本書は、既存の項の変更と、新規情報の追加に伴って、今後も引き続き更新されます。これまでの更新内容は次の表のとおりです。
日付 | 機能 | ノート |
---|---|---|
2018年12月21日 | 初版作成。 |
このガイドでは、今回の更新の新機能と機能向上を理解するうえで必要な情報の概要を示し、更新のために実行する必要があるタスクについて説明します。このガイドは本アップデートでの新規・改善機能の概要を理解するのに必要な情報およびアップデートに必要なタスクについて説明します。個々のセクションは機能の概略説明、その機能を実装に必要なステップ、ヒントおよび考慮点、他に必要なリソースが記述されています。
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本書の内容改善のため、ご意見やご提案をお待ちしております。フィードバックはoracle_fusion_applications_help_ww_grp@oracle.com宛にお送りください。
Oracle Cloud Applicationsには今後も新たな機能が続々と追加されます。一部の機能については、準備が整った時点で機能をオプト・インすることにより、ご都合のよいタイミングで新機能を導入できます。機能をオプト・インするには、「新機能」作業領域または「設定および保守」作業領域を使用します。
「新機能」作業領域を使用してオプトインするには:
- 「ナビゲータ」をクリックし、「新機能」(「自分の企業」見出しの下)をクリックします。
- 「新機能」ページで、確認する新機能が含まれているオファリングを選択します。
- オプトインする機能の「オプトイン」をクリックします。
- 「機能の編集」ページで、その機能の「使用可能」オプションを選択し、「完了」をクリックします。
「設定および保守」作業領域を使用してオプトインするには:
- 「ナビゲータ」をクリックし、「設定および保守」をクリックします。
- 「設定」ページでオファリングを選択して、「機能オプトインの変更」をクリックします。
- 「オプトイン」ページで「機能の編集」アイコンをクリックします。
- 「機能の編集」ページで、オプトインする機能の「使用可能」オプションを選択します。「使用可能」列にチェック・ボックスではなく「編集」アイコンがある場合は、アイコンをクリックし、機能のオプションを選択して「保存してクローズ」をクリックします。
- 「完了」をクリックします。
列の定義:
レポート = 新規または変更済の、オラクル社から提供されたすぐに実行可能なレポートです。
UIまたはプロセスベース: 小規模 = これらのUIまたはプロセスベースの機能は、通常、フィールド、検証またはプログラムの軽微な変更で構成されます。したがって、ユーザーに対する潜在的な影響は最小になります。
UIまたはプロセスベース: 大規模* = これらのUIまたはプロセスベースの機能の設計は、より複雑になります。したがって、ユーザーに対する潜在的な影響は高くなります。
顧客による処理が必要=これらの機能をエンド・ユーザーが使用する前に処理を実行する必要があります。これらの機能は無効化されており、有効にするかどうかとその時期は自分で選択します。たとえば、a)新規または拡張BIサブジェクト領域は、レポートにまず組み込む必要があり、b)新規Webサービスは使用する前に統合する必要があり、c)ユーザー・ロールに機能を割り当てないと機能にアクセスできません。
すぐに使用可能な新機能 レポートと小規模UIまたはプロセスベースの新機能が更新後にユーザーに与える影響は最小限です。したがって、顧客受入テストでは、大規模UIまたはプロセスベース*の新機能に焦点を当てる必要があります。 |
使用するためにお客様のアクションを必要とする新機能(無効化状態で提供) これらの機能を使用可能にするためにアクションが必要になるため、ディスラプティブではありません。利用することを選択する際には、テストと展開のタイミングを設定します。 |
|||||
---|---|---|---|---|---|---|
機能 |
レポート |
UIまたは |
UIまたは |
顧客による処理が必要 |
||
RESTサービスを使用した、プロジェクト・レベルのプランニング・リソース・ブレークダウン・ストラクチャのリソースの表示および追加 |
||||||
プロジェクト・テンプレートRESTサービスを使用してプロジェクト・テンプレートを表示および作成します。このRESTサービスのバッチ・モードを使用すれば、指定した処理を複数のプロジェクト・テンプレートに同時に実行できます。
Oracle Project Portfolio Management Cloud REST APIガイドのプロジェクト・テンプレートと子リソースのペイロードの例を参考にできます。
有効化のステップ
Oracle Cloud実装で初めてRESTサービスを使用する場合は、Oracle Project Portfolio Management Cloud REST APIガイドのクイック・スタートの項の手順に従ってください。
ヒントと考慮事項
- プロジェクト・テンプレートRESTサービスには、タスク、プロジェクト・チーム・メンバー、プロジェクト・トランザクション管理、タスク・トランザクション管理、プロジェクト分類、プロジェクト顧客、クイック入力など、複数の子RESTリソースがあります。
- それぞれのRESTリソースを使用して、前述のプロジェクト・テンプレート・ヘッダーおよび子エントリを表示および作成できます。
- プロジェクト・テンプレートの他の子エントリは、今後のリリースで使用可能になります。
主なリソース
- 関連ヘルプ・トピック: Oracle Project Portfolio Management Cloud REST APIガイド
ロール情報
- プロジェクト・アプリケーション管理者(ORA_PJF_PROJECTS_APPLICATION_ADMINISTRATOR_JOB)
- プロジェクト統合スペシャリスト(ORA_PJF_PROJECT_INTEGRATION_SPECIALIST_JOB)
RESTサービスを使用すれば、様々な問合せやフィルタを介してプロジェクト・ロールをユーザーが表示できます。さらに、UIのプロジェクト・ロール値リストが拡張されて、特定の値を含む検索がプロジェクト・ロールRESTサービスで可能になりました。
プロジェクト・ロール・フィールドは、プロジェクト財務管理作業領域およびプロジェクト管理作業領域の両方のプロジェクトおよびプロジェクト・テンプレートにプロジェクト関連パーティを追加する際に使用します。
Oracle Project Portfolio Management Cloud REST APIガイドのプロジェクト・テンプレートと子リソースのペイロードの例を参考にしてください。
有効化のステップ
Oracle Cloud実装で初めてRESTサービスを使用する場合は、Oracle Project Portfolio Management Cloud REST APIガイドのクイック・スタートの項の手順に従ってください。
ヒントと考慮事項
- 「プロジェクト・ロールの管理」ページのプロジェクト・ロールはすべて検索可能です。シード済プロジェクト・ロールとカスタム・プロジェクト・ロールの両方が検索可能です。
- プロジェクト・ロール名によるフィールドの検索。
主なリソース
- 関連ヘルプ・トピック: Oracle Project Portfolio Management Cloud REST APIガイド
RESTサービスを使用した、プロジェクト・レベルのプランニング・リソース・ブレークダウン・ストラクチャのリソースの表示および追加
プロジェクトRESTサービスのプランニング・リソース・ブレークダウン・ストラクチャを使用して、プロジェクトに割り当てられているすべてのリソース・ブレークダウン・ストラクチャの詳細を表示し、プランニング・リソース・ブレークダウン・ストラクチャ(PRBS)にドリルダウンして、選択したリソース・フォーマットとリソースを表示し、集中管理されていないPRBSに新規リソースを追加します。
Oracle Project Portfolio Management Cloud REST APIガイドのプロジェクトと子リソースのプランニング・リソース・ブレークダウン・ストラクチャのペイロードの例を参考にしてください。
有効化のステップ
Oracle Cloud実装で初めてRESTサービスを使用する場合は、Oracle Project Portfolio Management Cloud REST APIガイドのクイック・スタートの項の手順に従ってください。
ヒントと考慮事項
- このRESTサービスは、親のRESTリソース(プロジェクトのプランニング・リソース・ブレークダウン・ストラクチャ)と2つの子オブジェクト(フォーマットとエレメント)で構成されています。
- プロジェクトに割り当てられているプランニング・リソース・ブレークダウン・ストラクチャ(PRBS)の詳細およびPRBSに対して選択したリソース・フォーマットは、プロジェクトのプランニング・リソース・ブレークダウン・ストラクチャおよびフォーマット・リソースを使用してそれぞれ表示できます。
- 集中管理されていないPRBSのリソースは、エレメント・リソースを使用して表示および新規追加できます。集中管理されていないPRBSでは、PRBS定義の「プロジェクト・レベルでのリソース変更の許可」オプションが有効になっています。
主なリソース
- 関連ヘルプ・トピック: Oracle Project Portfolio Management Cloud REST APIガイド
ロール情報
- プロジェクト・アプリケーション管理者(ORA_PJF_PROJECTS_APPLICATION_ADMINISTRATOR_JOB)
- プロジェクト統合スペシャリスト(ORA_PJF_PROJECT_INTEGRATION_SPECIALIST_JOB)
- プロジェクト・マネージャ(ORA_PJF_PROJECT_MANAGER_JOB)
- プロジェクト管理者(ORA_PJF_PROJECT_ADMINISTRATOR_JOB)
- 主要調査員(ORA_PJF_PRINCIPAL_INVESTIGATOR_JOB)
- 助成金管理者(ORA_PJF_GRANTS_ADMINISTRATOR_JOB)
- 助成金部門管理者(ORA_PJF_GRANTS_DEPARTMENT_ADMINISTRATOR_JOB)
財務プロジェクト・プランRESTサービスを使用して、財務プロジェクト・プランを表示、作成および更新します。このサービスを使用して、財務プロジェクト・プランのリソース割当、プランニング金額、プランニング金額の詳細を表示、作成、更新および削除することもできます。さらに、このサービスを使用して、財務プロジェクト・プランのエラーを表示することもできます。要件に基づいて、このサービスに含まれる次の様々なリソースを使用できます。
- financialProjectPlans: 財務プロジェクト・プランの表示。
- ResourceAssignments: 財務プロジェクト・プランのリソース割当の表示、作成、更新および削除。
- VersionErrors: 財務プロジェクト・プランのエラーの表示。
