生成AIの使用による資格質問の作成

新しい分野をカバーする資格プログラムを開始または拡張するには、調査からアンケート要件の決定に至るまで、多大な労力が必要になります。 生成AIを使用して、新しいサプライヤ資格の開始に要する時間を大幅に短縮し、作成プロセスを合理化できます。 たとえば、サステナビリティ、ガバナンス、財務的実行可能性および様々なサプライヤ・リスクなどのトピックに関する質問を、生成AIに提示させることができます。

資格領域の名前と摘要を入力し、「質問」タブの「AI支援」ボタンをクリックすると、AIがその資格領域の質問を提示します。

AIを使用した資格領域での質問の作成。

AIを使用した資格領域質問の作成

AIエンジンにより、資格領域の質問が最大10個提示されます。

AIが提示した質問のレビュー

AIが提示した質問のレビュー

まず、質問テキストをレビューし、それがニーズに適しているかどうかを確認してから、不要な質問テキストを削除します。 その後、各質問の詳細をレビューし、必要な編集を加えてから、資格領域に質問を追加します。 オプションで、摘要を変更して「AI支援」ボタンをクリックし、質問を再生成できます。

質問の詳細を編集します。

質問の詳細の編集

質問テキストの生成に加えて、AIエンジンは質問名、応答者タイプ、質問タイプ、スコアリング・モデルなどの他の属性の提示および移入も行います。 さらに、許容する応答を提案し、該当する場合は、許容する各応答に推奨スコアを割り当てます。

選択した質問が資格領域に追加されます。ここでさらに変更を加えてから、アクティブ化し、サプライヤ資格イニシアチブで使用できます。

これらの機能のデモを次に示します:

有効化のステップ

この機能を有効にするには、オプトインUIを使用します。 手順は、この文書の「新機能のオプションの取込み」の項を参照してください。

オファリング: 調達

ヒントと考慮事項

この機能には次の制約があります。

  • AI生成の質問は、常に英語で作成されます(将来のリリースで他の言語のサポートを予定)。
  • この機能は現在、下書きステータスの資格領域に対してのみ使用でき、サーベイ・タイプ資格領域はサポートされていません。
  • AIが生成する質問には不正確さが含まれている可能性があるため、アクティブ化の前にレビューが必要です。

主なリソース

アクセス要件

この権限を含む構成済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、この機能にアクセスできます。

  • サプライヤ資格領域の編集(POQ_EDIT_SUPPLIER_QUALIFICATION_AREA_PRIV)

この権限はこの更新より前に使用可能でした。