お客様のご提案からのアイデアの1つが実現されました。デポ修理作業オーダーの変換のサポート

資産変換により、資産の形態や機能が変更されて、その価値、有用性および効率が向上します。 修理作業オーダーを使用して、シリアル管理資産を別のシリアル管理資産に変換できるようになりました。 修理作業オーダーを作成する際に、変換作業オーダーとしてマークし、ターゲット資産を変換済資産として取得します。

資産変換用のデポ修理作業オーダーの作成

次のスクリーンショットに示すように、「修理オーダーの作成」ウィンドウで資産の修理作業オーダーを作成し、「ターゲット品目」(作業オーダー完了の結果として変換されるシリアル管理品目)を選択して「作成」をクリックします。

デポ修理作業オーダーの作成

デポ修理作業オーダーの作成

Maintenance Cloudでの変換作業オーダーの実行

「サービス・ロジスティクス」で修理作業オーダーを作成した後、Maintenance Cloudですべての作業オーダー・アクティビティを実行します。 「作業オーダーの編集」ページの「一般」タブの「完了情報」ヘッダーに、サービス・ロジスティクスの修理作業オーダーの作成ページに入力したターゲット品目など、変換作業オーダーの詳細が表示されます。

修理作業オーダーをクローズすると、ターゲット品目のシリアル番号が生成され、変換済資産が在庫に戻されます。

変換済資産の作業オーダーを再オープンすると、元の状態でその資産が表示されます。 資産履歴には、変換の一部として発生したすべての資産変更が表示されます。

この機能により、デポ修理プロセスを使用して、製品アップグレードおよび資産改良のために資産を変換できるようになりました。

有効化のステップ

「自分の保守作業」モバイル・ユーザー・インタフェース・ワークベンチを使用して作業オーダーを変換するには、次のオプトイン機能を有効にします:

ヒントと考慮事項

ターゲット品目の選択および変換作業オーダーの検証に関するMaintenance Cloudの主要な考慮事項について説明します。

  • 資産トラッキング済でシリアル管理されている品目に変換済資産を関連付けます。
  • ターゲット品目のシリアル生成ポリシーは条件付きで、作業オーダーの在庫完了オプションに基づいています。
  • ターゲット品目の単位は、資産の現在(変換前の)品目の単位と同じになります。
  • ターゲット品目は、資産の現在の(変換前の)品目と同じ作業オーダー組織に属します。
  • 変換作業オーダーの進行中は、同じ資産の他の作業オーダーをリリースできません。
  • 同じ資産に対して、2つの変換作業オーダーを同時に進行できません。
  • 変換作業オーダーの場合でも、完了時の資産変換はオプションです。
  • 変換中に使用するシリアル番号は、一意で有効なステータスである必要があります。