- PlanningAmounts: リソース割当の要約プランニング金額の表示、作成および更新。
- PlanningAmountDetails: リソース割当の定期プランニング金額の表示、作成および更新。
PlanningAmountsリソースは、ResourceAssignmentsリソースの子です。同様に、PlanningAmountDetailsリソースはPlanningAmountsリソースの子です。
有効化のステップ
Oracle Cloud実装で初めてRESTサービスを使用する場合は、Oracle Project Portfolio Management Cloud REST APIガイドのクイック・スタートの項の手順に従ってください。
ヒントと考慮事項
financialProjectPlansリソースを使用して、財務プロジェクト・プランの現在の作業バージョンを表示できます。
主なリソース
- 関連ヘルプ・トピック: Oracle Project Portfolio Management Cloud REST APIガイド
プロジェクト予測RESTサービスを使用して、プロジェクト予測を表示および作成します。このサービスを使用すると、既存の予測バージョンからコピーするか、既存の財務プロジェクト・プラン、予算または予測バージョンから生成して予測を作成できます。また、このサービスを使用して、プロジェクト予測バージョンのプランニング・リソース、プランニング金額、プランニング金額詳細およびエラーを表示することもできます。要件に基づいて、このサービスに含まれる次の様々なリソースを使用できます。
- projectForecasts: プロジェクト予測バージョンの表示および作成。
- PlanningResources: プロジェクト予測バージョンのプランニング・リソースの表示。
- VersionErrors: プロジェクト予測バージョンのエラーの表示。
- PlanningAmounts: プランニング・リソースの要約プランニング金額の表示。
- PlanningAmountDetails: プランニング・リソースの定期プランニング金額の表示。
有効化のステップ
Oracle Cloud実装で初めてRESTサービスを使用する場合は、Oracle Project Portfolio Management Cloud REST APIガイドのクイック・スタートの項の手順に従ってください。
ヒントと考慮事項
次のファインダを使用すると、projectForecastsリソースの検索をすばやく実行できます。
- CurrentApprovedProjectForecastFinder: 検索基準に基づいて、現在の承認済プロジェクト予測バージョンのリストを返します。
- CurrentWorkingProjectForecastFinder: 検索基準に基づいて、現在の作業中プロジェクト予測バージョンのリストを返します。
主なリソース
- 関連ヘルプ・トピック: Oracle Project Portfolio Management Cloud REST APIガイド
未処理プロジェクト・コストRESTサービスを使用して、未処理プロジェクト・コストを表示、更新および削除します。このサービスを使用して、未処理プロジェクト・コストのエラーを表示したり、未処理プロジェクト・コストに関して取得されたプロジェクト標準コスト収集および追加情報を表示および更新することもできます。要件に基づいて、このサービスに含まれる複数のリソースを使用できます。
- unprocessedProjectCosts: 未処理のプロジェクト・コストの表示および削除。
- ProjectStandardCostCollectionFlexfields: 未処理プロジェクト・コストのプロジェクト標準コスト収集情報の表示。
- UnprocessedCostRestDFF: 未処理のプロジェクト・コストの付加フレックスフィールドを使用して取得された追加情報の表示。
- Errors: 未処理プロジェクト・コストのエラーの表示。
unprocessedProjectCostsリソースを使用して、事前定義済とサードパーティの両方のトランザクション・ソースに属している未処理プロジェクト・コストを表示できます。また、未リリース支出バッチに属する未処理プロジェクト・コストも表示できます。
有効化のステップ
Oracle Cloud実装で初めてRESTサービスを使用する場合は、Oracle Project Portfolio Management Cloud REST APIガイドのクイック・スタートの項の手順に従ってください。
ヒントと考慮事項
- サードパーティ・トランザクション・ソースに属する未処理プロジェクト・コストを更新できます。
- Oracle Fusion Projectsまたはサードパーティのトランザクション・ソースに属している未処理プロジェクト・コストを削除できます。
- 次の状態の未処理プロジェクト・コストを更新および削除できます。
- 会計イベントが生成されていません。
- 管理予算に対して資金が予約されていません。
- ProjectStandardCostCollectionFlexfieldsリソースに対してPATCH操作を実行すると、未処理プロジェクト・コストの次のキー属性を更新できます。
- プロジェクト(番号およびID)
- タスク(番号およびID)
- 支出項目日
- 支出タイプ
- 支出組織
- 契約(番号およびID)
- 資金ソース
- 請求可能
- 資産計上可能
- 作業タイプ
- unprocessedProjectCostsリソースに対してPATCH操作を実行すると、未処理プロジェクト・コストの次の属性を更新できます。
- 支出バッチ
- バッチ摘要
- プロジェクト番号
- タスク番号
- 支出項目日
- 支出タイプ
- 支出組織
- 契約番号
- 資金ソース番号
- 請求可能
- 資産計上可能
- 作業タイプ
- 数量
- 単位
- 当初トランザクション参照
- コメント
- トランザクション通貨
- トランザクション通貨での直接費
- トランザクション通貨での総コスト
- 送り側元帳通貨での直接費
- 送り側元帳通貨での総コスト
- 送り側元帳通貨換算レート・タイプ
- 送り側元帳通貨換算日タイプ
- 送り側元帳通貨換算日
- 送り側元帳通貨換算レート
- 送り側元帳通貨換算端数処理制限
- 直接費借方勘定
- 直接費貸方勘定
- 間接費借方勘定
- 間接費貸方勘定
- 総コスト借方勘定
- 総コスト貸方勘定
- 戻し処理済当初トランザクション参照
- 換算済
- 不一致のマイナス・トランザクション
- 非労務リソース
- 非労務リソース組織
主なリソース
- 関連ヘルプ・トピック: Oracle Project Portfolio Management Cloud REST APIガイド
ロール情報
- プロジェクト統合スペシャリスト(ORA_PJF_PROJECT_INTEGRATION_SPECIALIST_JOB)
- プロジェクト会計担当(ORA_PJF_PROJECT_ACCOUNTANT_JOB)
- 助成金会計担当(ORA_PJF_GRANTS_ACCOUNTANT_JOB)
プロジェクト契約請求書のリリースRESTサービスを使用して、「承認済」ステータスの請求書をリリースします。
Oracle Project Portfolio Management Cloud REST APIガイドのプロジェクト契約請求書のリリース・リソースのペイロードの例を参考にしてください。
有効化のステップ
Oracle Cloud実装で初めてRESTサービスを使用する場合は、Oracle Project Portfolio Management Cloud REST APIガイドのクイック・スタートの項の手順に従ってください。
主なリソース
- 関連ヘルプ・トピック: Oracle Project Portfolio Management Cloud REST APIガイド
RESTサービスを使用して、交付を作成、更新および取得します。このRESTサービスを使用して、プロジェクトを交付に関連付けて、交付金を作成、更新および取得することもできます。さらに、交付RESTリソースの子リソースとして存在する、交付キーワード、交付参照または交付プロジェクト・キーワードを作成、更新および取得できます。
子リソース:
- 交付添付
- 交付予算期間
- 交付認定
- 交付CFDA
- 交付部門クレジット
- 交付付加フレックスフィールド
- 交付金ソース
- 交付金
- 交付キーワード
- 交付人員
- 交付プロジェクト
- 交付参照
- 交付条件
有効化のステップ
Oracle Cloud実装で初めてRESTサービスを使用する場合は、Oracle Project Portfolio Management Cloud REST APIガイドのクイック・スタートの項の手順に従ってください。
ヒントと考慮事項
- バッチREST操作を使用すれば、複数の操作を実行して、複数の交付を更新または作成できます。
- 交付は削除できません。そのため、交付リソースの削除は有効な操作ではありません。
主なリソース
- 関連ヘルプ・トピック: Oracle Project Portfolio Management Cloud REST APIガイド
ロール情報
RESTサービスのエンドポイントはGMS_MANAGE_AWARD_SERVICE_PRIVによって保護されています。カスタム・ロールにこれを追加してアクセスしてください。
この権限にシード済のロール:
- 主要調査員(ORA_PJF_PRINCIPAL_INVESTIGATOR)
- 助成金管理者(PJF_GRANTS_DEPARTMENT_ADMINISTRATOR_JOB)
- 助成金部門管理者(PJF_GRANTS_DEPARTMENT_ADMINISTRATOR_JOB)
- プロジェクト統合スペシャリスト(PJF_PROJECT_INTEGRATION_SPECIALIST_JOB)
プロジェクト・リソース割当RESTサービスを使用して、プロジェクト・リソース割当の作成、更新および読取りを行います。このサービスでは、プロジェクト・リソース割当を削除できません。プロジェクト実装担当者は、このサービスを使用して、別のシステムまたはリソース・マネージャからデータを取り込んでOracle Project Resource Management Cloudで割当を作成できます。
このRESTサービスのバッチ・モードを使用すれば、一度に複数のプロジェクト・リソース割当を作成できます。
Oracle Project Portfolio Management Cloud REST APIガイドのプロジェクト・リソース割当リソースのペイロードの例を参考にしてください。
有効化のステップ
Oracle Cloud実装で初めてRESTサービスを使用する場合は、Oracle Project Portfolio Management Cloud REST APIガイドのクイック・スタートの項の手順に従ってください。
ヒントと考慮事項
既存のレコードを更新し、フィールドの値をクリアする必要がある場合は、ペイロード属性にNull値を指定して渡すことができます。フィールドの値を変更しない場合は、その属性自身をペイロードで渡す必要がありません。
例:
次のように指定して割当のPATCH操作を呼び出した場合は、
