照合ルールのしきい値の自動受入および除外

照合ルールには、高い信頼度で一致するため照合結果を自動的に受理するか、低い信頼度の一致であるため自動的に除外するかを制御する構成可能なパラメータが用意されています。「しきい値の自動受入」および「しきい値の自動除外」パラメータは、オプションで照合ルール・インスペクタで定義できます。照合プロセスでは、各照合ルールおよび照合候補の照合スコアが、指定されたしきい値と比較されます。照合スコアが自動受入しきい値を満たすか超えると、照合するリクエスト項目に対して照合候補が自動的に受け入れられます。照合スコアが「自動除外しきい値」以下の場合、照合候補は、照合されるリクエスト品目の照合結果から自動的に除外されます。複数の一致候補が自動承認しきい値を満たす状況では、どの一致候補を受け入れるのが最適かを決定するために、一致候補をユーザーがレビューする必要があります。

ビジネス上のメリット: データ・マネージャが手動でレビューする必要がある一致結果の数は、ユーザーの生産性を向上させ、データ品質を向上させるために大幅に削減できます。