VM システムの構成

  1. 新しい VM にアクセスします。

    1. 仮想マシンの左側ペインのリストで新しい VSM GUI VM を選択します。

    2. メインの右ペインで「Console」タブを選択します。デスクトップログインを表示するために「コンソール」画面のクリックが必要になることがあります。

    3. Linux デスクトップにログインします。

      ユーザー名: vsmgui

      パスワード: vsm6admin

  2. コマンド端末を開き、Linux/システム構成を実行します。

    $ cd /opt/vsmgui/scripts

    $ ./vsmGui_config.sh

  3. すべての構成プロンプトを完了します。

    1. Would you like to configure/re-configure Network?」で、「y」を選択します。

    2. Select Action」で、「Device Configuration」を選択し、Enter キーを押します。

    3. Select a Device」で、「eth0」を選択し、Enter キーを押します。

    4. Network Configuration」で、サイト用のネットワーク構成データを入力します。

      「Name」: eth0 または「Device」: eth0 は変更しません。

      「Use DHCP [*]」で、スペースバーを使用して DHCP をクリアします。

      静的 IP、ネットマスク、デフォルトゲートウェイ IP、およびオプションでプライマリとセカンダリの DNS サーバーを入力します。

      OK」を選択してデバイス構成を完了し、「Save」を選択して保存します。

    5. DNS 構成を入力します。この手順はオプションです。DNS の構成は、VSM GUI アプリケーションの使用には直接影響を与えません。

      DNS Configuration」を選択し、プライマリ DNS サーバー、および使用可能な場合はセカンダリとターシャリ DNS サーバーの IP アドレス、および DNS 検索パス (mycompany.com.など) を入力します。「Hostname」: vsmguisvr は変更しません。

      OK」を選択して DNS 構成を完了し、「Save&Quit」を選択して保存し、「Network Configuration」を終了します。

    6. タイムゾーンおよび NTP サーバー構成のプロンプトを完了します。

  4. オペレーティングシステムは、構成スクリプトの完了時にリブートします。完了後、スクリプトが代わりにプロンプトに戻る場合は、次のようにリブートします。

    $ sudo shutdown -r now

  5. システムのリブート後に、コマンド端末を開き、Oracle Database サービスを起動します。

    $ su – oracle (password = vsm6sqladm!)

    $ sqlplus /nolog

    SQL> connect sys as sysdba; (password = vsm6sqladm)

    SQL> startup;

    SQL> quit

    $ lsnrctl start

    $ exit

  6. データベースを設定します。ユーザー: vsmgui として次のコマンドを入力します。

    $ cd /opt/vsmgui/scripts

    $ ./vsmGui_import.sh

  7. VSM GUI 管理者になる既存の LDAP ユーザーを追加します。

    $ cd /opt/vsmgui/scripts

    $ ./vsmGui_user.sh

  8. オプション: 以前の OVA インストールから VM 構成を復元します。

    これが以前の OVA インストールに対するアップグレードであり、VM システム配備時に構成ファイルをバックアップしてある場合は、次の手順を実行します。

    1. siteConfigData.sql を /home/vsmgui にコピーします

    2. config.xml を /opt/Oracle/Middleware/Oracle_Home/user_projects/domains/vsmgui/config/config.xml にコピーします

    3. 次を実行して、サイト構成を復元します。

      $ cd /opt/vsmgui/scripts

      $ ./siteConfigCopy.sh restore

  9. Oracle Database がオンラインの状態で、Weblogic サービスを起動します。

    $ sudo service weblogicd start

    コマンドは、起動時に端末に直接出力します。プロンプトが返されたあと、ステータスは次のコマンドを使用して検証することもできます。

    $ sudo service weblogicd status

  10. 認証のために LDAP サーバーにアクセスするように Weblogic を構成します。

    Open LDAP または Microsoft Active Services を構成する方法については、リリースノートを参照してください。

  11. LDAP 構成が完了したあとで Weblogic を再起動します。

    $ sudo service weblogicd stop

    $ sudo service weblogicd start