{
"Location" : "Redwood Shores",
"Comment" : null
}
要求が更新されて、既存のレコードのCommentフィールドのテキストがクリアされます。
次のように指定して呼び出した場合は、
{
"Location" : "Redwood Shores",
}
Locationのみが更新されて、レコードのCommentや他のフィールドは変更されません。
主なリソース
- 関連ヘルプ・トピック: Oracle Project Portfolio Management Cloud REST APIガイド
プロジェクト・リソース要求RESTサービスを使用して、プロジェクト・リソース要求を作成、更新、読取りおよび削除します。このサービスは、初期データの移行中に、または外部アプリケーションとの統合で使用できます。
サービスには次のように1つの親リソースと3つの子リソースがあります。
リソース | 摘要 |
---|---|
プロジェクト・リソース要求 |
プロジェクト・リソース要求リソースは、プロジェクト・リソース要求を表示、作成および管理するために使用する親リソースです。 ステータスが「オープン」または「下書き」の場合にのみに要求を削除できます。 |
プロジェクト・リソース要求資格 |
プロジェクト・リソース要求資格リソースは、特定の要求のプロジェクト・リソース資格を表示、作成および管理するために使用します。 資格は更新できません。削除して再作成することはできます。 |
プロジェクト・リソース要求明細 |
プロジェクト・リソース要求明細リソースは、要求に関連付けられたすべての提案済リソースまたは指名済リソースのステータスおよび詳細を表示するために使用します。 このリソースは、要求に関連したリソースの要求明細の読取りのみをサポートしています。 |
プロジェクト・リソース要求付加フレックスフィールド |
プロジェクト・リソース要求付加フレックスフィールド・リソースは、プロジェクト・リソース要求に関連付けられた付加フレックスフィールドを表示、作成および更新するために使用します。 |
Oracle Project Portfolio Management Cloud REST APIガイドのプロジェクト・リソース要求と子リソースのペイロードの例を参考にしてください。
有効化のステップ
Oracle Cloud実装で初めてRESTサービスを使用する場合は、Oracle Project Portfolio Management Cloud REST APIガイドのクイック・スタートの項の手順に従ってください。
ヒントと考慮事項
既存のレコードを更新し、フィールドの値をクリアする必要がある場合は、ペイロード属性にNull値を指定して渡すことができます。フィールドの値を変更しない場合は、その属性自身をペイロードで渡す必要がありません。
例:
次のように指定して要求のPATCH操作を呼び出した場合は、
{
"RequestName" : "Request for Business Analyst",
"ProjectRoleName" : null
}
要求が更新されて、既存のレコードのProject Roleがクリアされます。
次のように指定して呼び出した場合は、
{
"RequestName" : "Request for Business Analyst",
}
Request Nameのみが更新されて、レコードのプロジェクト・ロールや他のフィールドは変更されません。
主なリソース
- 関連ヘルプ・トピック: Oracle Project Portfolio Management Cloud REST APIガイドを参照してください。
ロール情報
- RESTサービス・エンドポイントは、プロジェクト・リソース要求の管理(PJR_MANAGE_PROJECT_RESOURCE_REQUESTS_PRIV)権限によって保護されています。カスタム・ロールにこれを追加してアクセスしてください。
- リソース・マネージャのシード済ロールには、この権限が付与されています。
- 管理アクセス権を付与する場合は、プロジェクト・リソース要求サービスの管理権限(PJR_MANAGE_PROJECT_RESOURCE_REQUEST_SERVICE_PRIV)で行うことができます。
- プロジェクト統合スペシャリストのシード済ロールには、この権限が付与されています。
プロジェクト・リソース要求一致RESTサービスを使用して、プロジェクト・リソース要求を履行するためのリソースを検索および評価します。総合スコア、可用性率および資格一致率などで、要求の履行に最適なリソースを見つけることができます。
これは、要求IDをサービスに渡すと検索結果を取得できるユニークなRESTサービスです。このRESTサービスでは、作成、更新または削除操作は許可されません。
このサービスを使用して、要求に指定した検索基準を満たすリソースのリストを取得できます。検索結果は、返されたリソースの総合スコアに基づいてソートされています。検索結果に基づいてリソースを表示する必要があるすべての新規ユーザー・インタフェースで、このサービスを呼び出してリソースを取得できます。
Oracle Project Portfolio Management Cloud REST APIガイドのプロジェクト・リソース要求一致リソースのペイロードの例を参考にしてください。
有効化のステップ
Oracle Cloud実装で初めてRESTサービスを使用する場合は、Oracle Project Portfolio Management Cloud REST APIガイドのクイック・スタートの項の手順に従ってください。
ヒントと考慮事項
要求IDを入力して検索すれば、要求にすでに保存されている検索基準に基づいて検索されます。追加の検索基準はサービスに指定できません。
主なリソース
- 関連ヘルプ・トピック: Oracle Project Portfolio Management Cloud REST APIガイド
プロジェクト課題RESTサービスを使用して、課題および処理項目を管理します。このRESTサービスを使用して、サードパーティ・アプリケーションの課題および処理項目を作成および管理します。
有効化のステップ
Oracle Cloud実装で初めてRESTサービスを使用する場合は、Oracle Project Portfolio Management Cloud REST APIガイドのクイック・スタートの項の手順に従ってください。
ヒントと考慮事項
このRESTサービスを使用する場合は、パラメータを設定して、課題番号、ステータス、プロジェクトIDなどのリソースを問い合せることができます。
主なリソース
- 関連ヘルプ・トピック: Oracle Project Portfolio Management Cloud REST APIガイドを参照してください。
ロール情報
- プロジェクト・アプリケーション管理者(ORA_PJF_PROJECTS_APPLICATION_ADMINISTRATOR_JOB)
- プロジェクト統合スペシャリスト(ORA_PJF_PROJECT_INTEGRATION_SPECIALIST_JOB)
- チーム協力者(ORA_PJF_TEAM_COLLABORATOR_ABSTRACT)
RESTサービスを使用したプロジェクト・エンタープライズ・リソースの更新および削除
プロジェクト・エンタープライズ・リソースRESTサービスを使用して、プロジェクト・エンタープライズ・リソースを更新および削除します。
この機能により、プロジェクト・マネージャが労務リソースを迅速に更新できるので、プロジェクト・プランニング全体を管理しやすくなります。プロジェクト・マネージャは、HCMにリンクされていないプロジェクト・エンタープライズ労務リソースを更新できるようになります。
プロジェクト・エンタープライズ労務リソースを更新する際には、次の属性を考慮します。
- 名と姓
- Eメール・アドレス
- プロジェクト・エンタープライズ・リソースをプロジェクトに割り当てることができるようになる日付
プロジェクト・エンタープライズ労務リソースのサンプル・ペイロード
リソース名: projectEnterpriseLaborResources
PATCH:
URL: https://your_organization.com:port/fscmRestApi/resources/11.13.18.05/projectEnterpriseLaborResource/<ResourceUniqueId>
非HCMリソースの場合:
要求:
{
"FirstName": "Mark",
"LastName": "Manson",
"ResourceName": "Mark Manson",
"Email": "mark.manson@oracle.com",
"FromDate": "2018-12-10",
"ToDate": "2019-12-10",
"PhoneNumber": 9861098610,
"ManagerEmail": "Dennis.Patterson@Oracle.com",
"CalendarName": "PJT Standard US Calendar",
"PrimaryProjectRoleName": "Team Member",
"BillRate": 100,
"BillRateCurrencyCode": "USD",
"CostRate": 200,
"CostRateCurrencyCode": "USD",
"ManageResourceStaffingFlag": true,
"ResourcePoolName": "Resources with No Pool Membership",
"PoolMembershipFromDate": "2018-12-10"
}
HCMにリンクされたリソースの場合:
要求:
{
"FromDate": "2013-08-13",
"ToDate": "2029-12-10",
"PhoneNumber": 9861098610,
"CalendarName": "PJT Standard US Calendar",
"ManagerEmail": "Dennis.Patterson@Oracle.com",
"PrimaryProjectRoleName": "Team Member",
"BillRate": 100,
"BillRateCurrencyCode": "USD",
"CostRate": 200,
"CostRateCurrencyCode": "USD"
}
プロジェクト経費労務リソースのサンプル・ペイロード
DELETE :
URL: https://your_organization.com:port/fscmRestApi/resources/11.13.18.05/projectEnterpriseLaborResource/<ResourceUniqueId>
リソース名: projectEnterpriseExpenseResources
=================================================
PATCH:
URL: https://your_organization.com:port/fscmRestApi/resources/11.13.18.05/projectEnterpriseExpenseResources/<ResourceID>
