カスタマ・ポータルでのユーザー・グループのフィルタの表示

Knowledge Advancedインスタンスに次の構成が存在するとします:

表示 カスタマ・ポータル ユーザー・グループ
ViewA アルファ UserGroupA
ViewB ベータ UserGroupB

UserGroupAおよびUserGroupBの条件セクションを含むViewAとViewBの両方で使用可能な記事を作成できます。 この機能より前は、両方のカスタマ・ポータル(および両方のユーザー・グループ)へのアクセス権を持つコンタクトは、両方でまったく同じ記事を表示していました。 この機能を有効にすると、アルファ版カスタマ・ポータルを使用しているときに、記事の匿名部分と、UserGroupAで使用可能な記事の任意の部分が表示されますが、UserGroupBのセクションは表示されません。 UserGroupBセクションを表示するには、ユーザーはベータ・カスタマ・ポータルにログインする必要があります。

ビジネス価値:

この機能が役立つのは、ビューがコール・キューに連携し、クロス・トレーニングされたコンタクト・センター担当者がいる場合で、これらのビュー間には、異なるビューをターゲットにする必要がある特定のインストラクションを持つ多くのナレッジが重複していることです。 この機能より前は、これらのクロス・トレーニングを受けた担当者は、現在作業しているものとは異なるキューを対象としたコンテンツが表示されるため、ナレッジを使用するときに簡単に間違いを犯す可能性があります。 また、これにより、各ビューで記事が短くなるため、より速く消費できます。

有効化のステップ

管理者はオーサリングUIにログインし、「ツール」>「システム - 構成」>「コンテンツ表示構成」にナビゲートする必要があります。

そこで、「Use User Groups of Active Interface's View For Contact User」を有効にして、この機能をオンにします。 前述のすべてのユーザー・グループ/ビュー/カスタマ・ポータル/担当者構成をすでに持っている場合は、他に何も必要ありません。

この設定はAPIコールにも影響します。つまり、APIに対して構築されたUIもこの機能を利用でき、チェック・ボックスを選択するだけで済みます。

ヒントと考慮事項

この機能には、24Cへのアップグレードが必要です。