、ホストのソフトウェアとハードウェアの構成やデプロイメントを管理するという、時間がかかるうえにエラーも発生しやすい構成プロセスを自動化します。Application Management Suite for PeopleSoft Enterpriseのライセンスに含まれる構成管理機能の具体的な機能としては、全システムに対する検索と比較、構成監視、ポリシー管理とコンプライアンス・サポート、セキュリティ構成スコアリングとダッシュボード、およびPeopleSoft固有のソフトウェア・コンポーネントを対象とした総合レポートなどがあります。レポートの対象コンポーネントは次のとおりです。
  • PeopleSoftシステム

  • PSアプリケーション・サーバー・データベース

  • PSアプリケーション・サーバー・ドメイン

  • PSプロセス・モニター

  • PSプロセス・スケジューラ・ドメイン

  • PS検索サーバー・ドメイン

  • PS Webサイト

  • PS PIA

Application Management Suite for PeopleSoft Enterprise 構成管理機能 Application Management Suite for PeopleSoftの構成管理機能を使用して実行できることをまとめると次のようになります。
  • 構成の表示と分析

  • デプロイおよびインストール環境の表示と分析

  • 構成の検索

  • 構成の比較

  • ポリシーの管理(ポリシー通知など)

  • 構成レポートの提供

  • 構成データを格納または公開するリポジトリ表(ビュー)の提供

Application Management Suite for PeopleSoft Enterprise 構成管理のライセンスが必要なレポート 次のレポートは、Application Management Suite for PeopleSoftのライセンスを必要とします。「レポート」ページを表示するには、「エンタープライズ・サマリー」ホームページで、「ターゲット」メニュー、「PeopleSoft」の順にクリックします。「すべてのPeopleSoftターゲット」ページで、「名前」列からPeopleSoftターゲットを選択します。「PeopleSoft」のターゲット・メニューで、「情報パブリッシャ・レポート」を選択します。
  • 「機能およびLicense Packの使用状況」の下の「License Packの使用状況」

  • 監視レポート:

    集約ターゲット

    アラート

    可用性履歴

    可用性メトリック・レポート

Application Management Suite for PeopleSoft Enterprise 構成管理のライセンスが必要なポリシー・リポジトリ・ビュー 次のポリシー・リポジトリ・ビューを使用するには、Application Management Suite for PeopleSoftの構成管理機能のライセンスが必要です。

ポリシー定義ビュー

mgmt$policies
mgmt$policy_parameters
mgmt$policy_violation_ctxt
mgmt$policy_viol_annotations
mgmt$policy_viol_notif_log

ポリシー関連付けビュー

mgmt$target_policies
mgmt$target_policy_settings
mgmt$target_policy_eval_sum
mgmt$target_compliance_score

ポリシー違反ビュー

mgmt$policy_violation_current
mgmt$policy_violation_history
mgmt$policy_violation_context
Application Management Suite for PeopleSoft Enterprise 構成管理のライセンスが必要なパッチ適用リポジトリ・ビュー 次のパッチ適用リポジトリ・ビューを使用するには、Application Management Suite for PeopleSoftの構成管理機能のライセンスが必要です。

Linuxパッチ適用

MGMT$HOSTPATCH_HOSTS
MGMT$HOSTPATCH_GROUPS
MGMT$HOSTPATCH_GRP_COMPL_HIST
MGMT$HOSTPATCH_HOST_COMPL

Oracleホーム・パッチ適用

MGMT$CPF_ADVISORY_INFO
MGMT$CPF_HOMES_INFO
MGMT$CPF_PATCH_INFO
MGMT$EM_HOMES_PLATFORM
MGMT$HOMES_AFFECTED
MGMT$PATCH_ADVISORIES
MGMT$APPL_PATCH_AND_PATCHSET
MGMT$APPLIED_PATCHES
MGMT$APPLIED_PATCHSETS
Application Management Suite for PeopleSoft Enterprise 構成管理のライセンスが必要な構成リポジトリ・ビュー 次の構成リポジトリ・ビューを使用するには、Application Management Suite for PeopleSoftの構成管理機能のライセンスが必要です。

構成ビュー

mgmt$db_tablespaces
mgmt$db_datafiles
mgmt$db_controlfiles

クライアント構成ビュー

MGMT$CSA_COLLECTIONS
MGMT$CSA_FAILED
MGMT$CSA_HOST_OS_COMPONENTS
MGMT$CSA_HOST_SW
MGMT$CSA_HOST_COOKIES
MGMT$CSA_HOST_CUSTOM
MGMT$CSA_HOST_RULES
MGMT$CSA_HOST_CPUS
MGMT$CSA_HOST_IOCARDS
MGMT$CSA_HOST_NICS
MGMT$CSA_HOST_OS_PROPERTIES
MGMT$CSA_HOST_OS_FILESYSEMS
MGMT$ECM_CONFIG_HISTORY
MGMT$ECM_CONFIG_HISTORY_KEY1
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Application Management Suite for PeopleSoft Enterprise 構成管理のライセンスが必要なセキュリティ・リポジトリ・ビュー 次のセキュリティ・リポジトリ・ビューを使用するには、Application Management Suite for PeopleSoftの構成管理機能のライセンスが必要です。
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Application Management Suite for PeopleSoft Enterprise ライセンスが必要なコンポーネント PeopleSoft PIAベースのアプリケーションを実行するJavaベースのPeopleSoftサーバーに対しては、次に示すページのみを使用できます。ユーザーは、Oracle Middleware Management Packのフルユース・ライセンスを入手する必要があります。
  • Oracle JVM診断のすべてのページは、Application Management Suite for PeopleSoftのライセンスを必要とします。

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