要求:
{
"ResourceName": "Test Expense",
"Description": "This is a Test Expense Resource"
}
DELETE:
URL: https://your_organization.com:port/fscmRestApi/resources/11.13.18.05/projectEnterpriseExpenseResources/<ResourceID>
有効化のステップ
Oracle Cloud実装で初めてRESTサービスを使用する場合は、Oracle Project Portfolio Management Cloud REST APIガイドのクイック・スタートの項の手順に従ってください。
主なリソース
- 関連ヘルプ: Oracle Project Portfolio Management Cloud REST APIガイド
ロール情報
- プロジェクト・エンタープライズ・リソース・サービスの管理(ORA_PJT_MANAGE_PROJECT_ENTERPRISE_RESOURCE_SERVICE_PRIV)
RESTサービスを使用したプロジェクト労務および経費リソースの表示
プロジェクト労務リソースRESTサービスとプロジェクト経費リソースRESTサービスをそれぞれ使用して、プロジェクト・マネージャとしてプロジェクトに割り当てられた労務リソースと経費リソースのリストを表示します。
この機能では、プロジェクト・マネージャが外部アプリケーションを使用してプロジェクトの様々なステータスの労務リソースおよび経費リソースを迅速に表示できるため、プロジェクトのリソースを計画しやすくなります。様々な属性を使用して、次のようなプロジェクトの労務および経費のリソースを表示できます。
- 経費リソースID
- 労務リソースID
- リソース・ステータス
プロジェクト労務リソースのサンプル・ペイロード
projectLaborResources GET
URL : {{local}}/projectLaborResources
Response Payload :
{
"items": [
{
"ProjectId": 300100169662966,
"ProjectRoleId": 300100025498083,
"DefaultStaffingOwnerFlag": null,
"ResourceId": 300100023180799,
"Name": "George White",
"Email": "prj_george_white_in_grp@oracle.com",
"ProjectRoleName": "Oracle DBA",
"ProjectResourceAssignmentId": null,
"CreatedBy": "Connor.Horton",
"CreationDate": "2018-12-14T18:02:45.205+00:00",
"LastUpdatedBy": "Connor.Horton",
"LastUpdateDate": "2018-12-14T18:02:48.309+00:00",
"Allocation": 100,
"LaborEffort": null,
"AssignmentStatusCode": "PLANNING_ONLY",
"AssignmentStatus": "Planned",
"LaborBillRate": null,
"LaborCostRate": null,
"FromDate": "2018-12-24",
"ToDate": null,
"ProjResourceId": 300100169662997,
"ProjectCurrencyCode": "USD",
"links": [
{
"rel": "self",
"href": "https://fuscdrmsmc265-fa-ext.us.oracle.com:443/fscmRestApi/resources/11.13.18.05/projectLaborResources/300100169662997",
"name": "projectLaborResources",
"kind": "item",
"properties": {
"changeIndicator": "ACED0005737200136A6176612E7574696C2E41727261794C6973747881D21D99C7619D03000149000473697A65787000000001770400000001737200116A6176612E6C616E672E496E746567657212E2A0A4F781873802000149000576616C7565787200106A6176612E6C616E672E4E756D62657286AC951D0B94E08B02000078700000000178"
}
},
{
"rel": "canonical",
"href": "https://fuscdrmsmc265-fa-ext.us.oracle.com:443/fscmRestApi/resources/11.13.18.05/projectLaborResources/300100169662997",
"name": "projectLaborResources",
"kind": "item"
}
]
},
プロジェクト経費リソースのサンプル・ペイロード
projectExpenseResources GET
URL : {{local}}/projectExpenseResources
Response Payload:
{
"items": [
{
"ProjectId": 300100059404520,
"ResourceId": 300100033414519,
"Name": "Labour Overheads",
"ExpenseAmount": 20000,
"CreatedBy": "Mark.Otbi",
"CreationDate": "2015-03-20T12:46:53.148+00:00",
"LastUpdatedBy": "Mark.Otbi",
"LastUpdateDate": "2015-03-20T12:52:39.903+00:00",
"ProjResourceId": 300100059404546,
"ProjectCurrencyCode": "USD",
"links": [
{
"rel": "self",
"href": "https://fuscdrmsmc265-fa-ext.us.oracle.com:443/fscmRestApi/resources/11.13.18.05/projectExpenseResources/300100059404546",
"name": "projectExpenseResources",
"kind": "item",
"properties": {
"changeIndicator": "ACED0005737200136A6176612E7574696C2E41727261794C6973747881D21D99C7619D03000149000473697A65787000000001770400000001737200116A6176612E6C616E672E496E746567657212E2A0A4F781873802000149000576616C7565787200106A6176612E6C616E672E4E756D62657286AC951D0B94E08B02000078700000000278"
}
},
{
"rel": "canonical",
"href": "https://fuscdrmsmc265-fa-ext.us.oracle.com:443/fscmRestApi/resources/11.13.18.05/projectExpenseResources/300100059404546",
"name": "projectExpenseResources",
"kind": "item"
}
]
有効化のステップ
Oracle Cloud実装で初めてRESTサービスを使用する場合は、Oracle Project Portfolio Management Cloud REST APIガイドのクイック・スタートの項の手順に従ってください。
主なリソース
- 関連ヘルプ・トピック: Oracle Project Portfolio Management Cloud REST APIガイド
ロール情報
- プロジェクト・アプリケーション管理者(ORA_PJF_PROJECTS_APPLICATION_ADMINISTRATOR_JOB)
- プロジェクト統合スペシャリスト(ORA_PJF_PROJECT_INTEGRATION_SPECIALIST_JOB)
プロジェクトRESTサービスを使用した作業プラン・テンプレートによるプロジェクトへのタスクの追加
プロジェクトRESTサービスを使用して、作業プラン・テンプレートから既存のプロジェクトにタスクを追加します。たとえば、営業商談からプロジェクトを作成した後、プロジェクトに対応する一連のタスクを商談の各明細に追加しなければ作業を完了できません。サービスを使用して営業商談からプロジェクトを作成し、タスクを段階的に追加していけば、プロジェクトのワーク・ブレークダウン・ストラクチャ全体の作成を自動化できます。
この機能を使用すると、プロジェクト・マネージャは、外部システムの作業プラン・テンプレートからタスクをすばやく作成して、プロジェクト・プランニングの効率を高めることができます。
カスタム操作「addTasksFromWorkplanTemplate」を使用して、作業プラン・テンプレートからプロジェクトにタスクを追加します。参照タスクのピア・タスクまたは子タスクとして、作業プラン・テンプレートからタスクを作成できます。次のサンプル・ペイロードでは、作業プラン・テンプレート「Report Design and Test」からタスクを作成する際に、「RDT」をタスクの接頭辞として設定し、プロジェクトのタスク「DESIGN」の子タスクとして作成しています。
{
"name" : "addTasksFromWorkplanTemplate",
"parameters":
[
{
"workplanTemplateName": "Report Design and Test Template",
"taskNumberPrefix": "RDT",
"referenceTaskNumber":"DESIGN",
"isPeer":"false"
}
]
}
有効化のステップ
この新機能を活用するには、任意の統合でRESTサービスの変更を導入する必要があります。プロジェクト・サービスに対する変更をレビューして、RESTクライアントを更新します。これまでのサービスの使用には影響しません。
ヒントと考慮事項
-
プロジェクトのルート・タスクの直下にタスクを作成する場合は、ペイロードで参照タスク番号を渡さないでください。
-
作業プラン・テンプレートからタスクを作成するペイロードに、有効な作業プラン・テンプレートIDまたは作業プラン・テンプレート名を指定できます。オプションで、作業プラン・テンプレートから作成されたタスクのタスク番号プリフィクスを指定することもできます。
