Redwood: 新規ユーザー経験を使用した保守プログラム予測の検索および管理

Oracleのスマート検索とフィルタを使用して、予測の管理ページで保守予測を検索および管理します。 スマート検索では、Oracle Search Extension Frameworkを使用して、予測の全文検索を迅速かつ簡単に実行できるように、強力な索引ベースの検索エンジンがOracleの次世代ユーザー・エクスペリエンスとともに提供されています。 保守プログラムでは、保守対応組織の1つ以上の影響を受ける資産について、予防保守予測を定義して生成します。 次に、予防保守作業オーダーの作成の基礎として、この予測が使用されるため、保守プランナのワークロードが削減され、保守プランナが保守プログラムの監査、最適化および例外ベースのイベントに集中できます。

スマート検索およびフィルタ

「検索」フィールドに、資産名、シリアル番号、組織などのキーワードを入力し、[Enter]キーを押します。 予測ステータス、期間、期日、資産番号などのフィルタを適用すれば、検索結果がさらに改善します。

保存済検索

個人用の保存済検索を作成して、各ロールに独自のデフォルト保存済検索を割り当てることができます。 好みの予測がデフォルト保存済検索に表示され、ワークスペースを開くと、それがランディング・ページにもなります。 保存済検索の作成方法を次に示します。

  1. 「検索」ボックスにキーワードと検索語を入力します。
  2. フィルタを追加し、フィルタ値を選択します。
  3. 「列の編集」を使用して、検索結果に表示される列を追加または変更します。
  4. 「保存」ダイアログで、保存済検索に名前を付けます。
  5. 変更を保存します。

索引ベースの強力な検索エンジンとOracleの次世代ユーザー・エクスペリエンスの組合せにより、迅速かつ簡単に保守予測の全文検索を実行できます。

有効化のステップ

この機能を有効にするには、オプトインUIを使用します。 手順は、この文書の「新機能のオプションの取込み」の項を参照してください。

オファリング: 製造およびサプライ・チェーン資材管理

  1. この機能を有効にするには、オプトインUIを使用します。 手順は、このドキュメントの「新機能のオプションの取込み」の項を参照してください。
  2. Oracle Search Extension Frameworkを有効にして、索引の作成、事前定義済の索引の取込みおよび検索機能の管理を行います。
    1. 「検索拡張機能フレームワークの有効化/無効化」(ORA_FND_SEARCH_EXT_ENABLED)プロファイル・オプションを「はい」に設定します。
    2. スケジュール済プロセスを実行するには、スケジュール済ジョブ定義の管理(FND_MANAGE_SCHEDULED_JOB_DEFINITION_PRIV)権限を持っていることを確認します。
    3. スケジュール済プロセス「索引定義を作成してOSCSへの初期取込みを実行するESSジョブ」を使用して、索引定義を作成し、OSCSプロセスへの初期取込みを実行して、索引を作成して事前定義済索引を取り込みます。
      • 「再取込みする索引名」パラメータを「fa-alm-maintenanceforecasts」に設定します。
      • スケジュール済プロセスを実行します。

ノート:索引名を指定しないと、すべての事前定義済索引に対してプロセスが実行されます。

ヒントと考慮事項

索引がすでに作成されており、索引をクリアしてすべてのデータを再度取り込む必要がある場合は、「索引定義を作成してOSCSへの初期取込みを実行するESSジョブ」スケジュール済プロセスを再実行できます。 これは、本番システムとテスト・システムの両方で役立ちます。

ただし、索引のルーチン更新では、「OSCSへの一括取込みを実行するESSジョブ」スケジュール済プロセスを使用します。 このプロセスでは、期日、作業オーダー参照、期日ステータス値など、最新の予測更新で索引がリフレッシュされます。

このプロセスを発行するには、次のパラメータを設定します:

  • 一括取込みを実行するプログラム名: MNT_FORECAST_BULK_INGEST
  • 追加フィルタ: 空白のまま
  • レコードの保存: 空白のまま

索引を最新の状態に保つために、「OSCSへの一括取込みを実行するESSジョブ」プロセスを、少なくとも1日に1回実行するようにスケジュールすることをお薦めします。 ただし、予防保守予測を更新するために、「保守予測の生成」および「保守作業オーダーの生成」プロセスの後にこのプロセスをスケジュールしてください。 ビジネス・ニーズに応じてこのプロセスをより頻繁にスケジュールしたり、必要に応じてこのプロセスをオンデマンドで手動実行して索引をリフレッシュできます。

主なリソース

アクセス要件

索引を作成および更新するためのスケジュール済プロセスを実行するには、次の構成済ジョブ・ロールのいずれかが必要です:

  • 保守マネージャ
  • 保守技術者
  • 資産管理者

次の権限を含む構成済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、これらのスケジュール済プロセスを実行できます:

  • スケジュール済ジョブ定義の管理(FND_MANAGE_SCHEDULED_JOB_DEFINITION_PRIV) 

これらの構成済ジョブ・ロールおよび権限は、この更新の前から使用可能です。