主なリソース
- 関連ヘルプ・トピック: Oracle Project Portfolio Management Cloud REST APIガイド
ロール情報
- プロジェクト・マネージャ(ORA_PJF_PROJECT_MANAGER_JOB)
- プロジェクト情報に対するデータ・アクセス権を取得するために、ユーザーはプロジェクトのプロジェクト・マネージャまたはカスタム・プロジェクト・マネージャである必要もあります(データ権限: PJT_MANAGE_PROJECT_WORK_PLAN_DATA)。
RESTサービスを使用したプロジェクト・プラン内のタスクの作成および更新
プロジェクト・プランRESTサービスを使用し、プロジェクト・マネージャとしてタスク、ゲートおよびマイルストンを作成および更新します。このサービスを使用して、プロジェクトの拡張可能フィールドを読み取ることもできます。
様々な属性を使用して、次のようなプロジェクト・タスクを作成および更新できます。
- タスク摘要
- タスク名
- 請求可能へのタスクの変更
サンプル・ペイロード
1)実行タスクをサマリー・タスクの下に作成するためのURLおよびペイロード:
/projectPlans/{projectID}/child/Tasks
{"Name" : "My execution task","ElementType" : "EXECUTION","ParentTaskId" : 100100085724579}
2)ゲートおよびペイロードを作成するためのURL
/projectPlans/{projectID}/child/Tasks
{ "Name" : "My gate", "ElementType" : "EXECUTION", "GateFlag" : "true" }
3)タスクの実質完了率の更新:
/projectPlans/{projectID}/child/Tasks/{taskID}
{ "PhysicalPercentComplete": 25}
有効化のステップ
Oracle Cloud実装で初めてRESTサービスを使用する場合は、Oracle Project Portfolio Management Cloud REST APIガイドのクイック・スタートの項の手順に従ってください。
主なリソース
- 関連ヘルプ・トピック: Oracle Project Portfolio Management Cloud REST APIガイド
ロール情報
- プロジェクト作業プランの管理(ORA_PJT_MANAGE_PROJECT_WORK_PLAN_DATA)
プロジェクト財務管理のファセット検索を使用したプロジェクトの検索
プロジェクト財務管理のファセット検索を使用してプロジェクトを検索できるようになり、最近アクセスしたプロジェクトのリストなどのプロジェクト関連ページにもナビゲートできるようになりました。
主な拡張機能:
- ファセット・フィルタを使用してユーザーが結果を絞り込むことができます。
- 「最近のプロジェクト」保存済検索をデフォルト・ビューとして選択すれば、最近アクセスした15件のプロジェクトを表示できます。
- プロジェクト名またはプロジェクト番号を選択すると処理パネルが起動します。以前の処理パネルは右クリックのみで起動されていました。
- 入力した値を含む候補がプロジェクト名または番号の検索バーに自動提示されるようになりました。
有効化のステップ
この機能を有効にするにはオプト・インする必要があります。手順は、この文書の「新機能のオプションの取込み」の項を参照してください。
オファリング: Project Financial Management
ヒントと考慮事項
- デフォルトでは、ページを開くと、「最近のプロジェクト」保存済検索が起動されます。
- 最近表示した15件のプロジェクトが「最近のプロジェクト」に表示されます。
- デフォルトの保存済検索はユーザー・プリファレンスで変更できます。
- ファセット・フィルタをリセットすると、以前に入力したすべての検索基準が削除されます。
ロール情報
プロジェクト財務管理作業領域にアクセスできるユーザーおよび「自分のプロジェクト」ページでは、この機能にアクセスできます。
シード済ロールの例:
- プロジェクト・マネージャ(PJF_PROJECT_MANAGEMENT_DUTY_ABSTRACT)
- プロジェクト管理者(PJF_PROJECT_ADMINISTRATOR_JOB)
- プロジェクト統合スペシャリスト(PJF_PROJECT_INTEGRATION_SPECIALIST_JOB)
プロジェクト・チーム・メンバー・ディメンションを使用した分析によるリアルタイム・インサイトの取得
プロジェクト・チーム・メンバー・ディメンションでOracle Transactional Business Intelligence (OTBI)を使用したレポートを作成して、プロジェクト・チームのメンバーシップ・データに対するリアルタイム・インサイトをビジネス・ユーザーに提供できます。
新しいプロジェクト・チーム・メンバー・ディメンションにより、カスタム・プロジェクト・ロールまたは事前定義済プロジェクト・ロールにフォーカスしたレポートを作成できるようになりました。
有効化のステップ
新しいプロジェクト・チーム・メンバー・ディメンションを既存の分析に追加したり、より広範囲なプロジェクト・ディメンションを使用する新しい分析を作成できます。レポートの作成および編集の詳細は、PPMの分析とレポートの作成および管理ガイドを参照してください。
ヒントと考慮事項
- 現在のプロジェクト・チーム・メンバーをレポートに表示するには、「アクティブ・フラグ」属性でフィルタします。
主なリソース
関連ヘルプ・トピック:
- Oracle Project Portfolio Management Real-Time Analysesのサブジェクト領域: PPMの分析とレポートの作成と管理ガイドの概要
- Oracle Project Portfolio Managementサブジェクト領域で使用可能なディメンション: PPMの分析とレポートの作成および管理ガイドの概要
ロール情報
- プロジェクト・マネージャ(ORA_PJF_PROJECT_MANAGER_JOB)
- プロジェクト管理者(ORA_PJF_PROJECT_ADMINISTRATOR_JOB)
プロジェクトおよびプロジェクト・テンプレートの各リージョンで顧客、パートナおよびサプライヤ担当者を管理し、内部プロジェクトのチーム・メンバーのみがチーム・メンバーの領域に表示されて、外部パーティと明確に区別されるようにします。
有効化のステップ
この機能を有効にするには、オプトインUIを使用します。手順は、この文書の「新機能のオプションの取込み」の項を参照してください。
オファリング: Project Financial Management
Oracle Cloud実装で初めてRESTサービスを使用する場合は、Oracle Project Portfolio Management Cloud REST APIガイドのクイック・スタートの項の手順に従ってください。
ヒントと考慮事項
- 顧客、パートナまたはサプライヤ担当を追加する前に、担当を定義する顧客、パートナまたはサプライヤ組織をまず追加する必要があります。
- 担当者または「編集」ボタンを直接選択すれば、顧客、パートナまたはサプライヤ担当の詳細を表示できます。
主なリソース
関連ヘルプ・トピック:
- プロジェクト顧客: 財務プロジェクトの定義と管理ガイドの説明
- FAQ: 財務プロジェクトの定義と管理ガイドのパートナ組織の説明
ロール情報
- プロジェクト・マネージャ(ORA_PJF_PROJECT_MANAGER_JOB)
- プロジェクト管理者(ORA_PJF_PROJECT_ADMINISTRATOR_JOB)
ファイル・ベース・データ・インポートを使用したプロジェクト予測明細の付加フレックスフィールドの管理
プロジェクト予測のインポートのファイルベース・データ・インポート機能を使用してプロジェクト予測を作成またはインポートするときに、プロジェクト予測明細に関する追加情報を取得します。この追加情報は、30字までの英数字の付加フレックスフィールド属性を使用して取得できます。
有効化のステップ
Oracle Project Portfolio Management Cloudのファイルベース・データ・インポート・ガイドの最新インポート・テンプレートをダウンロードしてレビューします。テンプレートを使用してデータを準備およびインポートするには、テンプレートの指示およびCSV生成タブの手順に従ってください。
ヒントと考慮事項
- プロジェクト予測インタフェースExcelテンプレートで、「属性カテゴリ」列を使用してフレックスフィールド・コンテキストを取得し、「属性1」から「属性30」の列を使用してフレックスフィールド値を取得できます。
- 付加フレックスフィールド属性を使用して追加情報を取得するために定期明細を使用する場合、要約プラン明細に属するすべての定期明細に同じ値を指定する必要があります。
主なリソース
- 関連ヘルプ・トピック: Oracle Project Portfolio Management Cloudのファイルベース・データ・インポート・ガイド
ファイルベース・データ・インポートを使用した財務プロジェクト・プラン・リソース割当付加フレックスフィールドの管理
財務プロジェクト・プランのインポートのファイルベースのデータ・インポート機能を使用して財務プロジェクト・プランを作成またはインポートするときに、財務プロジェクト・プラン・リソース割当に関する追加情報を取得します。この追加情報は、30字までの英数字の付加フレックスフィールド属性を使用して取得できます。
有効化のステップ
Oracle Project Portfolio Management Cloudのファイルベース・データ・インポート・ガイドの最新インポート・テンプレートをダウンロードしてレビューします。テンプレートを使用してデータを準備およびインポートするには、テンプレートの指示およびCSV生成タブの手順に従ってください。
ヒントと考慮事項
- 財務プロジェクト・プラン・インタフェースExcelテンプレートで、「属性カテゴリ」列を使用してフレックスフィールド・コンテキストを取得し、「属性1」から「属性30」の列を使用してフレックスフィールド値を取得できます。
- 付加フレックスフィールド属性を使用して追加情報を取得するために定期明細を使用する場合、要約プラン明細に属するすべての定期明細に同じ値を指定する必要があります。
主なリソース
- 関連ヘルプ・トピック: Oracle Project Portfolio Management Cloudのファイルベース・データ・インポート・ガイド
ファイル・ベース・データ・インポートを使用したプロジェクトおよび交付予算明細の付加フレックスフィールドの管理
プロジェクト予算のインポートのファイルベースのデータ・インポート機能を使用してプロジェクトおよび交付予算を作成またはインポートするときに、プロジェクトおよび交付予算明細に関する追加情報を取得します。この追加情報は、30字までの英数字の付加フレックスフィールド属性を使用して取得できます。
有効化のステップ
Oracle Project Portfolio Management Cloudのファイルベース・データ・インポート・ガイドの最新インポート・テンプレートをダウンロードしてレビューします。テンプレートを使用してデータを準備およびインポートするには、テンプレートの指示およびCSV生成タブの手順に従ってください。
ヒントと考慮事項
- プロジェクト予算インタフェースExcelテンプレートで、「属性カテゴリ」列を使用してフレックスフィールド・コンテキストを取得し、「属性1」から「属性30」の列を使用してフレックスフィールド値を取得できます。
- 付加フレックスフィールド属性を使用して追加情報を取得するために定期明細を使用する場合、要約プラン明細に属するすべての定期明細に同じ値を指定する必要があります。
主なリソース
- 関連ヘルプ・トピック: Oracle Project Portfolio Management Cloudのファイルベース・データ・インポート・ガイド
プロジェクトおよび交付予算の予算管理許容率およびデフォルトのレート・タイプを更新できます。これらの変更は、その予算バージョンをベースラインに設定すると、それぞれの管理予算に反映されます。この機能により、管理予算を管理しやすくなり、管理予算の設定を変更して新しいビジネス・ニーズを反映できるようになります。
「予算の編集」ページにある「予算作成詳細」セクションの「予算管理設定」タブで、許容率とデフォルトのレート・タイプを更新します。
有効化のステップ
この機能を有効化するうえで必要なステップはありません。
ヒントと考慮事項
予算管理で有効な財務プラン・タイプに属する予算バージョンで、これらのオプションを設定または更新できます。
主なリソース
- 関連ヘルプ・トピック: 管理予算の作成: 財務プロジェクトの定義および管理ガイド: 考慮する点
他のOracle Cloudサービスとの統合をサポートするように、財務プラン承認ルールを構成できます。たとえば、Enterprise Planning and Budgeting Cloud Serviceからインポートした戦略的予算金額を合計予算金額が超過していないことを検証するワークフロー・ルールを追加できます。
ApprovePlanVersion BPMタスクのペイロードに、現在のベースライン予算バージョンおよびプロジェクトの現在の承認済予測バージョンの詳細が含まれるようになりました。
有効化のステップ
プロジェクト予算および予測バージョンの承認プロセスを、サード・パーティまたは他のOracleアプリケーションで作成した他の予算または予測バージョンと統合するには、次のステップを実行します。
- 各外部ソースの未承認財務プラン・タイプを作成します。
- 「プロジェクト予算のインポート」および「プロジェクト予測のインポート」のファイルベース・データ・ローダーまたはWebサービスを使用して、外部予算または予測バージョンをOracle Project Portfolio Management Cloudにロードします。
- 最初のステップで作成した財務プラン・タイプを予算および予測バージョンに適切に関連付けます。
- 必要に応じて、'ApprovePlanVersion' BPMタスクに他のルールを追加します。たとえば、プロジェクト予算バージョンの金額が企業の予算金額を超えていないことを確認する必要がある場合は、企業予算額と提出されたプロジェクト予算バージョンの金額を検証するルールを追加します。
ヒントと考慮事項
- ApprovePlanVersion BPMタスクに対する変更を必ず保存およびコミットしてください。
- 予算または予測バージョンをOracle Project Portfolio Management Cloudにインポートする各外部ソースに対して、未承認財務プラン・タイプを作成します。
主なリソース
関連ヘルプ・トピック:
- 予算および予測: 財務プロジェクトの定義と管理ガイドのプロジェクト・テンプレートまたはプロジェクトからのコピー方法
- 財務プロジェクトの定義と管理ガイドのプロジェクト予算と予測の管理
- 財務プロジェクトの定義と管理ガイドのプロジェクト予算と予測の管理のFAQ
ロール情報
- プロジェクト・マネージャ(ORA_PJF_PROJECT_MANAGER_JOB)
- プロジェクト管理者(ORA_PJF_PROJECT_ADMINISTRATOR_JOB)
プロジェクトの共通在庫からの商品出荷の原価を追跡できるように、販売オーダーのプロジェクト属性を取得します。プロジェクトの提供済サービスおよび出荷済商品の原価をレビューしてプロジェクトの合計コストを明らかにし、予算と実績を分析して、作業完了率または達成済マイルストンに基づいて顧客に請求します。
オーダー管理作業領域で販売オーダーを作成し、販売オーダー明細にプロジェクト詳細を追加します。この情報は、Project Portfolio Management (PPM)にインポートされたトランザクションの一部として使用可能になります。
品目が出荷され、トランザクションがコスト管理に計上されたら、「プロジェクト・コスト計算」の「コストのインポート」プロセスを使用して、受注オーダー出庫トランザクションをPPMにインポートできます。これがプロジェクト・コスト計算とコスト管理の間の統合ポイントです。
トランザクションをPPMにインポートしたら、プロジェクト販売オーダーに対して出荷された商品の原価を含めた予算と実績のコスト分析を実行できるようになります。コスト作業領域およびプロジェクト管理作業領域の「プロジェクト・コストの管理」ページを使用して、トランザクション詳細を表示します。表示メニューを使用して、トランザクション・ソースを識別するための販売オーダー番号と出荷番号の詳細を追加します。
販売オーダーの情報は「未処理コストの管理」ページでも表示でき、「コスト配分の管理」ページの「販売オーダー番号」または「出荷番号」で検索できます。
ソース文書詳細を含むトランザクションの概要全体を表示するには、支出項目を開きます。「プロジェクト・コスト計算 - 実際原価リアルタイム」サブジェクト領域の「販売オーダー出庫詳細」を使用して、OTBIで分析を作成することもできます。
「会計期間クローズ例外レポート」プロセスでは、PPMへのインポート待ち状態の販売オーダー出庫トランザクションについても表示されます。販売オーダー出庫の詳細は、「会計期間クローズ例外」出力レポートで表示するか、「プロジェクト - 期間クローズ例外」サブジェクト領域を使用してOTBIで分析すれば表示できます。
プロジェクトの作業完了率または達成済マイルストンに基づくプロジェクト契約請求機能を使用して顧客に請求します。プロジェクト請求で現在使用可能な請求プロセスに従うことができます。
有効化のステップ
この機能を有効にするには、オプトインUIを使用します。手順は、この文書の「新機能のオプションの取込み」の項を参照してください。
オファリング: Order Management オプションでなくなるバージョン: 11.13.19.07.0以降
ヒントと考慮事項
- 販売オーダー出庫トランザクションの支出項目日は出荷日です。
- PPMは、製造原価計算で定義された品目の原価を受け取ります。
- PPMでは、カバレージおよびサブスクリプションなど、資材品目およびサービス品目による請求はサポートされていません。
- 直接出荷、プロジェクト販売オーダー明細の連続処理はサポートされていません。
主なリソース
関連ヘルプ・トピック:
- アプリケーション・ヘルプのコスト収集フレックスフィールドの追加セグメントの定義
- Oracle Supply Chain Management Cloudオーダー管理の使用ガイド
ロール情報
- プロジェクト会計担当(ORA_PJF_PROJECT_ACCOUNTANT_JOB)
- 助成金会計担当(ORA_PJF_GRANTS_ACCOUNTANT_JOB)
- プロジェクト・マネージャ(ORA_PJF_PROJECT_MANAGER_JOB)
- プロジェクト・コスト計算トランザクション分析職務(FBI_PROJECT_COSTING_TRANSACTION_ANALYSIS_DUTY)
プロジェクト契約関連に基づいたプロジェクト・コスト分析の作成
プロジェクトと契約明細の関連付けに基づいて、「プロジェクト・コスト計算 - 実際原価リアルタイム」サブジェクト領域を使用して分析を作成します。プロジェクトから契約明細に直接1対1の関係がある原価については、この拡張により、レポート処理が改善し、契約および契約明細の支出項目原価に関して生成されるレポートが改善されます。
「プロジェクト・コスト計算 - 実際原価リアルタイム」サブジェクト領域には、次のディメンションが追加されています。
- 関連プロジェクト契約ヘッダー詳細
- 関連プロジェクト契約明細詳細
有効化のステップ
支出項目のプロジェクトおよびタスクに関連付けられた契約明細に基づいて支出項目詳細を表示する、BI分析の関連プロジェクト契約ヘッダーおよび詳細ディメンションから属性を追加します。
主なリソース
- 関連ヘルプ・トピック: PPMの分析とレポートの作成と管理ガイド
リアルタイム分析を使用して、請求プラン付加フレックスフィールド属性と追加請求プラン属性を表示してレポート作成します。たとえば、請求プランに付加フレックスフィールドを設定した場合は、それらの値を分析に含めることもできます。
次のスクリーンショットは、請求プランの「追加情報」領域の付加フレックスフィールドを分析に追加する方法を示しています。
有効化のステップ
- 「セグメントの編集」ページの「設定」で「BI有効」チェック・ボックスを選択して、請求プランの付加フレックスフィールドをレポート作成に利用できるようにします。
- Transactional Business IntelligencでのOracle Fusion Data Extensionsのインポートのプロセスを実行します。
- 付加フレックスフィールドを既存のレポートに追加するか、新規レポートを作成します。
主なリソース
関連ヘルプ・トピック:
- トランザクション・ビジネス・インテリジェンスの構成の定義: PPMの分析およびレポートの作成と管理ガイドの概要
- フレックスフィールドへの変更の自動インポート: PPMの分析とレポートの作成と管理ガイドの手順
- PPMの分析とレポートの作成と管理ガイド
請求書を承認する際に、アプリケーション全体で一貫して請求書ステータスを確認するために、検証が追加されました。請求書は複数の場所で承認できるため、ワークリスト、通知またはEメールが請求書の現在のステータスと同期していない場合があります。検証とともに、ステータスを確認してユーザーに通知するための適切なメッセージ機能も追加されました。
有効化のステップ
この拡張機能は自動的に有効になります。追加の設定は必要ありません。
請求書の生成プロセスの実行前に、請求書、請求書明細、または、すでに修正用にマークされているか、すでにクレジット処理されているリリース済またはそれ以上のステータスの請求書のトランザクションを再計算できます。これは、再計算処理の実行時には、修正用のトランザクションのマーク付けのみを行うためです。実際の修正処理は、次に請求書の生成プロセスを実行する際に行われます。
これにより、「プロジェクト・コストの管理」、「請求書の管理」、「請求書の編集」のいずれのページから実行した場合でも、一貫して再計算処理が実行されます。また、「請求書の生成」プロセスですべての再計算が実行されるため、調整処理でも一貫性が確保されます。
有効化のステップ
この拡張機能は自動的に有効になります。追加の設定は必要ありません。
ヒントと考慮事項
以前は、リリース済またはそれ以上のステータスで、すでに調整済の請求書について、請求書、請求書明細またはトランザクションを再計算すると、入力したキーストロークによっては、結果が不正確になる場合がありました。
主なリソース
- 関連ヘルプ・トピック: 請求書トランザクションの編集: プロジェクト収益および請求の使用ガイド: 考慮する点
ロール情報
- プロジェクト請求スペシャリスト(ORA_PJF_PROJECT_BILLING_SPECIALIST_JOB)
請求トランザクションに関連付けられたプロジェクトへの更新の許可
請求トランザクションを含む契約明細へのプロジェクトとタスクの関連付けを非アクティブ化できます。同じ契約明細または別の契約明細について、タスク階層の同じ分岐内の異なるレベルでタスクを関連付けることもできます。
契約を修正してプロジェクトおよびタスクと契約明細の関連付けを非アクティブ化する際には、修正中の新規バージョンと以前にアクティブだったバージョンの両方の契約に対する関連付けを非アクティブ化してください。こうすると、現在非アクティブになっているプロジェクトおよびタスクの関連付けに対して、請求書や収益の修正を誤って生成するのを防げます。
関連付けを非アクティブ化しても、同じ契約明細または別の契約明細のタスク階層の同じ分岐内の別のレベルで新しい関連を作成するのを防ぐことはできません。
有効化のステップ
この機能を有効にするには、オプトインUIを使用します。手順は、この文書の「新機能のオプションの取込み」の項を参照してください。
オファリング: Project Financial Management
ヒントと考慮事項
プロジェクトおよびタスクと契約明細の関連付けを非アクティブ化すると、以前にアクティブだったバージョンのプロジェクトとタスクの関連付けが更新されて非アクティブになります。こうすれば、関連付けが現在非アクティブになっている関連プロジェクトまたはタスクに対して作成されたトランザクションに収益および請求書が生成されるのを防げます。
プロジェクト間契約の修正時に、プロジェクト間契約明細の内部請求属性を更新できます。
次のスクリーンショットでは、内部請求属性が編集可能になっています。
有効化のステップ
この機能を有効にするには、オプトインUIを使用します。手順は、この文書の「新機能のオプションの取込み」の項を参照してください。
オファリング: Project Financial Management
この拡張機能は自動的に有効になります。追加の設定は必要ありません。
ヒントと考慮事項
プロジェクト間契約明細の内部請求属性を修正しても、以前に生成された内部請求書の請求金額には影響しません。したがって、契約修正有効日以降のトランザクション日が設定されているトランザクションには、修正処理用のマークが付きません。
以前に生成されたプロジェクト間請求書を調整するには:
- 該当する支出項目を一括修正して請求書保留にします。
- 「請求書の生成」プロセスを実行してクレジット・メモを作成し、元のプロジェクト間請求書を戻し処理します。
- クレジット・メモを処理してリリース済ステータスにします。
- 同じ支出項目を一括修正して請求書の保留を解除します。
- 新しく修正した内部請求属性値を使用して、「請求書の生成」プロセスを実行して新しいプロジェクト間請求書を作成します。
ロール情報
- 顧客契約管理者(ORA_OKC_CUSTOMER_CONTRACT_ADMINISTRATOR_JOB)
- 顧客契約マネージャ(ORA_OKC_CUSTOMER_CONTRACT_MANAGER_JOB)
「契約収益概要」ページにすばやくナビゲートできます。スプリングボードで、「契約管理」、「収益」の順にクリックして概要ページを開きます。
有効化のステップ
この機能を有効にするには、オプトインUIを使用します。手順は、この文書の「新機能のオプションの取込み」の項を参照してください。
オファリング: Project Financial Management オプションでなくなるバージョン: 11.13.19.07.0以降
ヒントと考慮事項
「契約収益概要」ページの応答時間を改善するための機能強化の一環として、「例外」リージョンの「合計」セクションのフィールドが削除されました。
ロール情報
この拡張機能は、収益の概要作業領域へのアクセス権が付与されたすべてのロールおよびユーザーが使用できます。
- プロジェクト請求スペシャリスト(ORA_PJF_PROJECT_BILLING_SPECIALIST_JOB)
- 助成金会計担当(ORA_PJF_GRANTS_ACCOUNTANT_JOB)
プロジェクト・チームのメンバーは、前の期間からタイム・カードをコピーするときや、プロジェクトとタスクの時間入力がタイム・カードに自動的に追加されるときに、実績が含まれるようにプリファレンスを設定できます。また、タイム・カード詳細ページでプロジェクト番号およびタスク番号を表示するようにPPMモバイル・アプリケーションを構成することもできます。
有効化のステップ
- Google PlayまたはApple App StoreでOracle PPM Cloud Mobileを検索してアプリケーションを見つけます。
- ユーザーのタイム・カードに「プロジェクト時間入力プロファイル」があることを確認します。
ヒントと考慮事項
この機能は、ユーザーにプロジェクト時間入力モバイル職務を付与することで有効になります。この職務は、PPMおよびHCM RESTサービスへのアクセスに必要なすべての権限があります。職務は従業員および派遣就業者の抽象ロールにデフォルトで積み上げられます。
この機能では、次の設定のみがサポートされています。
- 時間取得時の「プロジェクト名」、「タスク名」および「支出タイプ」フィールド
ログインしたユーザーがWebアプリケーションで時間を入力および送信できることを確認します(「ナビゲータ」→「自分に関して」→「時間」→「タイム・カードの管理」→「タイム・カードの作成」)
主なリソース
- Oracle Project Portfolio Management Cloudリリース13のリリース・トレーニング: Oracle Project Costing Cloudの拡張: モバイル時間取得に関する項
ロール情報
- 従業員(ORA_PER_EMPLOYEE)
- 派遣就業者(ORA_PER_ CONTINGENT_WORKER)
助成金管理者および主要調査員は、「交付金の管理」ページで、「補足」資金タイプに対しマイナスの資金額を追加できます。これによりユーザーは、スポンサの要件に従って資金額を減額したり、交付予算期間または資金ソース間で資金額を移動したときの資金額の監査証跡を保持できます。
有効化のステップ
この機能を有効にするには、オプトインUIを使用します。手順は、この文書の「新機能のオプションの取込み」の項を参照してください。
オファリング: 助成金管理
- 「セグメントの編集」ページの「設定」で「BI有効」チェック・ボックスを選択して、請求プランの付加フレックスフィールドをレポート作成に利用できるようにします。
- Transactional Business IntelligencでのOracle Fusion Data Extensionsのインポートのプロセスを実行します。
- 付加フレックスフィールドを既存のレポートに追加するか、新規レポートを作成します。
ヒントと考慮事項
交付にマイナス金額を追加する際には、交付、プロジェクト、予算およびその他の交付関連エンティティに十分な資金が割り当てられていることを確認してください。アプリケーションでは、拡張権限などの既存の支出ルールに基づいて、削減金額が既存の配賦金額を下まわっていないことが確認されます。
たとえば、予算期間の交付に50,000ドルのベース資金額が割り当てられている場合は、50,000ドルを超えて資金を減らすことはできません。50,000ドルのうちの20,000ドルがプロジェクトまたは予算に割り当てられている場合は、30,000ドルを超えて資金を減らすことはできません。
その他の考慮事項:
- 交付が拡張権限の下にある場合、予算期間全体の資金合計をプラスにしておく必要があります。あるいは、各予算期間内の資金額を常にプラスにしておく必要があります。
- 予算金額、つまりプロジェクトに配賦されている金額に対する減少額を確認してください。
主なリソース
- 関連ヘルプ・トピック: 交付への資金の追加: 助成金管理の使用ガイドの手順トピック
ロール情報
- 助成金管理者(ORA_PJF_GRANTS_ADMINISTRATOR_JOB)
- 主要調査員(ORA_PJF_PRINCIPAL_INVESTIGATOR)
- 助成金部門管理者(ORA_PJF_GRANTS_DEPARTMENT_ADMINISTRATOR_JOB)
プロジェクト・マイルストン完了に関するパブリック・イベントの生成
プロジェクト・マイルストン完了のパブリック・ビジネス・イベントを作成します。たとえば、マイルストンの完了時に、パブリック・イベントを使用してマイルストンに関連した請求アクティビティを開始できます。
パブリック・ビジネス・イベントを使用して、マイルストンの完了に基づいてビジネス・プロセスをオーケストレーションできます。たとえば、次のようにします。
- マイルストンに「完了」マークが付いたときに、後続タスクのリソースに対する通知を作成します。
- Oracle Integration Cloudを使用して請求アクティビティを開始し、マイルストンに関する情報を取得して請求イベントを作成するようにオーケストレーションします。
有効化のステップ
この機能を有効にするには、オプトインUIを使用します。手順は、この文書の「新機能のオプションの取込み」の項を参照してください。
オファリング: Project Execution Management
ヒントと考慮事項
- このパブリック・イベントは、プロジェクト・プランのマイルストンが「完了」ステータス(100%完了)に設定されると発生します。
- このパブリック・イベントは、プロジェクト財務プランの管理ページでもマイルストンとしてフラグが設定されている財務タスクに対しては発生しません。
- Oracle Integration Cloud (OIC)を使用してイベントをサブスクライブすれば、このビジネス・プロセスを完了するために必要な追加ステップを開始できます。
主なリソース
- 関連ヘルプ・トピック: プロジェクト実行管理の使用ガイドのプロジェクト・マイルストン・イベント
ロール情報
- プロジェクト・アプリケーション管理者(ORA_PJF_PROJECTS_APPLICATION_ADMINISTRATOR_JOB)
プロジェクト成果物ステータス変更に関するパブリック・イベントの生成
プロジェクト成果物に対するステータス変更のパブリック・ビジネス・イベントを作成します。たとえば、成果物の完了時に、このイベントを使用して別のアプリケーションのアクティビティを開始します。
パブリック・ビジネス・イベントを使用して、成果物のステータスまたは優先度の変更に基づいて、ビジネス・プロセスをオーケストレーションできます。たとえば、成果物に「完了」ステータスが設定されたときに、関連タスクの所有者への通知を作成できます。
有効化のステップ
この機能を有効にするには、オプトインUIを使用します。手順は、この文書の「新機能のオプションの取込み」の項を参照してください。
オファリング: Project Execution Management
ヒントと考慮事項
-
このパブリック・イベントは、成果物の進捗ステータスが変更されるたびに発生します。たとえば、成果物が「新規」から「進行中」に移行する場合や、「完了」から「進行中」に戻った場合などです。
-
パブリック・ビジネス・イベントは、成果物の優先度が変更された場合にも発生します。たとえば、成果物の優先度が「中」から「高」に移行する場合です。
-
成果物が作成または削除されても、パブリック・イベントは発生しません。
-
Oracle Integration Cloud (OIC)を使用してイベントをサブスクライブすれば、このビジネス・プロセスを完了するために必要な追加ステップを開始できます。
主なリソース
関連ヘルプ・トピック:
- プロジェクト実行管理の使用ガイドの成果物ステータス・イベント
- Oracle Help CenterのOracle Integration Cloud管理ガイド
ロール情報
- プロジェクト・アプリケーション管理者(ORA_PJF_PROJECTS_APPLICATION_ADMINISTRATOR_JOB)
プロジェクト・タスクの進捗ステータス変更に関するパブリック・イベントの生成
プロジェクト・タスクの進捗ステータス変更のパブリック・ビジネス・イベントを作成します。たとえば、タスクが「未開始」から「進行中」に移行すると、パブリック・イベントにより別のアプリケーションのアクティビティが開始します。
パブリック・ビジネス・イベントを使用して、タスク進捗ステータスの変更に基づいて、ビジネス・プロセスをオーケストレーションできます。たとえば、次のようにします。
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タスクが「完了」ステータスに移行したときに、後続タスクのリソースに対する通知を作成します。
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「完了」から「進行中」のようにタスクのステータスが逆戻りしたときに、プロジェクト・マネージャに対する通知を作成します。
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タスクが「進行中」ステータスに移行したときに、非Oracleシステムでアクティビティを開始します。
有効化のステップ
この機能を有効にするには、オプトインUIを使用します。手順は、この文書の「新機能のオプションの取込み」の項を参照してください。
オファリング: Project Execution Management
ヒントと考慮事項
- このパブリック・イベントは、最下位タスクまたは要約タスクの進捗ステータスが変わるたびに発生します。たとえば、タスクが「未開始」から「進行中」に移行した場合や、「進行中」から「未開始」に戻った場合などです。
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タスクが作成または削除されても、パブリック・イベントは発生しません。
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Oracle Integration Cloud (OIC)を使用してイベントをサブスクライブすれば、このビジネス・プロセスを完了するために必要な追加ステップを開始できます。
主なリソース
関連ヘルプ・トピック:
- プロジェクト実行管理の使用ガイドのタスク進捗イベント
- Oracle Help CenterのOracle Integration Cloud管理ガイド
ロール情報
- プロジェクト・アプリケーション管理者(ORA_PJF_PROJECTS_APPLICATION_ADMINISTRATOR_JOB)
タスクを変更オーダーに関連付けることができます。変更オーダーのタスク追跡機能の使用をプロジェクト・マネージャに許可すると、変更オーダーのレポート作成および詳細分析機能の改善に役立ちます。たとえば、プロジェクトのタスク別に新規、承認済および棄却済の変更オーダーに関するレポートを作成できます。
「変更オーダー詳細」ページでタスクを関連付けて、「変更オーダーの管理」ページでタスク情報を表示できます。この機能では、変更オーダーを検索したり、タスク別にソートすることもできます。
有効化のステップ
この機能を有効にするには、オプトインUIを使用します。手順は、この文書の「新機能のオプションの取込み」の項を参照してください。
オファリング: Project Execution Management オプションでなくなるバージョン: 11.13.19.07.0以降
ヒントと考慮事項
- 変更オーダーに関連付けられているプロジェクトからタスクを削除することはできません。
- タスク名またはタスク番号の自動提示または検索を使用して、タスクを変更オーダーに関連付けることができます。
主なリソース
- 関連ヘルプ・トピック: プロジェクト実行管理の使用ガイドの変更オーダーの説明
「保存して別の追加」ボタンを使用すると、リソース割当のプロジェクト・リソース作成時に、複数のリソースをすばやく追加して時間を節約できます。これにより、リソース割当プロセスでプロジェクト・リソースを作成するために必要な時間を短くできます。
有効化のステップ
この機能を有効にするには、オプトインUIを使用します。手順は、この文書の「新機能のオプションの取込み」の項を参照してください。
オファリング: Project Execution Management
ヒントと考慮事項
プロジェクト・マネージャは、「プロジェクト・リソースの管理」ページにナビゲートして、プロジェクト・リソースを追加し、複数のリソースを継続的に追加できます。「プロジェクト・リソースの管理」ページの最前面にリソースが表示されるため、プロジェクト・マネージャは「プロジェクト・リソースの追加」ダイアログ・ボックスから離れる必要がありません。
ロール情報
- プロジェクト・マネージャ(ORA_PJF_PROJECT_MANAGER_JOB)
プロジェクトでのリソース管理用に制限された処理があるプロジェクト・ロールの定義
プロジェクトのリソースの管理に使用できる処置を制限する追加のプロジェクト・ロールを作成します。たとえば、プロジェクト・マネージャには、リソース要求を作成してプロジェクト・リソース要求詳細を管理するための完全なアクセス権がありますが、ジュニア・プロジェクト・マネージャはこれらの機能がない場合があります。
リソースに対して格差を付けたアクセス権を付与するために一連のプロジェクト・マネージャ・ロールを作成できます。同じユーザーでも、プロジェクトが異なればアクセス権が異なることがあります。たとえば、1人のユーザーが、あるプロジェクトでは完全なアクセス権を持つシニア・プロジェクト・マネージャであり、別のプロジェクトでは「プロジェクト・リソースの管理」ページでプロジェクト・リソースを編集する権限が制限されているか、権限がないアシスタント・プロジェクト・マネージャである場合があります。
有効化のステップ
この機能を有効にするには、オプトインUIを使用します。手順は、この文書の「新機能のオプションの取込み」の項を参照してください。
オファリング: Project Execution Management
支出項目のプロジェクトおよびタスクに関連付けられた契約明細に基づいて支出項目詳細を表示する、BI分析の関連プロジェクト契約ヘッダーおよび詳細ディメンションから属性を追加します。
ヒントと考慮事項
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「プロジェクト作業プラン・リソース割当データの管理」という新しいデータ権限が、事前定義済の「プロジェクト・マネージャ」ロールおよび「プロジェクト実行」抽象ロールに自動的に積上げられます。オプトイン後、カスタム・ロールが設定されたユーザーには、「プロジェクト・リソースの管理」ページの表示専用バージョンのみが表示されますが、適切な機能ポリシーおよびデータ・セキュリティ・ポリシーを含めるために作成したカスタム・プロジェクト・マネージャ・ロールのロール定義を更新すれば表示を変更できます。適切な場合は、「プロジェクト作業プラン・リソース割当データの管理」権限をこれらのロールに追加する必要があります。
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セキュリティ変更は、「プロジェクト・リソースの管理」ページのカード・ビューとリスト・ビューの両方に適用されます。
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プロジェクト・マネージャがリソースを直接確認したり、確認済リソースを編集できるのは、「プロジェクトへのプロジェクト・リソースの割当」権限および「プロジェクト・データへのプロジェクト・リソースの割当」権限を含むロールが設定されたユーザーのみです。この権限セットは新しいものではなく、変更もありませんが、リソースの管理に使用できるセキュリティ・オプションの全体像を示すためにここに含めています。
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使用例:
サンプル・ロール | 機能権限 | データ権限 | 「プロジェクト・リソースの管理」ページのビジネス機能 |
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ジュニア・プロジェクト・マネージャ | プロジェクト・リソース割当の管理 |
プロジェクト・データのプロジェクト・チーム・メンバーの表示 |
表示専用 |
アシスタント・プロジェクト・マネージャ | プロジェクト・リソース割当の管理 |
プロジェクトのプロジェクト・チーム・メンバーの編集 |
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シニア・プロジェクト・マネージャ | プロジェクト・リソース割当の管理 |
プロジェクト・リソース割当データの管理 |
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主なリソース
関連ヘルプ・トピック:
- プロジェクト実行管理アプリケーションのプロジェクト・ロール: プロジェクト実行管理の実装ガイドの説明
- Oracle Help CenterのOracle PPM Cloudのセキュリティ・リファレンス・ガイドを参照してください。
ロール情報
- プロジェクト・マネージャ(ORA_PJF_PROJECT_MANAGER_JOB)
- プロジェクト実行(ORA_PJF_PROJECT_EXECUTION_ABSTRACT)
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